model_ 10th Anniversary

ブランド10周年を記念したスペシャルモデル。牛革にカモ柄をプリントし、さらにその上から製品染めを施しています。全4色展開で、それぞれにフック付きのコインケースが付属。/ボディバッグ 各¥22,680(H:16 W:35 D:4)

model_ 10th Anniversary

カモ柄プリントと製品染めはボディバッグと同じ仕様。持ち手と底部にはより強度の強いレザーを当てています。マットブラックで統一されたパーツ使いも見逃せないポイントです。/トートバッグ ¥31,320(H:33 W:43 D:17)

model_ POINT

本体縫製後に色付けし、さらにオイルを手塗りすることで柔らかさと艶を加え、より味わい深い表情に。使っているうちに出てくる持ち手部分の黒ずみや、全体のオイルの抜け具合も楽しみ。/トートバッグ ¥27,000(H:41 W:38 D:7)

model_ POINT

A4サイズのファイルが綺麗に収まるやや小ぶりのショルダーバッグ。色付けした後に手でオイルを塗り、独特の光沢を演出。ストラップの長さを調節出来るので、斜め掛けと肩掛けで使い分けたい。/ショルダーバッグ ¥24,840(H:25 W:34 D:11)

model_ ANSA

国産牛革にクロムとタンニンのコンビネーション鞣しを施し、しっとりした質感を表現。ジップの配置や開口部の形状、フロントの取手など、ブランドならではのエッセンスを落とし込んだアイテムです。/リュック ¥36,720(H:47 W:25.5 D:13)

model_ ANSA

厚口の牛革にクロムとタンニンの鞣しを施し、柔らかさとハリ感を出した2WAYトート。仕上げに油性ワックスコーティングすることで独特の艶を出しています。シルバーのパーツ使いも秀逸。/2WAYトートバッグ ¥38,880(H:30 W:46 D:8.5)

model_ POINT

製品後に色付けしオイルを手塗り。さらに製品全体に1本1本バフ加工を施しアタリツヤを出して雰囲気を深めた、手の込んだ2WAYショルダー。ストラップの装備位置を変えれば縦長に。/2WAYショルダーバッグ ¥23,760(H:34 W:32 D:6.5)

model_ ANSA

クロムとタンニン鞣しを施した牛革を、さらにワックスコーディングした、マットな質感が特徴のボストンバッグ。2泊3日程度の旅行なら余裕です。サイドのベルトを外せば容量も増大。/ボストンバッグ ¥41,040(H:28 W:42 D:16)

model_ POINT

開口部がレザーで覆われた、通称”かぶせトート”。縫製後の色付けと手塗りのオイルで、独特の発色と柔らかさを出しています。斜め掛けと肩掛け、2通りの使い分けが可能。/2WAYトートバッグ ¥35,640(H:44 W:32 D:10.5)

model_ STC

国産のフルタンニンレザーを使い、染料とオイルを繰り返し塗ることで、艶や色味に深みを持たせた、これぞ経年変化が楽しめる代物です。毎日ガシガシ使いたい。/手前 カードケース ¥7,020(H:7.5 W:11 D:2)奥 コインケース ¥5,940(H:7 W:9.5 D:2)

過去に何度も〈クリード〉の特集企画を手掛けている栃木氏。スタイリストという職業柄、これまで何千何万というアイテムを見て、触れてきた彼だからこそ語れる〈クリード〉の魅力とは。


栃木雅広 スタイリスト
1978年大阪市生まれ。「GQ JAPAN」や「GAINER」等のファッション誌を中心に、広告、タレントのスタイリング等で活躍中。またブランドのカタログやファッションページ全体の企画・構成など、ディレクターとしてもその才能を発揮。趣味はバスケ、ゴルフ、釣りとかなりアクティブ。一児の父でもある。

すべての要素がちょうど良いって、なかなかないですよね。

「スタイリストという仕事柄、毎シーズン数えきれないくらいのバッグを見るわけですが、やっぱりよく目に入るのって、どこか奇抜なものが多かったりするんです。でも、実際スタイリングの中に取り入れてみると、どうもハマらないというか、腑に落ちないっていうのが結構あるんですよ。つまり、服がメインのはずなのにバッグの個性が強すぎてバランスが崩れてしまうということです。もちろん企画の趣旨によりけりですが、やはりバッグの立ち位置って、コーディネートを全体として捉えた場合、着こなしの引き立て役だと思うんです。そう考えると、〈クリード〉のバッグってすべての要素がちょうど良いというか、つい使いたくなるアイテムなんです」

カジュアルからジャケパンスタイル、これが〈クリード〉のストライクゾーン。

「デザインが奇抜じゃなく極めて汎用性が高い、それでいて普通すぎないのが〈クリード〉の魅力ですね。味のあるレザーの質感だったり、ちょっとしたストラップのギミックだったり、変に奇をてらうことなく、純粋に使い手のことを考えたモノづくりが、この10年間バッグブランドの第一線を走り続けてこられた所以だと思います。僕が〈クリード〉のことを知ったのは3,4年前ですが、当時から一目置く存在でしたし、使い易くて適度に主張してくれるので、よくスタイリングのひとつとして使わせて頂いてました。ただ、スタイル的な部分で言うと、広義の意味でのビジネスバッグではないので、銀行の人が持つような直球なスーツにはちょっと合わせづらいかもしれないですね。カジュアルはもちろん、ジャケパンスタイルぐらいまでであれば、どんなスタイルにも合うと思います。しかもON・OFFの両方で使えるかなと」

初めてレザーバッグを買おうと思っている人の入門編的存在。

「若い子からしたら、レザーバッグって少し難易度高そうに見えると思うんです。でも〈クリード〉が作っているバッグのほとんどは、ツルッとしたビジネスライクなレザーじゃなく、最初から味が出ているので気恥ずかしさはないはずです。それこそレザーバッグが欲しいっていう人の入門編として捉えてもいいと思いますよ」

使い勝手も大事、でもやっぱりスタイルありきでバッグは選びたい。

「バッグってその人のライフスタイルや使用するシーンにとても影響されやすいアイテムですよね。実際僕の場合、打ち合わせのときはクラッチバッグですし、リースが多いときは大きいトートバッグを使っています。つまり、シンプルで十分なときもあれば、使い勝手が重要視されることもあるということ。ただ今のトレンドの流れとして、服も同じですが、どちらかというとシンプルで分かりやすいモノが求められている気がします。今シーズンの〈クリード〉のアイテムを見ると、ボディバッグやトートバッグ、ショルダーバッグにバックパック、ボストンバッグ、カードケースまで種類も豊富ですよね。なので、自分のライフスタイルに合わせて使うバッグを変える、そういう選び方が出来るのも、ある意味”大人”と言えるのではないでしょうか」

Creed

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