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01
Fanmail
ファンメールの半袖シャツ
「WISM」印のアメリカブランド。 フェイバリットショップである、キャットストリートの暴れん坊こと「WISM」。いいなと思うところはたくさんあるのですが、その中のひとつに、独創的なバイイングがあります。他でやっているブランドでも、「WISM」で見るとまったく違う印象になるという、セレクトショップのあるべき姿がここにはあります。毎シーズン新鮮なブランドが入荷してくるなか、今季はとくにアメリカブランドが豊作だったもよう。この〈ファンメール〉もそのひとつ。素材とシルエットにかなりのこだわりを見せるブランドのようで、アメリカ人らしからぬ?きめ細やかさが感じられるコレクションです。流行りのビックサイズは自分にはトゥーマッチなので、これくらいのシルエットが気分です。
¥31,500+TAX

WISM 渋谷店 03-6418-5034
http://wism-tyo.jp/

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02
TOMORROWLAND tricot
トゥモローランド トリコのニットT
世界に受け入れられた珠玉のオリジナル。 数あるセレクトショップのオリジナルの中でも、頭一つ抜けたクオリティとデザイン性を誇る、〈トゥモローランド トリコ〉のコレクション。プライスと仕上がりの、いい意味でのアンバランスさが最大の魅力です。海外の有名セレクトショップでも多数展開されていますが、並み居るメゾンブランドと同じ空間に並んでも、決して“当たり負け“していません。もともとメーカーだというアドバンテージは、一朝一夕では覆るものではないようです。今季は“ニットT”と呼ばれるご覧のシリーズがご機嫌でした。クラス感のただよう配色にもセンスを感じます。
左、右 ¥14,000+TAX、中 ¥16,000+TAX

トゥモローランド 0120-983-522
http://www.tomorrowland.co.jp/

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03
White Mountaineering × ALTERNATIVE
ホワイトマウンテニアリング×オルタナティヴのスエット
外でも中でも着たい。 ここ数シーズン、〈ホワイトマウンテニアリング〉のコラボレーション相手が冴えに冴えているように思います。元より素晴らしいブランドと組んではいましたが、最近とくに。今季の〈オルタナティヴ〉なんて、うまいなーと思わず唸りました。近年の〈ホワイトマウンテニアリング〉に感じられる洗練されたリラックス感は、〈オルタナティヴ〉が元々持っているもの。素晴らしいマリアージュだというわけです。今コレクションのためだけにパターンを起こし、オリジナルのスピンドルを作るなど、気合も十分。セットアップで着用しても、スマートにキマるスエットアイテムなのではないでしょうか。
パンツ ¥20,000+TAX、パーカ ¥23,000+TAX

ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381
hhttp://www.whitemountaineering.com/

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04
MHL
MHLのサマーショーツ&トラウザーズ
真夏も大好きなミリタリー色を。 オリーブやコヨーテといった、ミリタリー的な色味が随分と流行っていますね。これまではボトムスに採用されることが多かったように思いますが、最近ではトップスはもちろん、バッグ類やシューズにまで及んでおり、「お前さん軍人かい!?」というような全身“ミリ”なひとを見かけることもしばしば。ですが、こういう色味はやはりボトムスにおいてこそ、活きるのではないかと思っています。オリーブ色のトップスとか意外と難しいと思うんですが、どうでしょう? 今回チョイスした〈MHL〉のアイテムは、真夏にこそ履きたい軽やかな生地感。シャリ感がなんとも気持ち良いんです。
左 ¥17,000+TAX、左 ¥19,000+TAX

アングローバル 03-5467-7874
https://www.margarethowell.jp/collection/mhl/

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01
PLUS L by XLARGE®
プラス・エル・バイ・エクストララージのTシャツ
ヒーロー見参! はっきり言ってしまえば、ぼくにとって〈エクストララージ〉はかつて好きだったブランドという認識。30代の半ばを迎え、袖を通すことはないだろうと思っていたし、実際のラインナップの多くは若年層に向けたものばかり。ゆえに目にはするけど、着はしない。が、しか〜し、ぼく世代のヒーロー、江川芳文がまさかのディレクターとして見参。〈プラス・エル・バイ・エクストララージ〉というプレミアムなレーベルを2015年の秋にローンチ。これがまたいい。かつての〈ヘクティク〉を彷彿とさせるディテールワークに遊び心満載のカラーリング、それでいて微増された洗練度。音楽、スポーツ、サブカルチャー、あらゆるものがファッションを通して表現されたメルティング・ポット「裏原宿」に魅了されたおじさんにはたまらん仕上がり。なかでも今シーズン、個人的にお勧めはこちらのワークなL字ポケットをオンしたポケット盛り沢山のTシャツ。ヨッピーさんの成熟したアイデンティティがグイグイ伝わってきます。
WORK POCKET T-SH ¥12,000+tax

XLARGE® HARAJUKU 03-3475-5696
www.xlarge.jp/news/plusl/

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02
OLIVERS
オリバーズのオールオーバーショーツ
バギーズショーツを超えた逸品。 高温多湿の日本で生活をしていると、毎年ついてまわるのが「夏をいかに快適に過ごすのか」問題。もちろんスーツを着るような仕事ではないので、短パン・Tシャツ・サンダルという3点セットがお決まりスタイルではある。けれど、たとえお決まりスタイルであろうと、少しは違和感の残る物選びをしたいのが編集者としての性なのである。そこでサンフランシスコ発の〈オリバーズ〉。2013年にクラウドファンディングで調達した資金を使って、最初にリリースされたこちらのショーツ。その特徴は、海でも、山でも、街でも使える汎用性の高さにある。撥水性のある4ウェイストレッチ素材に、見た目的なアクセントにもなるミルスペックのパラコード、ポケットには強度の強いメッシュを用いるなど、機能は盛り沢山。それでいてご覧のシンプルな面構えにシックなカラーバリエーション。オッシュマンズのバイヤーの方が「パタゴニアのバギーズショーツを超えた完成度」というのも納得の品です。ちなみにメイド・イン・カリフォルニア!
オールオーバーショーツ ¥10,800

オッシュマンズ原宿 03-3478-4888
www.oshmans.co.jp

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03
NEW BALANCE
ニューバランスのTシャツ
ふざけていいじゃないか。 こうも飽きることなく走っていると、スタイリッシュなアイテムでかっこうつけることよりも、ちょっぴり間抜けなデザインでも走ることの楽しさを多くの人と共有できるアイテムを身に付けたくなってくる。となると大手スポーツメーカーからはそういったアイテムはなかなか出てこない、と思っていたらありました〈ニューバランス〉に。「マラソン」という文字を、ギリシャ語、英語、イタリア語、日本語で書いてあるTシャツ。直球デザインでありながら、やっぱり浮き彫りになる日本語の違和感。あえて日本語を入れ込んできたデザイナーの思惑を想像すると、思わずにんまりしてしまう感じ。ふざけていることはないだろうけど、ふざけていてもいいじゃないか。走ることは苦しいことではなく、楽しいことなのだから。
¥3,600+tax

EN ROUTE GINZA 03-3541-9020
enroute.tokyo

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04
NIKE SPORTSWEAR
ナイキ エア リジュビネイト ミュール 3
しれっと復活していた名品。 夏はもっぱらサンダルである。ビーチサンダルにシャワーサンダル、スポーツサンダルにリカバリーサンダル。サンダルだけでも意外といろんなカテゴリーが存在するし、用途もいろいろ。とはいえ求めるのは、街でも、海でも、レース後にだって使えるやつ。しれっと復活を遂げていた〈ナイキ スポーツウェア〉の「ナイキ エア リジュビネイト ミュール 3」は、まさにそんな感じ。そもそもがアスリートのリカバリーシューズとして開発されているので、疲れた足には最適。マッサージ効果のあるフットベッドに、包み込むようなスリップオンフィットで、街履きをもいとわないスタイリッシュな佇まいも印象的。価格だってリーズナブルなので、三色大人買いしてもいいくらいです。
¥6,800+tax

NIKE カスタマーサービス 0120-6453-77
NIKE.COM/SPORTSWEAR

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01
GILDAN
ギルダンのロンT
ロンTはモテる! と、思っているのは僕だけじゃありません。絶賛発売中の『フイナム・アンプラグド』3号目、アメリカ特集の一記事で、BEAMSのSURF&SK8バイヤー加藤さんが、「正直ロンTって、ずっとダサかっこいいアイテムという位置付けでした。でも、ここ数年急に丸首スエットが流行りましたよね。それをもう少しライトにしたのがロンTだとすると、確実にブームの波が来るはず! いや、もう来てますよ!」と話してくださいました。昔からずっとあるアイテムなのに、なかなか日の目を浴びることがなかった、いわばトレンドとは無縁のロンT。去年までは、同じ〈ギルダン〉のポケTで過ごしてきましたが、今年はこのロンT一辺倒で攻める予定。もちろん主役は蛍光イエローで。モテるかなー(笑)
オープン価格

三浦商事株式会社 03-5560-9068
www.miura.co.jp

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02
BOSTON CLUB
ボストンクラブのサングラス
カラーレンズにハマってます。 僕の生まれた年でもある1984年創立のボストンクラブ社。"眼鏡の生産地と言えば鯖江"になったのは、このボストンクラブ社の存在があったからと言っても過言ではありません。コンセプトは"NEW TRADITION(新しき伝統)。80年代に若者の間で流行った少しルーズでクラシカルなデザインや、現在のトラッドスタイルにもなっているセル巻フレームや伝統を着崩したプレッピーな跳上げ式フレームなど、当時トレンドだったシェイプを今に甦らせています。なかでの、この「STUART」というモデルは、今季の新作で、直線的な太いテンプルと丸みを帯びたフレームが特徴。テンプルの先に穴が開いているので、グラスコードを付けて使うことも可能です。そして何より、フレームに合わせたカラーレンズが目を引きます。とくにブルーは、かの「NAOMI」モデルを彷彿させるような仕上がり。透け感のないブラックレンズしか持っていない自分ですが、これはすんなりハマってます。
各¥26,000+tax

BOSTON CLUB 03-5579-9096
http://bostonclub-eyewear.com

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03
Patagonia
パタゴニアのキャップ
思わず目を奪われる。 年間365日、何かしら帽子をかぶっています。ここ数年の傾向だと。7割がベレー帽で2割がパナマハット、残り1割がニットキャップといった具合で、キャップが入るスペースはありませんでした。で、ついこないだ、青山を歩いていたら、ただならぬオーラを放っている人が前から歩いてきまして…。こんがり焼けた肌で白髪混じり、おそらく40代後半。濃いベージュのチノに赤いギンガムチェックのBDシャツ、その上にオリーブのM-65を羽織って、足元は相当履き込んだアイリッシュセッター。そして、極め付けがこのパタゴニアのキャップです。あまりのかっこよさに思わず目を奪われてしまいました。気がついたらパタゴニアのお店にいたことは言うまでもありません。ちなみにこのキャップ、オーガニックコットン100%で5枚パネル構造。俗に言うジェットキャップってやつです。
¥4,500+tax

パタゴニア 0800-8887-447
www.patagonia.com

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04
MALIBU SANDALS
マリブ サンダルズのサンダル
カリフォルニアが生んだ名品。 〈テバ〉に〈チャコ〉、〈モンベル〉など、いわゆるスポーツ&アウトドアテイストのものが台頭しているここ数年のサンダル事情。もうお腹いっぱいじゃないすか? で、次は何がいいかなーなんて考えながら、ぶらり立ち寄った「ネペンテス」で発見したのがコレ。いやぁ、ヤラレました、完全に一目惚れ。2014年に南カリフォルニアで生まれた〈マリブ サンダルズ〉。スタッフさんに聞けば、近年のカリフォルニアは環境意識が高まっていることもあって、動物素材を一切使用しない徹底ぶりだそう。ちなみにこれはナイロンとビーガンレザーと呼ばれる合成素材のコンビで、ほかにオールビーガンレザーもあり。オリジナルソールは柔らかくて返りも良くて履き心地抜群。次なるサンダルブームは〈マリブ サンダルズ〉にあると勝手に思ってます。現在、ネペンテスのHPで公開中のスペシャルコンテンツも合わせてチェックを!
各¥17,000+TAX

NEPENTHES 03-3400-7227
www.nepenthes.co.jp

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01
PUEBCO
プエブコのポットカバー
ゴミ箱に表れるスタイル。 我が家を長らく悩ませていた「ゴミ箱」問題。ソファやテーブルといった主役ともちがう、脇役なりの存在感があるんですが、手を抜くとどこまでも手を抜けるけど、使用頻度は群を抜いて高いから、視界に入る回数もおのずと多い。ある高名なデザイナーは、入社した新人にまず机の周りで使う個人用のゴミ箱を購入することを厳命すると話を聞いたことがあります。どんなゴミ箱を選ぶかのか、そのひとの審美眼が問われるという、なかなか怖いお題です。さて、しばらくこのゴミ箱問題を棚置きにしていたのですが、こまったときの神頼みならぬ、〈プエブコ〉頼み。本来は観賞用植物を鉢ごとこのなかに入れるためのポットカバーだけど、スタッフにお聞きしたところ、「プエブコとして、そのアイテムをどう使うかはユーザーに委ねています」とのことなので、胸をはってゴミ箱として使わせてもらいます。ダメ押しで、内・外両面がろう引きというところも、ゴミ箱にもってこい。そしてこのリーズナブルな価格! 我が家のゴミ箱と相成りました。しかし、プエブコにはいいものばかりが揃っておりますね。
CANVAS POT COVER Large各¥900+TAX

プエブコ 050-3452-6766

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02
adidas Originals
アディダス オリジナルスのウィンドブレーカー
夜を彩るスポーツアパレル。 スポーツアパレルは、スマートな近未来型か安心なクラシックかの両極に振れていると思う今日この頃。とりわけ普段使いにはちょっと抵抗のある近未来系、たとえば蛍光色、白のワントーンなども、スポーツという限られた場所と時間であれば、トライすることができます。夜の都会、煌煌とした照明の下のフィールドという情景のなかではこんな蛍光色やシースルー素材こそ栄えるはず。このアイテム、もちろんスポーツ限定ではありませんが、個人的にはスポーツの場で使いたい。ロゴを目立たせるというスポーツアパレルのセオリーに逆らうように、袖のスリーストライプは控えめというアノニマスな様式もニクい。ひとつの問題点は、これだけ形から入っておいたら、実力も伴わないと恥ずかしいという点のみですかね。
WINDBREAKER RUNNING ¥13,800+tax

アディダスグループお客様窓口 0570-033-033

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03
CAMBER
キャンバーのマックスウェイトモックタートルTシャツ
ラフと上品の相反する魅力。 一生で一番着る機会の多いTシャツ。そしてこの時期は当たり前のごとくTシャツ特集が氾濫するわけで、夏はTシャツが命といっても過言ではないでしょう。みなさん、着心地、シルエット、価格、ブランド等それぞれの価値観で選んでいると思いますが、個人的に好きなのが厚みのあるヘビーウェイト。繊細なものよりも武骨なものに魅かれる性分なため、薄くてしっとりとしたものよりも、ラフでタフなヘビーウェイトにどうしても目がいってしまいます。そしてこのアイテムを特徴づけているのは、モックタートルという形。トレンドですが、やはりちょっと上品な仕様になりますね。ラフなヘビーウェイトと上品なモックタートルというこの組み合わせがたまりません。さらにいえば、着たときにちょうど首のラインに沿う、タートル部分のジャストな形も絶妙です。
Tシャツ ¥6,500 +tax

HIGH! STANDARD 03-3464-2109

item
04
DOLDY
ドルディのバッグパック
チェコからの刺客。 マーモットの傘下としてチェコでバックパックの製造を開始、その後1988年にブランドとしてスタートした〈ドルディ〉。チェコのアパレルといえば代表的なところでは〈ティラック〉ですが、こんなブランドがあるんだ! といううれしい発見です。東欧らしい素っ気なさというか、シンプル具合がとても好印象で、いわばチープシックをそこはかとなくにおわせるアイテムかと。「1LDK」が取り扱っているということもこのアイテムのクオリティにお墨付きを与えている気がします。開閉ジッパーが背面側にあるのが珍しいのですが、その理由のひとつが、なかの荷物が盗まれるのをさけるためなんだとか。社会情勢を写し取ったバッグという意味でも、その国特有の機能美としても味わい深い。そして、この安さ。ほどよい容量と精悍な顔つきのわりに、税込み1万円ちょい。がんがん使うデイリーユースのバックパックとして、ドラフト上位にきます。
バッグ ¥18,000+TAX

1LDK 03-3780-1645

item
01
Lesca Lunetier
レスカ・ルネティエの眼鏡
一期一会とはこのこと。 「古着は一期一会」だなんてよく言いますが、〈レスカ ルネティエ〉のヴィンテージコレクションこそ間違いなくそれに該当するプロダクト。1960年代に製造され倉庫で眠ったままとなっていたパーツを熟練の職人さんが手作業で組み立て、少量かつランダムでリリースされるため、お目当てのデザインとカラー、ディテールが揃ったフレームが常に見つかるわけではないからです。しかも、当然その資源は有限なので、もしかしたら二度とお目にかかれない可能性も。それはちょっと言い過ぎかもしれませんが、要は一度逃すと次いつ出会えるかわからないくらい貴重だということです。その中でもクラウンパントゥ(王冠型)は特に人気が高く、一度保留にして次にお店に行った時は売れていたなんてことを実際に何度か体験しました。シェイプされすぎていない6mm厚の重厚なフレームとヴィンテージならではのグリーンカラー、ダイヤ鋲、ガラスレンズ…、すべてが実に渋い。現行品もいいですが、見れば見るほどこちらに心酔してしまうのです。
¥45,000+TAX

グローブスペックス エージェント03-5459-8326

item
02
OUTDOOR
アウトドアのバックパック
見てください、このデカさ。 兎にも角にも、サイズ感。この一言に尽きます。参考として横に置いたMacBookは13インチなのですが、外ポケットですでにそれ以上の大きさ。となると全体がいかに大きいかを容易に想像していただけるでしょう。昨シーズンに登場し、店頭でも安定した人気を誇るという「レショップ」が〈アウトドア〉に別注したバックパックです。背中をまるっと覆ってしまうほどの大ぶりサイズは、ただ物を入れるアクセサリーとしてだけでなく、もはやコーディネートの主役を食ってしまいそうな勢い。サイドにはテープがあしらわれたりと、主張しすぎないミリタリーライクな味付けもいい塩梅です。容量的には2,3泊の旅行もこれひとつで十分こなせそうなので、これからの季節はかなり重宝するはず。
¥15,800+TAX

レショップ 03-5413-4714

item
03
nonnative
ノンネイティブのトラベラーポーチ
入荷する度に即完売! 先ほどのバックパックを旅行用と位置づけるならば、こちらは普段使い用。〈ノンネイティブ〉のトラベラーポーチは、16春夏シーズンの立ち上がりに発売されて瞬く間に完売したのだそう。それが素材を新たにして、早くも再登場しました。アウトドア色が強い前回のリップストップナイロン製に比べ、今回のモデルはマットなナイロンタフタを採用しているため、ファッションアイテムとしての汎用性がより高いのが個人的な推しポイント。シルバーのジップやレザーのストラップも、他のアウトドアブランドがつくるサコッシュでは得られない高級感を醸し出してくれます。財布とスマホ、タバコを入れるのに本当にちょうどいいんですコレ。なので、「気になる方はお急ぎを!」と書こうと思ってCOVERCHORDを見たら、こちらではすでに売り切れてました。あしからず…。
¥11,000+TAX

vendor 03-6452-3072

item
04
MAISON KITSUNÉ
メゾン キツネのローファー
ブランド初のオリジナルフットウェア。 これまで〈メゾン キツネ〉の足元を飾るには、〈ジェイエムウエストン〉のローファーが鉄板なイメージでした。過去に何度か協業を行ってきたことからもわかるように、両フランスブランドの愛称は抜群。品のある面構えに〈メゾン キツネ〉らしい気の効いた配色や素材使いがミックスされたシューズは、どれもブランドの定番として継続的に展開してほしいと思うほどでした。そんな想いが伝わったのか、ついに同ブランドからオリジナルのフットウェアコレクションが誕生しました。レースアップも展開されるものの、気になるのはやっぱりローファー。淡いグレーとベージュをコンビ使いした色合いはなんともシックでフランス的。上質なフルグレインレザーの表情が渋さも演出してくれます。フレンチスタイルの足元として、これ以上ふさわしい一足はないでしょう。
ローファー ¥62,000+TAX

メゾン キツネ カスタマーセンター 0120-667-588

item
01
GRIND LONDON
グラインドロンドンのTシャツ
洗練とはなんぞや。 先日公開したYogee New Waves 健悟くんのインタビュー記事。カレーを食べながら話を聞くうちに、東京生まれ東京育ちの彼が備える”文化的洗練”っぷりにクラクラしてしまいました。「洋食屋のナポリタンが好きだって話すと、『シティボーイだねえ。』って言われるんですけど、よくわからないんですよね。」こんなセリフ、そうそう出てくるもんじゃない。生粋の東京人だけがまとうことを許された、「わかっている」かんじ。彼がインタビュー時に着ていたのは、タイで買ったという「Thailand」Tシャツ。その力の抜け方は、溢れるモノと空虚とがないまぜになった東京の本質を反映しているなあ、などと思った次第です。そこでこの一枚。突然のTAHITI。シュールなグラフィックと、コンパクトに美しく組まれた謎のテキスト。Fucking awesome系の薄いTシャツと、ザ・アメリカンなヘビーオンスTシャツ、そのちょうど中庸に位置するボディも忘れてはならない魅力。海や山で着るのではなく、あくまで都会で身につけましょう。
¥6,000+TAX

Fifth General Store 03-6303-0465
http://www.fifth-general-store.jp/

item
02
TUKI
ツキのワークパンツ
ファイナル・アンサー・パンツ。 しゃがむ、すわる、歩く、漕ぐ、乗る。さまざまな行動の組み合わせによって、我々はタフな毎日を乗り切っています。それゆえ、デイリーに穿けるパンツ選びは、突き詰めていくと実に難しい。耐久性、快適さ、そして美しい佇まいと、いくつものチェックポイントをくぐりぬける一本を探して、今日もショップをめぐり試着を繰り返すさだめ。何しろ体も行動も人それぞれ異なるわけですから、そこに絶対的な正解はありません。そんな中で、〈ツキ〉のパンツは、一度足を通した瞬間に前言撤回してファイナルアンサー!!と叫んでしまいました。試着室で、小声で。ワークパンツというそっけないネーミング通りのワイドなシルエットと硬いコットンツイル。そして絶妙にちょびっと短い丈。光を反射しないほどに濃く染め上げられたブラックは、わずかな光沢を持つツイルの畝と相まって、品格すら感じさせます。腰回りの程よいフィット、裾の美しい落ち方、とにかくタフに穿ける生地と、チェック方式で見ても満点ではあるのですが、やはりこの魅力は一度足を通して体感して欲しいです。
¥26,000+TAX

Fifth General Store 03-6303-0465
http://www.fifth-general-store.jp/

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03
ayame
アヤメのメガネ
美と実。 「デザインとは機能と美しさを接続すること」と理解していますが、〈アヤメ〉のメガネ「マンレイ」はまさにそんな概念を体現するプロダクト。ノーズパッドまで一体になったミニマルなオールメタルフレームは、理屈抜きに美しく、かけてみるとその軽さ・フィット感に驚かされます。ブリッジの独創的なフォルムは決して装飾のためだけにあらず。あくまで機能を果たすための意匠であることがわかります。磨き抜かれたデザインの矜持を思わずにはいられません。日本においてメガネは装飾品、あるいは視力矯正器具として捉えられることが多いですが、夏の紫外線対策という大義名分は、もっと重要視されていいはずです。照れることなかれ。未来の自分を守るため、伊達はもちろん、カレーレンズに入れ替えたってOK。ガンガンかけていきましょう。
¥38,000+TAX

ayame 03-6455-1103

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04
EASTPAK × BEAMS
イーストパック×ビームスのリュック
いなたく、不完全。ゆえにクール。 リュックというのは、ラフに背負えてナンボのもんです。かといって、男の背中を大々的に飾るのだから、みんなと同じじゃ味気ない。そこで〈イーストパック〉×〈ビームス〉のコレ。ぱっと見はなんてことないフツーの〈イ―ストパック〉なのですが、〈ビームス〉40周年を記念して特別に制作されたモノトーン仕様の特別な旧タグが渋い。ちっちゃく「BEAMS」と入る、そのさりげなさも好みです。個人的には、〈イーストパック〉の魅力はいなたさにこそあると思っていて、作り込み過ぎていない不完全性は同ブランドが到達した高みかなと。アウトドアやスポーツよりもユースカルチャーとの結びつきが強い所以は、そんなところにあるのかも。東京の街をサバイブするにあたって、”コンサバティブであること”は真っ当な正解だと思いますが、このリュックが象徴するようなユースなムードを心に秘めて生きていくほうがかっこいいじゃんね、と主張したい今日この頃。と、いろいろ御託を並べてみましたが、余計なことを考えずにガンガン使いたいですね。すれて、汚れて、やれた表情になってきたころに、その真価がわかる気がします。黒もグレーもどっちも欲しいなあ。
¥7,800+TAX

ビームス 原宿 03-3470-3947

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01
Ray-Ban
レイバンのクラブラウンド
この夏の主役。 夏の定番のアイウェアとして幅広い世代から愛される〈レイバン〉。ウェイファーラー、アビエイターといったこのブランドの代表作に続いて、今春、新たに人気が出そうなモデル「クラブラウンド」が登場しました。その名の通り、クラブマスターとラウンドモデルを融合したデザインに特徴があります。眉毛のようなサーモントの個性的なスタイルに、丸みのあるフレームを合わせたことで、クラブマスターより今の時代のファッションに合ったアイウェアに仕上がっています。サングラスとオプティカルを展開し、いくつかのカラーの中から好みに合ったものを選ぶことが可能。この夏のコーディネートの主役としておすすめしたい1本になっています。写真上段のサングラスと右下のオプティカル
各¥24,000+TAX、左下のサングラス ¥26,000+TAX

ミラリ ジャパン 03-5428-1030
www.ray-ban.com/japan

item
02
Brooks Brothers
ブルックス ブラザーズのショートパジャマ
真夏のパジャマの本命。 3月に発売された雑誌『フイナム・アンプラグド』(ISSUE 03)でも紹介した、〈ブルックス ブラザーズ〉の隠れた人気商品であるパジャマ。このブランドならではのオックスフォード地を使ったものを始め、ギンガムチェックやストライプなど、心地いい眠りに導いてくれそうな、さまざまなデザインの寝巻きが揃っています。今回ピックアップしたものは、これからの季節にぴったりな逸品。トップが半袖でボトムがショーツの仕様で、素材には清涼感のあるシアサッカーを使っています。この素材ならではのさらっとした着心地に特徴があり、ウエストにゴムを使ったボトムはカジュアルな外出着としても使えそう。今年の真夏は〈ブルックス ブラザーズ〉のパジャマで寝苦しい熱帯夜を乗り切ってみませんか。
¥11,000+TAX

ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718
www.brooksbrothers.co.jp

item
03
Paul Smith
ポール・スミスのジッポライター
ギフトにもぴったり。 4月29日にオープンした〈ポール・スミス〉の東京・六本木店。駅から徒歩数分のところに位置するこのショップは、店内にある約23メートルの通称 “アートウォール” が圧巻。ポール・スミス自身がコレクションするアート作品が壁一面に隙間なく飾られ、訪れる人たちの目を奪います。今回は、このショップのオープニングレセプションで見つけた、2つのジッポライターを紹介。写真手前は、ポールさんの愛車であるミニクーパーが描かれたもの。クラシックなデザインを好む、ポールさんらしいデザインと言えます。奥は、ロゴのみが施されたシンプルなタイプ。ギフトとしても喜ばれるジッポライターをぜひ手に取ってみて。
写真手前 ¥11,000+TAX、奥 ¥9,200+TAX

ポール・スミス リミテッド 03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

item
04
GYMPHLEX
ジムフレックスのイージーショーツ
着回しのきく1本。 真夏のカジュアルスタイルに欠かせないショーツ。〈ジムフレックス〉の新作は、タックの入ったスラックスを膝上で切ったような、ドレッシーな見た目に特徴があります。太すぎず、細すぎない絶妙なシルエットのためコーディネートを作りやすく、合わせるアイテムを選ばないところがポイント。さらに、適度に撥水加工を施したポリエステルの素材を使っているため、これから多くなる雨の日にもおすすめ。もともと〈ジムフレックス〉は、イギリス・レスターでミリタリーに体育用のショーツを提供したことに端を発し、1960年代にはスポーツウェアブランドとしての地位を確立しました。このショーツは、シンプルな見た目でありながら、機能面もしっかり考えられた〈ジムフレックス〉ならではの1本と言えます。写真のチャコールのほか、カーキとネイビーも。
¥12,800+TAX

ビショップ 03-6427-3710
store.bshop-inc.com