アウトドアからアーバンへ
起毛仕上げの繊維素材。それがFLEECE=フリースの定義だ。誕生したのは1979年のこと。アメリカのモールデン社が開発したそうな。軽い、柔らかい、温かい、乾きやすい。で、いろいろ便利なわりに安いっていうのがこいつの魅力。当然、アウトドアウエア用の生地として重宝されたのだけど、最近はすっかりタウンユースなアイテムとしても市民権を得ていて、これを上手く着ている人はむしろおしゃれ上級者って感じもあるくらい。1枚できてもいいし、ミドルレイヤーとして使ってもいい。これからの季節かなり使えるアイテムだ。
各¥9,990+tax
ご覧のとおり、まるで羊の皮をかぶったようなモコモコしたルックスがフリースの特徴。そもそもFLEECEっていうのは「羊一頭から刈り取られた一つながりの羊毛」を意味するもの。だけど使っているのは本物の羊毛じゃなく化繊。だから安価っていうのもあるわけだ。最近じゃあペットボトルをリサイクルした素材で作られているのもあるくらい。ある意味エコなアイテムでもあるわけ。
¥8,490+tax
一昔前のフリースジャケット言えばシルエットも素材感もかなり野暮ったくて、街で着るなんてことは考え難いもの(それこそ上級者のおしゃれ)だったけれど、最近はシルエットもだいぶ洗練されているし、素材感もすっきりしてシャープさもある。例えば上のフリースジャケットみたいに袖だけ別生地で切り替えられていたりと、かなりファッションとして取り入れやすいものも多いよね。
あえてドレッシーなパンツを合わせてみたり、ワントーンでシックに着こなしてみたり。インナーとしてもかなり汎用性が高いから、薄手アウターの下に重ねたりして秋用の服を冬に楽しむことだってできる。ウィンタースポーツをするときにも活躍するし、冬キャンプならダウンの下にこれを着たりね。まさにオールマイティなスグレモノ。とにかく頼りになるアイテムなわけです。
アメリカンイーグル アウトフィッターズ
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