アメリカのスケーターや自転車乗りを通じて。

—峰村さんのご経歴を教えて下さい。

峰村:今年のはじめくらいまでいくつかのコーヒーショップでバリスタとして働かせていただいていて、バリスタを始めた当初からの夢でもあった独立に向けて、今はフリーランスのバリスタとして活動しています。

—〈ハーシェル サプライ〉を初めて知ったきっかけは?

峰村:20歳の頃にアメリカへ留学していて帰国後も何度か足を運んでいたんですが、いつからか気がついたら遊びに行っていた現地のスケートショップなどで〈ハーシェル サプライ〉のバッグを見るようになったんです。その頃からアメリカではスケーターや自転車乗りなど、いい感じのキッズたちが使っていたので、特に印象に残っています。

—当時はブランドに対してどんなイメージを持っていましたか?

峰村:最初は、デザイン性が高くて、幅広いラインナップのバッグや小物などのアイテムを展開しているブランドだなと。それから街中でよく見かけるようになって、先ほども話したように感度の高い人たちから学生まで幅広い層に支持されているブランドなのだということを知りました。

—〈ハーシェル サプライ〉のバッグの実際の使い勝手はいかがですか?

峰村:これはオーセンティックなデザインだけど、実はボディがバリスティックナイロンの素材だったり、止水ジップを採用していたりと機能性も高いところが気に入っています。さらに値段もお手頃でコストパフォーマンスも高いので、真っ先に手が出しやすいブランドかなと思いますね。

バッグを使うときのマイスタイル。

—普段はどんなシーンでバッグを使うことが多いですか?

峰村:雇われバリスタをしていた頃は、通勤時に必ずバッグをもっていました。現在もフリーランスとして活動しながらも、リサーチや打ち合わせなどで外を移動することが多いので、やはりバッグは必須アイテムになりますよね。

—これまでにどんなバッグを使ってこられたんですか?

峰村:以前はずっと自転車に乗っていて、その時は安全面からバックパックやサコッシュなどを頻用していました。今は自転車の買い替えを検討していて、あまり乗っていないのですが、ちかぢか友人も働く代々木上原の「ブルーラグ」で新車を購入する予定なんです。そうしたら今よりもバックの活躍の場が増えそうです。

—バッグに必ず入れているモノはありますか?

峰村:特に毎回決まったものが入っているわけではないのですが、仕事で使用するノートPCやメモ帳、スケジュール帳、あとはタンブラーやタンパー(エスプレッソ抽出時にフィルターに豆を詰めるツール)もよく持参していますね。特にメモ帳は、普段の生活で気になったことや仕事関係の方とお話しするときには、いつでもメモをとれるようにバッグに忍ばせています。

—峰村さんがバッグを使う上でこだわっていることなどはありますか?

峰村:ポリシーとまでは言わないまでもスタイルとして、ずっと好きだったスケーターたちの使い方は参考にしています。海外でもそうですが、いつの時代もスケートカルチャーから発信されるものってクールだと思うので。最近は、なんとなく片側の肩のみで背負ってみたり、そうした細かい部分で自分なりのスタイルを楽しんでますね。

好きなカルチャーやライフスタイルと合致。

—好みのバッグはどんなものですか?

峰村:やっぱりデイパックのようなシンプルなバックパックが汎用性も高くて好きです。でも最近はエコトートのような簡易なモノではなくて、大人が使っても遜色のない重厚感のあるトートバッグが気になっています。それこそ一生モノのアイテムがあれば、買いたいと思ってます。

—バッグに求める機能はなんですか?

峰村:どんなモノでも長く愛用したいと思っているので、耐久性は大事ですね。あとはデザインや機能がチープすぎるのも最近はあまり気分じゃないかも。昔はそういったバッグをあえて使うという楽しみ方もしてましたが、少しずつ年相応のモノを求めるようになったのかもしれません。

—素材の好みなどはいかがですか?

峰村:ナイロンが好きです。丈夫で軽量なモノが多いので使いやすい印象があるんです。逆に本革やスエードなど高級なイメージのモノはあまり使ってこなかったので、いつかはデビューしたいとも思っています。

—最後に、今後の峰村さんのクリエイションに〈ハーシェル サプライ〉のアイテムはどんな影響をもたらすと思いますか?

峰村:海外を行き来していた頃から馴染みのあったブランドだったし、僕自身の好きなスケートカルチャーともリンクしていると思うので、きっとこれからも身近な場所にあるブランドなのかなと思います。僕自身のクリエイションと直接は関係ないかもしれませんが、スケートのように好きなカルチャーや、自分のライフスタイルにハマるブランドがあるっていうのはうれしいことですね。

峰村命

学生時代にアメリカ西海岸へ留学したことをきっかけにコーヒーに魅了される。帰国後いくつかのコーヒーショップやスタンドを経て、フリーランスのバリスタとして活動。今夏には自身が手掛けるコーヒーショップをオープン予定。その詳細についてはHP、あるいはInstagramでチェックしてみよう。

www.dearalltokyo.com
Instagram:@_dear_all︎_