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01
phlannel
フランネルのポロシャツ。
着る前にわかる、しつらえの良さ。 最近個人的に気になっているものの一つに、上質な素材をちょこっと混紡した素材のアイテムというものがあります。カシミア少々とか、シルクほんのりとか、つまりはそういうしつらえのアイテムのことです。上質素材が100%だと、なんかトゥーマッチなような気がして、これぐらいがベストなんです。というわけで、この〈フランネル〉のポロシャツはコットン80%、シルク20%。コットンのとっつきやすさとシルクの上品さがブレンドされた一品で、ちょうどいい仕上がり。ゆったりとしたサイズ感も気持ちが良くて、着るといいあんばいの落ち感なんです。それにしてもこの〈フランネル〉というブランド。セレクトショップ「ブルーム&ブランチ」のハウスブランドなのですが、嫌味ではなくものすごく今っぽくて、かつ雰囲気のある洋服がたくさんあります。近いうちにググッとブレイクするのでは、と個人的に睨んでいます。
¥21,000+TAX

お問い合わせ先:ブルーム&ブランチ青山 03-6892-2014
http://bloom-branch.jp/

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02
BLUE WORK
ブルー ワークのTシャツ
主役級の存在感。 「トゥモローランド」が2014AWシーズンよりスタートさせた、オリジナルレーベル〈ブルー ワーク〉、これがとにかく秀逸なんです。ものづくりという部分では、数あるセレクトショップの中でもトップクラスのクオリティを誇る「トゥモローランド」の仕事なので、特段驚くようなことではないのですがそれにしても、です。「トゥモローランド」らしい上品な世界観に、的確に捉えられたトレンド、その上で価格帯は抑えめ。こういってはなんですが、かなり“売れる”ラインナップになっています。今回自分がピックアップしたのは、コットンにポリエステルを混紡し、パリパリとした“紙”のような質感が特徴の一枚。ボーダー幅のピッチコントロールもかなり好みなのですが、この素材感が白眉。ぜひお店に行って確かめてみてください。来たときのストンとしたシルエットも綺麗ですよ。
¥12,000+TAX

お問い合わせ先:トゥモローランド 渋谷本店 03-5774-1711
http://www.edition-jp.com/bluework/

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03
PHIGVEL
フィグベルのTシャツ
いつでも買えるって素晴らしい。 前々から気になってたんです、〈フィグベル〉の定番Tシャツ。誰しも、自分の定番の白Tを持っていると思うのですが、どうもこれまで自分的なベストが見つからなくて。で、先日秋冬の展示会におじゃましたときに、このTシャツシリーズを改めて拝見しその素晴らしさを再確認したというわけです。ビンテージ感のあるヨコムラの強い糸使いとドライタッチな質感など、古着からの影響を隠さない佇まいなのですが、土臭い感じではなくあくまでも上品な作りに結実しているところが素晴らしいです。今回ピックしたのは「Naval Tee」ということで、ビンテージU.S.NAVYのTシャツをモチーフとしたもの。若干ボートネックで、裾に空いたボタンホールが小気味よいアクセントに。他にもクルーネックのポケT、Vネック、ヘンリーネックが揃います。来たるべき夏に向けて、それぞれ一枚ずつ確保しておきたいな、と。
¥6,000+TAX

お問い合わせ先:プロッド 03-6427-8345
http://www.phigvelers.com/

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04
YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STORE
ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストアのポロシャツ
尾崎氏流のユーモアが満載。 最後は、フイナムでも常々その動向をウォッチしている才人、尾崎雄飛_氏の新ブランド〈ヤングアンドオルセンドライグッズストア〉の一着。これに関しては素材だ、シルエットだ、とかそういうところではなく、ロゴマークに込められた尾崎氏のパンクスピリットに一票、ということでセレクトさせていただきました。詳しくは述べませんが、こういうアプローチ自分はとても好きです。ちなみにロゴの「Y&O」はゆうひ おざきにかかっているというのは意外と知られていない事実ではないでしょうか。だからなんだって話ですが、こういう細かいところにニンマリしてしまう自分がいるわけで。服を着る楽しみというものを常に提供してくれるのが、尾崎氏の作る洋服なんだと自分は解釈しています。
¥9,800+TAX

お問い合わせ先:▽三角形 03-6438-9309

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01
Mountain Research
マウンテン リサーチのTシャツ
奇をてらわず、でもユニーク。 〈ジェネラル リサーチ〉という名のもとにジェネラルなスタンスで、あくまでもファッションとしてアパレルコレクションを提案していた1990年代。2006年には方向性を一変。以降、ブランド名から「ジェネラル」を省き、興味の赴くジャンルをこれまで以上に追求するスタンスで、デザイナーである小林節正及びスタッフの生き様が如実に反映されたコレクションを展開している。例えば、こちらの速乾ボディのTシャツは、〈マウンテン リサーチ〉。ご覧の通りグラフィックや言葉選びはユニークではある。ファッションとして捉えると奇をてらっているように映る。しかし、〈マウンテン リサーチ〉であれば、彼らの生活の延長線上で紡ぎだされたカタチだと、自然と納得してしまう。そこにファッションとは異なるプロダクトとしての美しさ、人間味を感じるのは当然のことだと思う。
各¥8,000+TAX

お問い合わせ先:.....リサーチ ジェネラルストア 03-3463-6376
www.sett.co.jp

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02
NIKE
ナイキのタンクトップ
夏はタンクトップ! タンクトップがこんなにも快適だと気付いたのは、昨年のこと。日頃から下着として重宝はしていたんだけど、表に顔を出すことはほとんど無かった。が、とあるランニングの大会でシングレット(競技用のタンクトップ)を着て走ってみたら、驚くほど快適。Tシャツよりも腕周りはスムーズになるし、風通しも圧倒的に優れている。袖があることが腕を窮屈にしているのだと思い知らされてしまった。以降、走るときはおろか、会社に着けば羽織っていたシャツを脱いで、恥ずかしげもなくタンクトップ姿で歩き回っている。それほど、この着心地に魅了されてしまったのだ。とはいえ下着然としているのには抵抗がある。そこで〈ナイキ〉の品。さすがのデザイン性。街にもランにも使えるヤツです。
¥3,500+TAX

お問い合わせ先:NIKE カスタマーサービス 0120-6453-77
NIKE.COM/RUNNING

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03
kolor BEACON
カラー ビーコンのボーダーTシャツ。
魔法のような柄、ボーダー。 昔からボーダーが好きだ。セントジェームスやアニエスベーを筆頭に、ありとあらゆるボーダーTシャツに袖を通してきた。シャツほど堅苦しくないし、プレーンなTシャツほど緩くならない、ましてやグラフィックTほど主張も強くない。ただ、横縞ってだけなのに程良く着飾った印象を与えてくれる、ボーダーとは魔法のような柄なのだ。とはいえベーシックなボーダーTには、少しだけ食傷気味。そこでチョイスしたのが、コットンとキュプラを組み合わせた〈カラー ビーコン〉の品。アクティブなラグランスリーブに、ランダムなピッチが立体的な表情を作り出してくれる。しかも、カラバリが豊富に揃うってのも嬉しいポイント。財布に余裕があれば全色ゲットしたいところです。
¥18,000+TAX

お問い合わせ先:カラー 03-6427-6226
www.kolor.jp

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04
LACOSTE
ラコステのポケットTシャツ
テニスの息吹をTシャツから。 最近、個人的に〈ラコステ〉が気になる。もちろんポロシャツの名品「L.12.12」は、普遍的な名品ゆえに通年着ている。それとは異なるベクトルで、気になるブランドの一つとして〈ラコステ〉が、僕のなかで存在感を強めている。その要因は、ジワジワとテニスが来ている(気がする)からだ。しかも、ファッションとして。スポーツメーカーを見渡せば、人気のランニングシューズの影に隠れるようにしっかりと往年のテニスシューズの復刻版がスタンバイされているし、錦織圭が身に纏ったアイテムはどれも絶好調。着実に僕らの生活にテニスが馴染んで来ている。そこでテニスをルーツに持つ〈ラコステ〉に辿り着く。〈ラコステ〉ほどテニスの追い風を受けるファッションブランドはないだろう。その息吹をTシャツから取り入れてみようかなと。しかも、このTシャツは慣れ親しんだ「L.12.12」と同素材だし。
¥7,000+TAX

お問い合わせ先:ラコステお客様センター 0120-37-0202
www.lacoste.jp

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01
FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS®
フォーティ パーセント アゲインスト ライツのTシャツ
主張することの意味。 メッセージTシャツを着るときは、その文字が意味することを理解し、自分の価値観と照らし合わせたときに納得するかどうかが重要だと思っています。言葉はときとして攻撃的であり保守的、懐疑的なときもあります。つまりそれだけ言葉が第三者に与える力は大きいということ。だからこそ、メッセージTシャツは生半可な気持ちでは着れないのです。で、セレクトしたのがこの4枚。すべてが自分の生い立ちや価値観と相通ずるだけでなく、それぞれの文字がすんなり身体に入ってくるような不思議な感覚に陥りました。まぁ、そこまで深く考える必要なくない?って言われればそれまでですが、滅多に出会うことのないメッセージTシャツであることは間違いありません。
すべて¥5,800+TAX

お問い合わせ先:GIP-STORE 03-5489-4040
www.fparmg.com

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02
GOODENOUGH
グッドイナフのTシャツ
懐かしき思い出が蘇る。 〈グッドイナフ〉との出会いは小学6年生のとき。ひと回り近く離れた兄の部屋に自慢げに置かれていたそれが写真一番左の通称”グラムg”でした。ファッションに目覚めたのもその頃だったと記憶しています。以降、兄にバレないようこっそり部屋に入っては物色する毎日。そして実家(富山)には当時、〈フィネス(FINESSE)〉や〈モアアバウトレス(MORE ABOUT LESS)〉を取り扱う、裏原直系の名店「READYMADE」があったりと、東京から離れた場所からそのカルチャーを追い続けていました。そんな懐かしい思い出を蘇らせてくれたこの4枚のTシャツは、今でも実家のタンスに綺麗に畳んである、僕の永遠のマスターピースです。ちなみに〈グッドイナフ〉は今年で25周年。この4枚を含め、”アーカイブ(復刻)”をテーマにしたコレクションは一見の価値アリです。
すべて¥6,500+TAX

お問い合わせ先:GOODENOUGH
http://gdeh.jp/

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03
Sasquatchfabrix.
サスクワァッチファブリックスのTシャツ
絶妙に気の抜けたタッチ。 そもそも”日曜日を心地よく過ごすためのアイテム”というコンセプトが面白くないですか? その名も"SUNDAY TEE SHIRTS"シリーズ。なかでも〈チャンピオン〉の丸胴ボディをベースに作られているタイプのものは、身幅が広く着丈は短め、ズドンとした昔ながらのシルエットが、”日曜日”というラフな空気感とマッチしていて最高です。中央の2枚は、先日初の個展を開催した、今最も注目すべきイラストレーターのひとり、長場雄さんが描いたもの、左右の2枚は遊び心溢れるユニークなグラフィックをそれぞれ落とし込んでいます。すべて〈サスクワァッチファブリックス〉のデザイナー横山大介さんが自ら手刷りしていると言うから、なおさら欲しくなります。オンラインショップ限定商品なのであしからず。
左から
¥6,000 in TAX
¥6,000 in TAX
¥6,480 in TAX
¥6,000 in TAX

お問い合わせ先:dwagraph.
http://shop.sasquatchfabrix.com

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04
DUBING
ダビングのTシャツ
内に秘める存在感。 “ヴィンテージ”という言葉に弱い人は多いはず。古着、家具、家電など、挙げれば切りがありません。かくいう自分もそのひとりです。このTシャツは、80年代のアメリカにあったデッドストックのボディをアレンジしたもの。最初に藍染めを施し、その上から昔の『TIME』誌の表紙をシルクスクリーンでプリント。使用具材もすべてアメリカ製というから凄い。経年によって生まれる色落ちやプリントのひび割れなど、表情の変化もまた魅力的です。たかがTシャツですが、されどTシャツとはまさにこのことで、”ヴィンテージ”という性質上、一期一会の出会いであることも醍醐味のひとつだと言えます。ただ、今回に至っては自分に合うサイズがなく断念。それもまた”ヴィンテージ”の楽しみ方なのかなと。
左から
¥7,800+TAX
¥7,800+TAX
¥4,800+TAX

お問い合わせ先:illuminate 03-5458-9211
www.dubing.jp

item
01
patta
パタのロンT
アムステルダムのストリートから。 オランダ・アムステルダムに本拠地を構えるスニーカーショップ「patta」。ちなみに「patta」とは、南米最小国スリナムのスラングでシューズを意味するんだとか。これまで、世界の名だたるスポーツブランドとのコラボレーションを実現しており、スニーカーフリークなら知っていて当然の存在。と、あくまでもスニーカーがルーツの〈パタ〉ですが、実はアパレルも秀逸なんです。オランダ人の体系に合わせて作られたパターンは丈長で袖長。その辺のオーバーサイズのアイテムとは、作りからしてワケが違います。また、今シーズンからブルガリア製となり、生地、縫製ともにアップデート。定期的にリリースされる、アムステルダムの本店と東京の「ビームスT」のみで展開される限定アイテムは、是が非でも手に入れたい傑作ばかりです。このロンTは限定アイテムではありませんが、バックプリントの位置が高いのがツボ。外国人さながら、タンクトップと合わせて着こなすべき一枚です。
¥8,400+TAX

お問い合わせ先:ビームスT 原宿 03-3470-8601

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02
ACRONYM
アクロニウムのカットソー
別次元の着心地。 〈アクロニウム〉といえば、美しい建築的なデザインと正確無比な立体裁断、そして実用性を吟味して搭載された細かなディテールワーク。一着の衣類にここまでやるか? ってくらいの本気の作り込みに多くの人が魅了されたはず。代表的なのはアウトドアファッションのアイテムですが、〈アクロニウム〉の美学は一枚のカットソーにもしっかりと宿されているんです。このカットソー、肩周りや見頃部分が特殊な縫製で仕上げられているのは見て取れたんですが、正直着てみて唸りました。今までのカットソーの概念を一気に吹き飛ばすとんでもない着心地。快適とか動きやすいとかそういうレベルではありません。シルエット、肌との触れ合い方、もうとにかく“着て驚く”なんて体験はこれがはじめてかもしれません。シルエットと着心地をとことん求めるなら本気でお勧めします。もちろん価格もそれ相応です!
¥36,000+TAX

お問い合わせ先:LINKS 03-3791-7160

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03
JOHN SMEDLEY
ジョン スメドレーのニットポロシャツ
一枚で上品さを求めるなら。 もはや夏の定番となったニットポロ。なかでも〈ジョン スメドレー〉の存在感、貢献度は群を抜いている気がします。これまで、夏にニットを着るなんて考えてもこなかった日本人にそれを定着させられたのは、言うまでもなく〈ジョン スメドレー〉のニットが素肌で着たくなるほど気持ちいいから。しかもたった一枚だけで全身を上品な佇まいに見せてくれるし、着ると自然と背筋も伸びる。普段履かない革靴だって、だんだん履きたくなってくる。それくらいモチベーションや気分を変えてくれるのもニットポロの魅力かもしれません。まずは定番の白をクリース入りのブルーデニムとローファーを合わせるような、ベタなスタイルを楽しみたいなぁと。もちろん、カラバリで揃えても間違いないのでは!
各¥26,000+TAX

お問い合わせ先:フリークス ストア渋谷 03-6415-7728

item
04
古着のTシャツ。 今はもう手に入らないモノ。 今しか手に入らないものもあれば、今はもう手に入らないものもある。個人的には後者の方に魅力を感じます。夏用にクタクタのTシャツを探していたところ、三軒茶屋の「バンク」で丁度いい黒T発見。近くで見ると胸元に〈ナイキ〉の刺繍ロゴが、しかも黒ボディ×黒刺繍って、これはまぁまぁレアモノです。トレンドのラグジュアリーストリートとはまったく違う、時代を裏切る意外性。こういうアイテムを簡単に着てる人こそ、スタイルがあってヒップに思います。自分だったら、あれこれレイヤードしてお洒落を楽しむのはあまり好きじゃないから、これ一枚にデニムで完結させたい。スポーティでもラグジュアリーでもなんでもない、トレンドど返しの〈ナイキ〉90’SのTシャツと00’Sのサーマル。早い者勝ちです!
(左)90’S Tシャツ ¥4,900+TAX
(右)00’S サーマル ¥5,500+TAX

お問い合わせ先:バンク 03-3795-0770

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01
AURALEE
オーラリーのポケットTシャツ
シンプルだからこその輝き。 Tシャツ一枚とパンツだけでも魅力的に見えること。これはメンズファッションの一つの最高到達点でしょう。そのためには俗にいう内面磨きのほかに、どのTシャツを選ぶのかを突き詰めることが必要な気がします。2015SSにスタートするやいなや注目を集める〈オーラリー〉のこのTシャツは、モノとしての魅力にあふれています。短めの丈、袖の太さや長さなど、えも言われぬ独特なシルエットになっていて、脇下の通気穴や裾のスリットなど、細かなデザインもさすが。生地はハリと厚みのあるヘビーウェイトで、どこか立体的なシルエットは、脱いでその場に置いてもそのまま自立しそうなほど。どうですか、この強烈な存在感。袖を通したときに、少し気持ちが引き締まる気がする。そんな究極のTシャツなんです。
各¥14,000+TAX

お問い合わせ先:CLIP CLOP 03-5793-8588

item
02
MofM(manofmoods)×02DERIV.
マンオブムーズとツーディライブのTシャツ
高機能なご当地Tシャツ。 まるで罰ゲームのような、高温多湿の日本の夏ですが、どうしたって着なくてはならないのがTシャツ。当然、その最後の1枚が機能的であればあるほど、夏のストレスを軽くしてくれるわけです。デザイナーの福山さん自ら水上市に住む中で培った経験を洋服へとフィードバックするという、アウトドアブランドの鑑のような同ブランドが創り出した高機能Tシャツは、OUTLAST素材を使ったもの。コレ、真夏の炎天下でも真冬の厳しい寒さの中でも、常に人間がいちばん快適だと感じる肌の表面温度31〜33°Cにコントロールしようとしてくれる素材なのだとか。いわば肌が喜ぶ温度がわかってるというニクいやつ。夏の頼もしき相棒なのです。
各¥8,500+TAX

お問い合わせ先:WORKSHOP MINAKAMI(ワークショップ ミナカミ) 0278-25-4454

item
03
NIGEL CABOURN X FRED PERRY
ナイジェル・ケーボンとフレッドペリーのポロシャツ
卓球ユニフォームという盲点をつく一着。 かつてのテーブルテニス、つまりは卓球をフィーチャーしたフレッドペリーのこのポロシャツ。デカめの衿というクラシックなデザインはもちろん、まずは、この卓球というテーマからしてヤラれました。タック入りのデカめショーツに、ハイソックスを合わせるというルックで見たスタイリングと相まって、一目惚れな一着です。自分の勝手な妄想ですが、ウェス・アンダーソンがもし卓球映画を撮ったとしたら、ゆるめの体型の主人公のおっさんにこんなユニフォームを着せているんじゃないかなと。ちなみにポロシャツの上にタンクトップという、この重ね着風ですが、グラフィックではなく、生地の切り替えになっています。
¥18,000+TAX

お問い合わせ先:FRED PERRY LAUREL HARAJUKU 03-6863-5670

item
04
ONIKI
オニキのポケットTシャツ
とうとう見つけたベストストライプ。 なぜだかわからないのですが、同じ縞縞にしてもボーダーよりも断然ストライプ派なんです、自分。さらには、ピッチ(ストライプの幅)でいえば、細めよりも断然太め派。ということで、ウミット・ベナンによるオニキのこのTシャツこそ、マイベストピッチ幅のストライプTシャツとなるのです。そして、このストライプは、中東アジア、特にトルコあたりのエキゾチックな雰囲気をどことなく連想させるんですが、袖を通すごとに異国に想いを馳せることができるシャツなんてめったにありません。合わせて、ラグランスリーブ+ストライプということで動きやすさはもちろん、肩まわりがキレイに見えるのもツボです。
¥14,000+TAX

お問い合わせ先:UMIT BENAN Daikanyama 03-3464-1365

item
01
Scye
サイのポロシャツ
上品すぎるポロシャツ。 英国テーラリングをベースにした本格派でありながら、適度にトレンドとウィットを効かせたコレクションで毎シーズン服好きを唸らせている〈サイ〉より、“らしさ”感じる極上のポロシャツが登場しました。生地には、ジャージのようなニットのような独特の重量感を持つミラノリブを使用。丸みのある優雅なシルエット、そしてえも言われぬ繊細なベージュの色合いからは、メゾンブランドばりの高級感が止めどなく溢れ出ています。今季No.1ポロシャツは、これに決定。
¥57,000+TAXX

お問い合わせ先:マスターピースショールーム 03-5468-3931

item
02
CLASS
クラスのスエードTシャツ
洗えるスエード。 東レが開発した、文字通りウルトラな機能素材である“ウルトラスエード”を使用した〈クラス〉のTシャツ。見た目や肌触りはリアルスエードと遜色ないにも関わらず、普通に家で水洗いできるのが最大の特徴。一昔前に比べれば、“夏に着るレザー”もだいぶ市民権を得た感がありますが、取り扱いに気を使いすぎて逆に着なくなってしまっては元も子もないですからね。スエード素材ではなかなか見かけない鮮やかなグリーンも、一筋縄ではいかない〈クラス〉らしくていい気がします。
¥28,000+TAX

お問い合わせ先:ウィリー 03-5458-7200

item
03
SMITH&SMITH
スミス&スミスのポロシャツ
Tシャツ×ポロシャツ。 パーソンズ大卒の男性と元編集者であった女性の2人組から成るニューヨークブランド〈スミス&スミス〉のTシャツ?いや、ポロシャツです。昨年のデビュー以降、展開するアイテム全てが無地でしかも単色のみという超ストイックな姿勢を貫いてきましたが、今シーズンは2トーンカラーが新登場。どことなく表情がポップになり、パッと見のポロシャツ感もアップしました。スウェットとTシャツのちょうど中間のような肉厚で柔らかい生地も、やみつきになること請け合いです。
¥19,000+TAX

お問い合わせ先:wism 03-6418-5034

item
04
nonnative
ノンネイティブのフットボールシャツ
スポーティな青。 もともと古着で探していた無地のフットボールシャツ。なかなかいい塩梅の物が見つからなかったのですが、今季の〈ノンネイティブ〉がリリースしていました。ポリエステル特有のテロっとした質感と光沢、デザインの肝でもある切り替えといったオーセンティックなディテールは踏襲しながらも、後ろを若干長めに設定したスリット入りの裾やルーズなシルエットで、今日的な一枚に昇華。ブラックの展開もありますが、個人的にはスポーティなキャラクターが映えるブルーが断然おすすめです。
¥17,000+TAX

お問い合わせ先:vender 03-6452-3072