（左）克幸氏と玲雄氏が地道に集めた生地を用いて作ったダブルのジャケット。70〜80年前の古い生地をお湯で洗い、継ぎ当てて、できるだけ当時の雰囲気を壊さないように作り込んだ。（右）こちらはシングルジャケット。上の生地が削げ落ち、刺し子で下に当てた生地がのぞくことで絶妙な風合いを醸し出している。これこそ刺し子の魅力。まるでアートのようにも見える。ともに￥500,000＋Tax

刺し子の古生地をモチーフに、〈ポータークラシック〉が試行錯誤の末オリジナルで開発した生地を使用。克幸氏をして「忍耐」を言わしめたまさに傑作だ。定番のフレンチジャケットもまた新たな魅力をまとっている。「毎日のように着てもらって、ほつれたら直してまたいい味が出てくるんですよ」（克幸）。ショップに持って来れば修理もしてくれる。￥120,000＋Tax

オリジナルの生地を使用した「PC SASHIKO」シリーズ。フレンチジャケットに並ぶ定番人気アイテム、チャイナジャケット。￥110,000＋Tax

西部劇の不良が来ていたベストがモチーフ。襟元のスタッズがアクセント。「まさかあれが150年後にこう蘇るとは誰も思わなかっただろうね（笑）」（玲雄）。￥100,000＋Tax

「これは是非はいてみてもらいたい。すごく気持ちいいんですよ。やみつきになると思います」（玲雄）。ジーンズとはまた違ったエイジングも楽しみだ。￥85,000＋Tax

ひざ下丈のコートはベルトが付いているがループがないのが特徴。「自分のポジションで締めて欲しいんですよ、和服みたいにね。その方が絶対格好いいでしょ」（克幸）。￥130,000＋Tax

（左）「PC KENDO」シリーズでも人気のスリッポンが「PC SASHIKO」シリーズでも登場。やわらかなフィット感が心地いい。￥50,000＋Tax、（右）レースアップタイプのミドルブーツ。「某有名メーカーのスニーカーにも引けを取らないはき心地ですよ（笑）」（玲雄）。￥60,000＋Tax

（左）レディスのウエアも登場。「カジュアルに着てもいいし、ドレッシーなスタイルに合わせても馴染む。本当に懐の深い素材なんです」（克幸）。￥100,000＋Tax、（右）「これ、すごく可愛いでしょう。今回は７歳になる自分の娘に合わせて作ったけれど、今後はサイズ展開を広げていきます。何代も受け継いでいける服ですね」（玲雄）。￥60,000＋Tax

人気シリーズ「PC KENDO」と「PC SASHIKO」の生地を組み合わせたもの。配置や色調などのバランスが抜群。ブランドを代表する生地のいいとこ取りをした一品だ。「面取りって言ってね、これはセンスが必要。苦労しました」（克幸）。￥200,000＋Tax