number. 05 Shinri Kobayashi

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CITY LIGHTS BOOK STORE × BEAMS
シティライツブックストア × ビームスのコーチジャケット
カルチャーに袖を通す。 ビートニクの発祥とされる書店「シティライツブックストア」。サンフランシスコに現存する老舗書店ですが、流行に左右されない軸のある品揃えやマイナーな出版物を販売するなど、良識ある書店として今なお注目されるヒップな書店です。そんな歴史的名書店に別注した、〈ビームス〉の目の付け所もまたヒップかと。カルチャーとリンクしたファッションアイテムが自分は大好物でして、個人的にはシティライツブックストアを知っている人にこそ袖を通してほしい一着です。ちなみに東京での要注目の本屋は雑誌『フイナム・アンプラグド』のP126〜の「おもしろい書店は住宅地にある。」を読んでみてください。
¥12,800+TAX

お問い合わせ先:ビームス 原宿 03-3470-3947

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02
SPINCOLLECTIF TOKYO
スピンコレクティフ トウキョウのフリスビー
都会“と”遊ぶスポーツ。 海岸や広場など大きなスペースでディスクを投げ合って遊ぶというフリスビーの一般的なイメージを刷新した〈スピンコレクティフ トウキョウ〉。都会の円形の壁などを利用したそのトリッキーな楽しみ方は、道路や壁などの都市インフラを利用して遊ぶという点で、スケーターに相通じるものがあります。というヒップな観点は抜きにしても、フリスビーのあのえも言えぬ浮遊感や、投げ合うというコミュニケーションを楽しめる魅力は他のスポーツにはないものです。どうせ遊ぶなら、そのクオリティとデザインにこだわりたいもの。見せてよし、投げてよしなフリスビーで彼女とムフフ♡な投げ合いをお楽しみあれ!
東京中の円形壁を探して紹介するプロジェクトのムービー「TOKYO FRISBEE PARK」もチェック!
各¥3,500+TAX

お問い合わせ先:TOCHO by TOKYO FRISBEE PARK 080-5687-7817

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SHIROKUMA
シロクマのスピーカー「myPod8」
手を加えないという上質さ。 知る人ぞ知る〈タイムドメイン〉のスピーカーは、低音や高音に過度に偏らないフラットな音質を生み出し、生演奏を聴いているかのような臨場感が味わえるとして、世界中にその愛用者がいます。そんなタイムドメインのスピーカー構造を取り入れた、リーズナブルでコンパクトなスピーカーを〈シロクマ〉が開発。高さ26cmというコンパクトなサイズながら、本格的な音を楽しむことができます。一方、低音域が強調された、迫力のある音こそ上質なサウンドという考え方もありますが、長時間では聴き疲れてしまうことも。過度に加工したものではなく、その素材そのものを生かした音を楽しむ、これもまたヒップな音楽の聞き方だと思います。
¥27,000+TAX

お問い合わせ先:株式会社シロクマ 06-6768-3131

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『メモリースティック』
九龍ジョー著『メモリースティック』
“一人カルチャー雑誌”を担う書籍。 『KAMINOGE』『Quick Japan』『音楽と人』など多ジャンルで執筆する、九龍ジョーのコラムの総まとめ的な本書。ここ10年の間に大きく飛躍した、シンガー・前野健太、ドキュメンタリー作家・松江哲明、バンド・ceroなど東京のカルチャーシーンを形成する人たちを切り口に、この10年の東京のカルチャーシーンを情念豊かに、情熱をこめてレポートします。メディアに載る以前の面白いものをピックアップするその鋭い嗅覚、対象へと踏み込む圧倒的な行動力は、いわば、カルチャーの道先案内人にふさわしいかと。年を取れば取るほど、掘り下げなくなってしまうのがカルチャーというものですが、今を楽しむという意味でも目配せしておきたい一冊です。
¥1,600+TAX

お問い合わせ先:DU BOOKS