最大の決め手は非接触充電機能。

——ハイロックさんは、今回のブラックモデルが発売される以前に、モデル鈴木えみさんが編集長をつとめる雑誌「s’eee」内で紹介されていたとか。

「毎回テーマがあって、その時は美容特集で、女の子が使いそうなガジェットを5~6種類集めたんですね。そのなかで必然と歯を磨く行為は美容の基礎になるので、これを紹介しました。デザインも選んだ理由のひとつなんですけど、やっぱり非接触充電機能が一番インパクトあるなって。僕も過去に電動歯ブラシは使っていたんですけど、一番ネックになるのが充電なんですよ。磨きたいときに充電できてなかったり、底の部分が汚くなるのが嫌だったり、その辺の障害で挫折しちゃって。どうしてもふつうの歯ブラシに勝てないなと思っていた時にこれを。それで取り上げました」

——なるほど、たしかに電動歯ブラシって割と面倒なイメージがありますよね。

「それは、歯ブラシに限ったことじゃなくて、電気を使うものはなんでもそうで。それが障害になってアナログに戻っちゃうこともあって。電話のヘッドセットとか、ワイヤレスのイヤフォンもそうなんですけど、充電に関する使い出しの気軽さって、デジタルガジェットを選ぶときの重要なポイントなんですよ」

Coloring -業界初のオールブラック-

——今回のアイテム最大の特徴と言えばオールブラックです。ハイロックさんといえば黒いガジェット好きというイメージが強いのですが。

「必ずしも黒がいいっていう訳じゃなくて、これはこの色であるべきっていうイメージがあるじゃないですか。歯ブラシなら白やクリーンなカラーリングとか。そのイメージを払拭したものって面白いんですよ。たとえばテニスボールは黄色ですけど、もし赤だったらとか。予想を裏切るカラーバリエーションっていうのが楽しいですよね。今日は色々と黒いアイテムを持ってきたんですけど、ガジェットって基本的に「黒」が多いんです。目覚まし時計や録音マイク、懐中電灯にスケールとか。あとカメラやイヤフォン、キーボード、爪切りは歯までちゃんと黒になっています。キッチンスケールも白やシルバー系が多いし。キッチンや衛生面に近いものではあまり見なかったのですが、そういったジャンルで「黒」というカラーリングが面白いと思って買ってたのかもしれないですね」

——ちなみにソニッケアーは艶のないマット仕様ですが、ひと言に「黒」といっても質感で好みが分かれますよね?

「そこは、あまりこだわっていなくて。例えば柳宗理のやかんでも、艶ありとなしがあるんですけど、その時のキッチンウェアに合わせて、僕は使い分けるようにしています」

Function -多彩な機能性-

——ハイロックさんの選ぶガジェットは、デザイン以外に機能面にも強いこだわりを持っているイメージがあります。

「そうですね。ただ最初の出発点は、自分が毎日扱うものなのでデザイン優先です。デザインが良くないと、いくら機能が良くても買わないですね。たとえ面白い機能があるガジェットだったとしても、見た目が良くないと結局使わなかったり。なので自分のライフスタイルに関わるものは、よりその考え(デザイン重視)が強いですね」

——ちなみに、この「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」は、当然カラーリングだけでなく機能もたくさんありまして。例えば、毎分31,000回ブラシが振動する“音波水流”。これにより、歯と歯の間に唾液が入る水流を作って歯に詰まったものを除去できます。そして5つからなるモード設定。仮に「ホワイトモード」を使うと、約1週間で自然な白さになるそうです(*1)。さらに一番驚きなのが手磨きより最大7倍の除去力という点(*2)です。これは、電動歯ブラシに乗り換えようか迷っている人にとっては、かなりポイントが高いですよね。

「白くなる機能っていうのは使ってみたいですね。あと、オーラルケアは接客業で一番気をつけるべき点なので、スタッフにオススメかも」

——このほか30秒に1回ピープ音がなる「カドペーサー機能」は、30秒で下の歯の表を磨いて、裏を30秒磨いてというように上下・表裏4つのセクションを均等にブラッシングすることで、全体を2分で磨ける機能もあります。

「朝はバタバタしているので、歯磨きの時間が短縮できるのは嬉しいですね。なにより2分でしっかり磨けるというのがすごく気になります」

* 1 ダイヤモンドクリーンのホワイトモード使用時/2010年英国Colgan氏らの調査に基づく(個人差があります)
*2 手磨きと比べ/ダイヤモンドクリーン使用時/2011年米国Putt氏らの調査に基づく/Drisko et al, 2002.US.

Attachment01 -トラベルケース-

——USBで充電が可能なこのトラベルケース。コードまで黒で統一するなど細部までこだわっています。

「このケースのグリーンと黒の組み合わせ、すごく良いですよね。〈NIKE〉のスニーカーとかでもけっこう多いですし。あと、マーク・ニューソンが使いそう。ふつうの歯ブラシもそうなんですけど、持ち運ぶ時にどうしてもケースだけダサくなっちゃうんですよ。だから自分でポーチを探すこともしばしば。なので、ピッタリのサイズがあるのは嬉しいですね。僕、メガネをいつも2個持ち歩いているんですけど、ちょうどメガネケースと同じくらいの大きさなので、一緒に持つのもありかも(笑)。これを持ってるところを見ても、まさか歯ブラシが入ってるなんて思わないでしょ。むしろこれを持ってて「それなに?」って言われたいですよね。そうそう、「それなに?」って聞かれるのが好きなんです(笑)。あと、出張先だと絶対ノートパソコンを持っていくので、USBで充電できるのはすごく助かりますね」

Attachment02 -充電対応グラス-

——もともと興味を惹かれていたという、非接触充電グラス。家の洗面所に置いた時のイメージはどうですか?

「電動歯ブラシって、差しておくのが面倒くさいんですけど、これは底が汚れないし、程良い厚みやコロンとしたフォルムもすごく好きな形です。あと、コードまで徹底的に黒にこだわるっていうのは、僕もずっとグラフィックデザインや洋服作りをしていたので分かるんですけど、案外大変なことなんですよ。コスト面だったり、色々とクリアしたいんだけどできない事情もあるので。だから、そこまで完璧に仕上げているのは、デザイナーという視点で見ると尊敬に値しますね。あとはやっぱり実際持ってみて自分の姿が鏡に映ると、かっこいいの持ってるなって。僕の中でモノを選ぶときのコツは、自分の利用シーンを思い描きながら選ぶことなんですけど、これなら自分の家の洗面所や、旅行先のおしゃれなホテルにも似合いそうです」




——今後、電動歯ブラシを使ってみたいという気持ちはありますか?

「もちろんありますよ! 1年に1回くらい電動歯ブラシブームがやって来て、何かしら買ってますから。もともと歯磨きに関わるグッズはすごく好きなので、よく東急ハンズの歯磨きコーナーにも行きますし。電動歯ブラシは今現在使ってないですけど、ふつうの歯ブラシも常時3種類くらいあって、歯磨き粉も5色くらい揃えて、気分で使い分けてますよ」

——歯ブラシって最後に辿り着くというか、おざなりになりがちなアイテムですよね、結局近くの薬局で済ませてしまう的な。

「そうですね。ずっと同じものを使い続けて、あんまり変えたりしないのが一般的かもしれないですね。でも僕は、常に新しいものを求めてしまう質なので、電動歯ブラシブームが再来するかも、いや……もう来てますね(笑)」





Sonicare DiamondClean Black
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Sonicare DiamondClean

音波式電動歯「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ブラック」(HX9353/54)

同シリーズ初となるオールブラックモデルは、ブラシヘッドからボディ、コードに至るまですべてを黒で覆った、細部まで妥協のないハイエンドモデル。ブラシヘッドの毎分約31,000回の超高速振動と、幅広い振幅の組み合わせで“音波水流”を発生させる『ソニックテクノロジー』を搭載。また、新開発のダイヤモンドクリーンブラシヘッドには、ひし形にカットされたブラシ毛を、特殊な技術によって高密度に植毛。歯に触れる表面積が大幅に向上したことにより、ソニッケアー史上最高の歯垢除去力を実現。手磨きに比べると、歯垢除去力は7倍までアップ!(*1) 置くだけで充電ができる非接触式充電グラスとUSB充電機能付きトラベルケースも付属されている。

*1 手磨きと比べ/ダイヤモンドクリーン使用時/2011年米国Putt氏らの調査に基づく/Drisko et al, 2002.US.

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