HOUYHNHNM

いまこそ音楽に対して真摯に取り組みたい。

ー2月にIOさんがアルバム『SOUL LONG』をリリースされました。以降、ますます忙しそうにしていますが、いろいろと心境の変化はありましたか？

IO：ライブに来てくれてるお客さんが、歌詞を覚えていてくれて、一緒に歌ってくれるっていう変化はありましたね。けど、自分の実感としては、良い意味であんまり変わっていないんですよね。大きな達成感も感じていませんし。むしろ、早く次を作りたいという、音楽に対する新たな欲求が湧いてきています。

ー〈リーボック クラシック〉のために制作した楽曲“GET LIGHT”の映像が公開されましたが、こういったグローバルなスポーツライフスタイルカンパニーとコラボレーションするうえで意識したことはありましたか？

YOUNG JUJU：もちろん〈リーボック クラシック〉を意識しながら曲作りは進めていきました。映像に関しては、ぼくらが街を練り歩くようなイメージをしていたので、曲の流れもスムーズな雰囲気に仕上げています。ビートをしっかりと刻んでテンポよいリズムで、なおかつぼくらと〈リーボック クラシック〉の世界観がリンクするような楽曲になったんじゃないかなと。

ー今回のシューティングでは、「フューリーライト」と「インスタポンプフューリー」を履いていただきました。しかも「フューリーライト」は、1994年に発売された「インスタポンプフューリー」のファーストカラーをモチーフにした配色です。1994年というと、みなさんが生まれた頃ですよね？ そういう世代から「インスタポンプフューリー」というスニーカーはどういう風に見えてるんですか？

IO：クラシックでクールなスニーカーって感じですね。

YOUNG JUJU：しかも、ぼくらのスタイルにも難なくリンクしてくれる。実際、街なかでも履いている人をよく見かけますよね。

GOTTZ：で、履いてみたら、とにかく履き心地がいい。たくさんの人が履いているのも頷けるなと。

ー印象深い〈リーボック クラシック〉のスニーカーはありますか？

IO：いろいろあるんですけど、いま個人的に気になっているのはキャムロン（ニューヨークのハーレム出身ラッパー）とのコラボレーションモデルですね。あれはマストでゲットしておきたいなと。

ーKANDYTOWNにはオーセンティックなヒップホップの魅力も、東京のフレッシュな感覚もあるけど、それに加えてオープンマインドな親しみやすさも同時に感じます。だからこそ、ヒップホップ以外のフィールドからも声がかかりやすいのかなと。そういうことを意識することはあるんですか？

IO：もちろん、いろんなところからお声がけをいただけるようになってきているので、少なからずそういう部分はあるんだとは思います。ただ、自分たちのスタンスでやりたいようにやったら、こうなったというか。オープンマインドであることを、特別意識したことはないんですよね、実は。

でも、こうやって呼んでいただけるからこそ、音楽に対する想いはどんどん強くなっています。異なるジャンルに触れることで、襟を正されるというか。だからこそ、いまは音楽を一番優先すべきことだと考えるようになりました。4月28日（木）に行われるイベント「THE FURY NIGHT」のパフォーマンスを楽しみにしてください。