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ゴリラコーヒーのツボ♡ コーヒー通のスタイリスト池田尚輝が紐解く魅力。

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左からベイクルーズ・野田 晋作さん、ゴリラコーヒー・山田 潤さん、スタイリスト・池田 尚輝さん

個性的な味わいの「ブレンドメントシス」と、バランスの良い「シブヤブレンド」。

野田: 池田さんは普段からよくコーヒーを飲むっていう話をよく聞きます。 

池田: 毎朝自分でも淹れて飲みます。キャンプにもよく行くのでそこでも。ずっと浅煎りのコーヒーが好きだったんですが、あるとき中煎りのコーヒーを飲んでからコクと甘みのあるものも飲めるようになりましたね。

山田: いま池田さんに飲んでいただいているのは「ブレンドメントシス」という〈ゴリラコーヒー〉のシグネーチャーブレンドの豆で淹れたホットコーヒーです。濃いめに抽出していて、ガツッとした重量感とスパイシーな酸味が味の特長になっています。

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池田: 色では、黒みが薄いですよね。

山田: 深煎りの豆ではないのでコーヒー自体の色は濃くないです。ただ豪快な味わいが楽しめるように、豆の個性が活きる挽き方や豆の量にこだわって淹れています。飲んでみていかがですか?

池田: 中煎りベースなのにベーシックな味がしますね。あっさりしているんだけど、ちゃんと奥行きがあるというか。

山田: で、こちらが同じ「ブレンドメントシス」で淹れたエスプレッソです。

池田: んー! 酸味がグイグイきますね。すごく個性的な味です。

野田: 僕はもともとローストの強い苦味のあるコーヒーのほうが好きだったんだけど、このエスプレッソの酸味に慣れてくると「これじゃなきゃダメ」ってなったんですよ。コーヒーの豆ってもともと果実の種じゃないですか。だから酸味があるほうが豆本来の味が活きていてよい。日本でも徐々に酸味の強いコーヒーが市民権を得てきていますよね。

池田: 酸味といっても、嫌な酸味ではないですね、これ。

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野田: それで、いちばん酸味が出るのが水出しの「コールドブリュー」。これをいま〈ゴリラコーヒー〉でもおすすめしていて。香りはコーヒーなんだけど味はプルーンのようなフルーティーな味わいなんです。いまアメリカでも物凄く流行っているみたいなんで、よかったら飲んでみてください。

池田: 豆の味がダイレクトに伝わってきますね。暑いからアメリカーナを飲みたい、というときによいかもしれない。「ブレンドメントシス」は個性が強い豆のブレンドなんですね。

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山田: そうですね。その「ブレンドメントシス」に対して、渋谷店オリジナルの「シブヤブレンド」は飲みやすいコーヒーになっています。いかがですか?

池田: 本当だ! 酸味と苦味のバランスがよく日本人の舌に合うような味になっている。いわゆる“飲み慣れたコーヒー”という感じです。〈ゴリラコーヒー〉は個性の強いコーヒーと飲みやすいコーヒーの両方があるから、お客さんとしては来やすいですね。

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