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AMRICAN EAGLE OUTFITTERS®と考えるアメカジのイロハ。 vol.25

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タイプ別にニットを選んでみる

メンズファッションのアウターって基本的にシンプルでスタンダード。ダウンとか、ミリタリーアウターとか、Pコートとか、ダッフルとか。毎年、サイズ感やディテールで多少アップデートはされているけれど、実はベース自体はそんなに大きく変わっていないんだよね。特にシンプル&スタンダードがもてはやされる最近はそれが顕著。だからむしろ一張羅のアウターで勝負するよりも、コーディネートで変化をつけたり工夫を凝らしたりするのが、最近の冬スタイルの攻略の基本なのだ。例えば冬だったら、ニットの種類にこだわったりして。

<ショールカラー>

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(左)¥10,990+tax (右)¥9,990+tax

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(左)¥6,490+tax (右)¥10,990+tax

ショールカラーのショールとは英語でShawlのこと。つまり肩掛けという意味だ。これは肩からショールをかけているように見えることからそう名付けられたそう。ちなみに日本ではへちま襟と言う。その昔、西洋では家で着るガウンなどに多用されていたことから、よりリラックスした雰囲気を感じさせるのが特徴。洋服の上から羽織るものだったわけで、そういう意味では“アウター”的に着ることが多いのも頷ける。

カウチンニットをベースにした幾何学柄のもの(上段左・下段右)ならほっこりとしたイメージがつくし、スクールテイストでジップアップ仕様のスポーティなもの(上段右)ならトラッド&プレッピーなエッセンスが取り込める。さらにシンプルなプルオーバータイプのもの(下段左)は着こなしやすいけどちょっとニュアンスがあるというのがいい。

インナーとしても浸かるし、フロントーが開くタイプなら下にインナーダウンなどを合わせてアウター的に使ってもいい。スタイリングのバリエーションが広がるアイテムだ。

<ノルディックパターン>

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(左)¥6,490+tax (中)¥6,490+tax (右)¥6,490+tax

ノルディックセーターとは北欧に古くから伝わる伝統的な模様を表現したニットのこと。なかでもスノーフレーク(雪柄)はメジャー。クラシックだけどモダンなスタイルと相性が良く、ファッションとしてのニットの定番柄としても人気だ。

ベーシックな冬の着こなしは平坦になりがち。そんなときこんなニットをさすだけで見栄えがする。アウトドアテイストの着こなしなんかとも相性がいいよね。

<ニットパーカ>

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すべて¥8,490+Tax

で、今季ちょっと注目したいのがニットパーカ。例年に増して種類が多く、冬の着こなしに新しいムードを加えてくれそうな予感だ。なかでもチェックして欲しいのがフォークロアテイストのそれ。ちょっとメキシパンパーカ風の佇まいが久々にヒット。フードもいいアクセントになるし、ベーシックな冬のアウターをフレッシュに見せるにはかなり使えそうだ。こんな風にトーンを抑えた柄行きならコーディネートにも取り込みやすい。冬の一歩進んだ選択として是非オススメしたい。

経験上、ワードローブにニットのバリエーションが多いやつっていうのは、たいていファッションセンスの高いやつが多い。毎日同じアウターを来ていても飽きさせないしね。今からでも遅くない。ニットウエアのご準備を。

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