ちょうどいいサイズ感。
だから持ち運びも楽。

-まずは Surface Pro 3 を使用してみての率直な感想を聞かせてください。

モリカワリョウタ氏(以下、モリカワ/敬称略):画面を指で触って認識するというダイレクト感がいいですね。わざわざキーボードで入力する必要がなく、直感的に使える点が気に入りました。

タカハシリョウヘイ氏(以下、タカハシ/敬称略):僕はディスプレイの鮮明度に驚きました。文字や写真がはっきりと引き立っているし、角度による見づらさみたいなものもなくて、使いやすかったですね。

-サイズ感はいかがですか?

タカハシ:ちょうどいいと思います。これくらいが一番使いやすいんじゃないかな。

モリカワ:あとは想像以上に薄くて軽かったですね。今、自分が使っているノートPCと比べるとかなり軽い。これだったら持ち運びも億劫にならないですね。

-オザワさんはいかがでしょうか?

オザワテツヤ氏(以下、オザワ/敬称略):ちょっとマニアックなのかもしれないけれど、キーボードを着けるときのパチッといく感じがすごく好きです。安心するというか、ちゃんとハマっているのがわかっていいなと思いました。ちなみに、このキーボードは他の色もあるんですか?

-そうですね。ブラック、ブルー、パープル、シアン、レッドの計5色で展開されています。

オザワ:そういうアレンジも楽しくていいですよね。その人の好きな色のキーボードだったら、より気分も上がると思うんです。あとは、ものすごくタフなキーボードとかがあってもいいですよね。極論言えば、南極とかでも使えるもの。それについては今後に期待したいです(笑)

すべての資料を Surface Pro 3 に。
そうすれば、荷物を大幅に減らせる。


-みなさんのPCの使い方についてもお聞きしたいのですが、普段はどのようなことで使用することが多いのでしょうか?

モリカワ:多分、3人とも使い方はそれほど変わらないと思うんだけど、基本的には事務的なことが多いと思います。メールをしたり、商品の発注をしたり。あとはネットサーフィン?(笑)

-では、作業中にPCを使うようなことはないんですね。

モリカワ:まずないですね。

オザワ:作業中はアイデアを書いた紙を持って、3人でああだこうだ言いながら動いていることがほとんどです。

-では、3人の活動のなかで Surface Pro 3 はどのようなシーンで活用できそうですか?

モリカワ:外部との打ち合わせとかで役立ちそうですよね。じつは今でもけっこうアナログな感じで会話をしていて、紙とペンを使って説明したり、写真を持って行って見せたりしているんです。そういうことを Surface Pro 3 があれば一元化できるのかなと思います。

タカハシ:大量の資料を持ち運ぶ必要もなくなるし、打ち合わせで決まったことは標準搭載されている、デジタルノートアプリの OneNote に書いておけば、すぐに共有できますしね。

-なるほど。

モリカワ:OneNote を使えばリストの共有化も楽にできますよね。たとえば、材料を買ったものとまだ買っていないものに分けて記入しておいて、購入したらリストを更新するということをやっていけば、3人の動きもよりスムーズになるのかなと感じました。

GELCHOP(ゲルチョップ)
モリカワリョウタ、オザワテツヤ、タカハシリョウヘイの3人によって結成された3D造形グループ。立体というカテゴリーのもと、アートワーク、玩具、農作物などのさまざまなプロダクトを手作業で生み出し続けている。

http://www.gelchop.com/

-アイデア出しから実際に作業に入るまではどうやって進行しているんですか?

モリカワ:場合によりけりなんですけど、誰かが持ち寄った漠然としたアイデアに対して、3人で意見を交わしながら詰めていく感じですね。

タカハシ:もうけっこうな年月を同じ面子で過ごしているので、阿吽の呼吸というか、なんとなくお互いがやりたいことがわかるから、それで事足りることが多くなっています。とはいえ、3人が離れていることも多いので、そういうときは携帯電話で写真を撮って、それを送ってから後で電話をすることもあります。

-そういう場面でも Surface Pro 3 は役立ちそうですよね。

モリカワ:そうですね。電話をしなくても写真にメモ書きをして、それを共有するだけでお互いの意図がわかるようになるかもしれません。

タカハシ:そういう意味でいうと、今ってアイデアを紙に書いては消し、書いては消しというのを繰り返しているんです。そういう手間もいらなくなるかもしれませんね。イメージに近い写真を探してまとめておけば、なんとなくやりたい方向性もわかりますし。

オザワ:さらに言うと、制作中にもけっこう仕様が変わったりするんです。そういうときにメモを書き足したり、写真を付け加えたりしながら、よりブラッシュアップしていくことも可能なのかなと思います。また、ノートPCだと立ち話がしにくいから、そういうときはタブレットにして他のメンバーとどこでもイメージ共有したりもできますよね。

モリカワ:確かに。立ち話のなかでもイメージ共有できたら、仕事がさらにスムーズになりますね。さっきPCは作業場ではあまり使わないと言いましたが、 Surface Pro 3 だったら薄くて軽いので、どこでも持ち歩くことができると思いました。僕らの働き方そのものをアップデートしてくれるデバイスなんじゃないかな。

-いわゆる作業空間でも Surface Pro 3 は役立つということなんですね。では最後に、今後に期待したいことなどがあればお聞かせください。

オザワ:さっきも言いましたけれど、ある特定の場所でも使えるような、それこそ“プロ仕様”のモデルとかが出てくると魅力的だなと思います。

モリカワ:戦場でもガンガン持っていけるようなモデルとかね(笑)。僕が思ったのは、画板みたいに首に下げるスペックを搭載したら両手が空いていいかなぁと。そういうアクセサリーとかがあっても面白いと思いますよ。

タカハシ:それいいね、僕もほしい! というか、それ作りたいね(笑)!