number. 04 Yuji Nakata

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01
INDIVIDUALIZED SHIRTS
インディビジュアライズド シャツの
スタンダードフィット
すべてが心地良い。 丸首のアイテムばかりで固めていた最近のインナー事情ですが、春を前にして気分を一新してみようかなぁと。そこで手を出したのが、素材、色違いで楽しめる〈インディビジュアライズド シャツ〉。ホワイトとサックスブルーは、通気性の良いケンブリッジオックスフォード生地を使用した、湿度の高い日本の環境にマッチした万能シャツです。デニム生地で深みのあるインディゴのシャツは、経年変化も楽しめるので若いうちから手を出しておけば良かったなぁと少し後悔、、。最後は、春夏定番素材のシアサッカー生地を使用したストライプのシャツ。生地表面の凹凸が皮膚表面にあたる面積を少なくし、見た目にはもちろんですが、着用した時の清涼感も抜群です。 余談ですが、〈インディビジュアライズド シャツ〉は、全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手掛け、顧客リストの中には歴代大統領や俳優なども名を連ねるんだとか。そういうウンチクもそそります。
(左から) ケンブリッジオックスBDシャツ2枚 各¥20,000+TAX、シアサッカーストライプBDシャツ ¥23,000+TAX、ヴィンテージデニムBDシャツ ¥25,000+TAX

お問い合わせ先:フリークス ストア渋谷 03-6415-7728

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02
ONIKI
オニキのスラックス
軽くて緩くて綺麗な1本。 春にはシャツを着よう、と1個前のアイテムで誓いを立てたわけですが、その流れで自分的ヒップなスタイリングを提案してみようと思います。トップスが決まったとなれば、次に選ぶのは当然ボトムス。気にして見ていたのは、軽快な素材感と品の良さ、そして定番アイテムにふさわしい普通さ。コレクションブランドのそれではデザイン性に富みすぎていて、定番とはほど遠かったりする。そこで自分が選んだのは、〈ウミットベナン〉と「トゥモローランド」が共同で手掛ける〈オニキ〉のパンツでした。決してスタイルが良いわけではない自分でも綺麗に穿ける緩めのシルエットは、本家〈ウミット ベナン〉から脈々と受け継がれたディテール。これがまた軽量なシアサッカー素材とも相性抜群なんです。ひらりひらりと揺れる様は、舞い散る桜も脱帽ものです。
¥33,000+TAX

お問い合わせ先:UMIT BENAN Daikanyama 03-3464-1365

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J.M. WESTON
ジェイエムウエストンのローファー
ヒップな革靴と言えば。 言わずと知れた不朽の名作〈ジェイエムウエストン〉の「モデル180ローファー」。フレンチトラッドを代表する一足として、時代を超えて多くの人々を魅了し、歴史に名を刻む偉人たちをも虜にしてきました。第二次世界大戦が終結した翌年の1946年から、当時と全く同じ木型を使い、同じ製法、同じディテールで今なお店頭に並び続けているというのも魅力のひとつです。流行り廃りで興盛するアイテムとは一線を画す、まさにヒップの中のヒップ! この一足を素足でガンガン履きこなす。そんな伊達で鯔背なスタイルにそろそろ踏み込ませていただこうかなぁと。時代を超えて愛され続けるロングセラー、新しい季節を駆け出す足下には、この上ない代物です。
¥90,000+TAX

お問い合わせ先:トゥモローランド 0120-983-522

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04
BUNNEY
バニーのシルバージュエリー
縁の下の力持ち。 最後はアクセサリー。昨今のインディアンジュエリーブームとは打って変わって、英国の紳士的なデザインを湛えたシンプルな〈バニー〉のシルバージュエリーをチョイスしました。アクセントとしてのアクセサリーではなく、いつもそこにあるような、あくまでも控えめでしたたかなデザインのものを選んだわけです。コーディネイトの寂しさを解決しつつも、決して目立とうとしない、人で言うと縁の下の力持ちみたいな感じ。控えめなのに頼りになる、そんなデザイン性に惹かれたわけです。シンプルで上質な宝飾品は、世代から世代へと受け継がれると言いますし、それを考えたら〈バニー〉のジュエリーはコストパフォーマンスもハンパじゃないと思います。ヒップなスタイルの〆に是非。
バングル ¥72,000+TAX、リング ¥34,000+TAX、ネックレス ¥29,000+TAX

お問い合わせ先:ディプトリクス 03-3409-0089