普段使いにちょうどよいサイズ感。

—まずは運営されている「ANAGRA」ではどんなところでしょう?

細野:基本的には、ぼくが気になるアーティストの展示といったところですね。売れてる売れてないというより、純粋にかっこいいと思うアーティストを選んでます。床下の展示スペースも使ったりとわりと自由に楽しんでやってますよ。あとはギャラリー内に併設したバーでお酒も出したりとか。

—では、仕事ではどんな用途でバッグを使うことが多いですか?

細野:ANAGRA以外にも外で仕事や打ち合わせが多いので、移動の時には必ず使います。基本的に荷物が多いので、大容量でガシガシ使い込めるタイプのバッグは重宝しています。

—この〈ハーシェル サプライ〉のバッグの使い勝手はいかがですか?

細野:これ以外にデイパックは普段からよく使うのですが、サイズ感もちょうどよく、造りもしっかりしているので荷物もたくさん詰め込められるのが気に入っています。

機能性の高いバッグに目がない。

—どういったバッグを持ってますか?

細野:バッグはスニーカーとかと一緒で、ついつい集めてしまうものなんですよね。古着屋さんとかでもいいなと思ったモノがあると、すぐに衝動買いしちゃいます。なので使っていないモノもけっこう多いのですが、基本的にはデイパックが多いです。あとはメッセンジャーバッグだったり、サコッシュとかも好きですね。

—なるほど。トートバッグなどは使ったりしないですか?

細野:実はトートバッグって使ったことないんですよ。特になにか大きな理由があるわけではないんですけど、なんだか気恥ずかしさもあって敬遠してしまっているんですよね。もう少し大人になったら、使えるようになるかもしれないですね(笑)。

—バッグに必ず入れているモノはありますか?

細野:どこへいっても仕事ができるように、ノートパソコンは必ず入れています。昔は貴重品なども入れていたんですけど、少し前にバッグを失くしたことがあって、それからは貴重品はバッグに入れないようにしています。そもそもバッグを失くすこと自体、あまりないですよね(笑)

—ちなみに次に気になっているバッグなどはありますか?

細野:〈ハーシェル サプライ〉はラインナップが本当に幅広いと思うのですが、中でも完全防水仕様のバッグがいいなと。仕事ではどうしても実用性メインなので、そうした機能性は最近けっこう重視していますね。

愛着あるものは長く使いたい。

—ファッションとして捉えたときに、バッグはどんな役回りなんですか?

細野:あまり考えたことないですね。でも基本的にいつも使うバッグは一定期間あまり変わらなくて、中身もそのままにしていることが多いんです。だからどんなスタイルの服にも合わせやすいバッグが必然と多くなりますね。

—細野さん自身、バッグに求めているモノってなにかありますか?

細野:一度バッグをなくしていることもあるので、GPS機能はつけてほしいなって思いましたね(笑)。意外に需要あると思うんですよね。あとはやっぱり頑丈さにつきるかな。やっぱり愛着のあるバッグは、ずっと使いたいじゃないですか。

—細野さんの周りで、〈ハーシェル サプライ〉のバッグを使っている方って他にもいらっしゃいますか?

細野:ギャラリーに来てくれるお客さんで使っている人もいますね。値段も安くて、シンプルなモノも多いし、どこにでも持っていけるラフさはいいですよね。

細野晃太郎(ほそのこうたろう)

東京は半蔵門に構えるギャラリースペース「ANAGRA」の発起人でもあり、これまでに数多くの国内外のアーティストや作家の才能を見出してきた若きキュレーターとしても知られる。4月からは、当初の構想通りでもあった「ANAGRA」という場所と機能は残しつつ、自身はまた新たな道へと進む。その後の活動の詳細については下記にて。

www.anagra-tokyo.com