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MY ESSENTIALS　～目利きのお気に入り～ NO.01 6 ディレクター 吉田恵理子

「〈Levi's®〉の「701」です。左は、高円寺のどこかの古着屋で購入したもので、右はウチのお店で展開している〈Levi's® VINTAGE CLOTHING〉の1950’sの復刻モデルですね。キャットストリート店で購入しました。2013の秋冬に〈6〉を立ち上げた際、赤いリップと〈レイバン（Ray-Ban）〉が似合う女性というのが軸にあり、現代のマリリンモンローをアイコンにしていました。彼女が好んだ「701」はヒップラインのシルエットが女性らしく、またハイウエストでもあるので、シンプルなトップスをチョイスしてもインにした時に新しいスタイリングになりやすく、女性らしさが表現しやすいという点で〈6〉のスタート時から展開しています」

「フランス人のモデルであり、アーティストとしても活動するCaroline de maigret（キャロライン・デ・メイグレ）が出ているPHOTO BOOKです。カタログのモデルとして出てもらいたかったくらい、〈6〉のコンセプトにばっちりハマっている女性ですね。今シーズンのアイコンとも言える存在で、〈6〉が表現したい女性像にすごく近いんです」

「〈ルケーシー（Lucchese）〉の正統派なウエスタンベルトは持っているのですが、もう少しルーズに遊び感覚で付けられるベルトとして、こうしたコンチョベルトを。エスニックは〈6〉を形成するカテゴリー要素の一つですし、度々巡って来る気分にフィットさせるため、こういった小物はマストです。今はシンプルなスタイリングが気分なだけに、そこにどうやって自分の奥行きを付けられるかという点で、エスニックな小物に注目しています。トレンドに流されない強さの象徴的な要素といいますか。ボトムだけでなく、ジャケットやアウターの上からのオーバーベルトとしてギュッと絞ってスタイリングしたい気分です」

「なんだか最近また人気が出てきていますが、インディアンジュエリーは個人的にずっと好きなアイテムです。少し前だと大振りなコスチュームジュエリーだったんですが、世の中的にも今はこっちの気分みたいです。こうしてジャラジャラと重ね付けしたいですね。なぜ最近インディアンジュエリーが流行ってきているのか？ ムードとして、タイムレスなものに少し飽きてきた感じがあるのではないでしょうか。少し癖のあるものというか、土着的なものを取り入れてみることで、シンプルなスタイリングの中にちょっとアクセントを入れたいというか」

「〈アークテリクス〉の小さめのTOTE BAGです。1年くらい前にノベルティとしていただいたものです。実は旦那さんの物なんですが、とても気に入っていて、主に私が使っています。流行りのスポーツミックスではあるのですが、そこまで分かり易いアイテムではなく、そこがいいなと。シンプルなロゴはインパクトがありますし、防水性もありタフです。クラシックなコーディネイトにポイントでスタイリングするのが自分らしいかな、と思っています」