ロサンゼルスで生まれたワイヤレススピーカー〈アウトドアテック(OUTDOOR TECH)〉がこの度、日本初上陸。とにかくタフで大容量バッテリーを装備した頼れる相棒として、本国でも話題沸騰中のこのスピーカーは、コンパクトなボディでありながら高音質。電子機器にありがちな脆弱性を克服した、最新テクノロジーを搭載しています。”どんな場所でも音楽を楽しみたい”、そんな思いを具現化した〈アウトドアテック〉の魅力を、三者三様の見地から紐解いていきます。
Photo_Yoshiteru Aimono
Edit_Jun Nakada
開放感のあるスピーカー。
かつて〈Supreme〉のスタッフとして働いていた経歴を持つ高橋一慶さん。現在は〈M.V.P〉のディレクター真柄尚武さんショップ「A-1CLOTHING」のスタッフとして働きながら、日々スケートに明け暮れているそう。しかもいくつかのブランドからスポンサードを受けているほどのスゴ腕の持ち主。そんなスケートと共に人生を歩んできた高橋さんが語る〈アウトドアテック〉の魅力とは。
ースケートするときはいつも何で音楽を?
「まだiPodが出始めた頃はスピーカーも一緒に持ち歩いて滑っていましたが、iPhoneが出てからは、それ自体にスピーカーが付いているので次第に持っていかなくなりましたね」
ーでは今もiPhoneをスピーカー代わりに?
「はい。でもiPhoneだと音に限界があるというか、スケートの音って思っている以上に大きいので、音量をMAXにしてもかき消されるんですね。だから滑っている最中はあんまり聴こえてなかったりして(笑)。なので、最近は僕も周りもイヤホンで滑ることが多いですね。ただ、気が付かないうちに断線してしまって、かなり買い換えてますけど……」
—それは出費がかさみそうですね。そういう意味で〈アウトドア テック〉はどうですか?
「今までコンポやパソコン専用のスピーカーとか、いわゆる屋外用のものを持ってなかったので本当に便利ですね。Bluetoothで簡単に音を飛ばせるし、何よりも水や埃に強いので頼りになります。なので今は、通勤とスケートみたいに、スピーカーとイヤホンをシーンによって使い分けるようにしています」
—デザイン面や音質的にはどうですか?
「いい意味でスピーカーっぽくないというか、カラバリが豊富だし、このゴツゴツした見た目がオモチャっぽくていいなって。大人もそうですけど、子供からも好かれそうなデザインだと思います。音質的には、このゴツゴツした断面が作用しているからか、開放感があるというか、音の広がりが良い気がします。実は今、家のパソコンが壊れていて、このスピーカーをiPhoneと繋げて映画を観たんですけど、セリフもBGMも鮮明に聴こえてすごく快適でした」
—へぇ、それは新しい使い方ですね。
「それから、マイクが付いているので、とくに複数のときとか、海外の友達とfacetimeやSkypeで話すときも使えますよね、iPhoneだけだと色々と設定が面倒そうですし。ちょうどロサンゼルスに住んでいる友達がいるので、今度使ってみようと思います」
—ちなみにロサンゼルスと日本のスケートシーンで何か違いはありますか?
「日本の場合、プッシュして歩道を通ろうとすると、変な避け方とか嫌な顔をされたりするんですけど、ロサンゼルスにはそれがないんですよ。みんなウィールの音に耳が慣れていて全然動じないっていうか、ちゃんとスケートカルチャーがローカルに根付いているのをすごく感じます。道も広くて気候もいいし、スケートするには最高の街ですね」
—〈アウトドア テック〉も同じくロサンゼルスのブランドなのですが、自転車にスピーカーを付けて走る方も多いようです。
「日本のカルチャー的に、ちょっと街では目立ちすぎるかもしれませんが、山とか自然の中を走るときには気持ち良さそうですね。今はまだそこまでですけど、そのうち増えてくるんじゃないでしょうか。そうすればもっと街が賑やかなって楽しそうですよね(笑)。」
—スケートシーンや遠くに住む友人との会話など、音楽だけじゃない使い道があるのは、やはり魅力的ですか?
「そうですね。もちろん音楽を聴くことがベースですけど、1台で何役もこなせるのは嬉しいですよね。今年はサーフィンをやってみようと思っているので、早速また新しい使い道が出来そうです。もう4年ぐらい前からずっと言っていることなので、実現するかは分かりませんが(笑)。また追ってご報告します!」