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サムソナイト・レッドとフイナムのコラボレーションプロジェクト。Samsonite RED×HOUYHNHNM vol.03

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2015年春、ひとつのプロジェクトがスタートしました。我らが「フイナム」と、スーツケースの代名詞〈サムソナイト(Samsonite)〉のカジュアルライン〈サムソナイト・レッド〉がタッグを組んで、新しいバッグを作るというものです。”フイナムが作りたいバッグ”というお題をもとに、何度も打ち合わせを重ね、ついに11月20日リリース。連載最後となる第3弾は、プロダクトの全貌を紹介していきます。

Edit_Jun Nakada

使い勝手云々より、まず見た目。

第1弾では〈サムソナイト・レッド〉というブランドについて、第2弾では完成までの道のりを紹介してきました。そしてついに、その全貌をお披露目する第3弾。作ったのはバックパックとPCケースの2型。”都会でのライフスタイルに合わせたデイリーユースなバッグ”という〈サムソナイト・レッド〉の世界観はそのままに、フイナム編集部員のわがままをこれでもかと詰め込んだ、納得のプロダクトに仕上がしました。それでは早速、その全容に迫ります。まずはバックパックから。

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コンセプトが「フイナム編集部員が欲しいバッグ」ということで、第一に使い勝手はさて置き、見た目を重要視しました。ベースとなるのは、フロント部分に大胆にあしらわれたジップが特徴的な、〈サムソナイト・レッド〉の人気シリーズのひとつ「BIAS JACK」のバックパック。全体をダークネイビーに統一したことで、どんなコーディネートにも合わせられる汎用性を持たせています。

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街での日常使いをイメージして、胸部や腰回りのハーネスをなくし、出来るだけシンプルな見た目に。また、編集という仕事柄、重い荷物を入れての移動の場合も考慮して、ストラップ部分と背面の(メッシュ部分)のクッションの分量を増やしています。とにかく背負い心地がいいです。

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底部にはシボのあるレザーをあてています。ちなみに底部以外はコーデュラ2520Dナイロンを採用。通常は赤色のサイドに付けた〈サムソナイト・レッド〉のロゴパッチも、今回だけ特別にダークネイビーにしています。

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意外と便利な背面右上にあるポケット。左肩で背負いながら物の出し入れが出来るので、家の鍵や財布、名刺入れ、メモ帳など、よく使う小物用として重宝します。ちなみにジップは、無骨なコイルジップを使用して、ミリタリーの要素を加えています。

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写真は、帰宅ランで30kmを走破する生粋のランナーであり、バックパック好きでもある副編集長の山本は、サングラスやキャップを入れて使っています。「いちいちバッグを下さなくていいから、出し入れが楽だね」とは本人談。

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そして忘れてはいけないのが、パッカブルになるバッグカバーです。これさえあれば、突然の雨も平気。生地に撥水コーティングを施しているので、しっかりとバッグを守ってくれます。着ている服もそうですが、お気に入りのバッグだって濡らしたくない。そんな編集部員の要望をカタチにしました。

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実際に背負うとこんな感じ。大きぎず小さすぎすなサイズ感なので、カジュアルな格好はもちろん、スーツスタイルにも難なくフィットするはず。また、内側も荷物を区分けしやすいようポケットをあしらっているので、シチュエーションに合わせて使い分けることが可能です。

Samsonite RED × HOUYHNHNM バックパック
¥26,000+tax
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