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Surface Pro 3 を使ってみた。 VOL.2 梶原由景

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PROFILE

梶原由景

クリエイティブディレクター。クリエイティブ・コンサルティングファーム「LOWERCASE」代表。元「BEAMS」のクリエイティブディレクターであり、在籍時にはSONYとのデザインホテル・プロジェクトを実現させるなど、異業種コラボレーションの草分けとして知られている。現在はファッションやデジタルなど、幅広い業種におけるブランディングとコンサルティングを数多く手がけている。

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手軽にメモやスケッチが残せるから、
打ち合せに最適のツール。

—数週間「Surface Pro 3」を使ってみていかがでしたか?

梶原由景氏(以下梶原/敬称略):ノートPCとタブレットの真ん中にあるプロダクトだなと実感しました。正直言うと、なれていない部分がまだまだ多いんだけど、おもしろいなって思うポイントもいくつかありましたよ。とくに、アイデアを共有するためのツールとしては非常に便利だと思いました。打ち合わせとかでスゴく活躍するんじゃないかなって感じています

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—具体的にどのような使い方ができるのでしょうか?

梶原:たとえば、最近だとカバンのデザインについて打ち合わせをすることが多いんだけど、その場でスケッチブックにラフデザインを手描きして説明したりするんです。そのときに描いたラフは担当者に渡す必要があるので、自分用に手描きしたものをもう一度描かなければいけませんでした。でも、「Surface Pro 3」を使えば、その場で担当者にデータで渡せると同時に、自分用のメモとして保存もできる。手間がひとつ省けるんです

—効率化を図ることができるんですね。

梶原:そう。あとはペンの精度がいいですね。スゴく滑りのいいボールペンを使っている感覚。ペンって感度が鈍くても鋭すぎても使いづらいんだけど、これはそのバランスがいいから描いていて気持ちいいですよ。描くという作業が、またひとつ楽しくなりましたね

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