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リメイクではなく、リビルド。ネペンテス清水慶三氏が生み出す「REBUILD by NEEDLES」とは?

リメイクではなく、リビルド。ネペンテス清水慶三氏が生み出す「REBUILD by NEEDLES」とは?

ネペンテス(NEPENTHES)」のボスであり、〈ニードルズ(NEEDLES)〉のデザイナー、清水慶三氏。海外出張などで、必ず現地の古着屋やサープラスストアなどローカルな店を見て回るうちに、あるプロジェクトがスタートしました。


その名も〈リビルド バイ ニードルズ(REBUILD by NEEDLES)〉。古着屋で目にする、「過去に大量に作られたものの、今の時代に街で着る洋服としては存在しにくいもの」たちを手のこんだテクニックで再構築したのがこのシリーズです。


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7-Cuts Flannel Shirt ¥17,000+TAX


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フランネルシャツを7つのピースへと解体し、1つの新たなシャツへと再構築。ベースとなっているフランネルシャツは、生地が薄く柔らかでユーズドならではの質感が楽しめる、プリントのチェック柄シャツのみをセレクトして使用しています。イレギュラーな裾のアレンジや、左右で異なる細かなポケットのデザインが秀逸な〈リビルド バイ ニードルズ〉の定番シャツ。


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M-65 x MA-1 ¥60,000+TAX


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ミリタリーの枠を越え、メンズファッションを語る上で欠かせないアイテムとなっているMA-1とM-65。その二つのデザインを組み合わせることで、新たなミリタリージャケットへと再構築したアイテム。ボディにはユーズドのM-65が利用され、アームはオリジナルと同様のナイロンサテンを使用しパターンから制作。ネックとカフのリブもオリジナルで新たに制作したものが取り付けられています。


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Sailor Shirt & Pant > Pea Coat ¥68,000+TAX


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ユーズドのセイラーシャツとセーラーパンツを解体してパッチワークすることで生地を作り、そこからパーツごとに裁断して新しいライニングとともにピーコートへと縫製。裁断時にはオリジナルが持つディテイルをどのようにジャケットに取り入れるかが一枚ずつアレンジされ、一枚一枚が全て違った個性を持つ一点物。生地をプロダクトから作り出すというアイデアはもちろん、セイラーシャツとパンツと同じく海軍をルーツに持つピーコートへと再構築するという発想力が〈リビルド バイ ニードルズ〉の真骨頂。


と、ご覧になってもわかるように、素人がちょいちょいっとリメイクしたようなものではなく、極めて本格的なもの。縫製工場ならではのミシンを使ったり、一着を作るのに多数のアイテムを組み合わせるというような手法を取っています。


清水氏自身も、予想外のアイテムが出来上がってくることに驚きや発見があるとのこと。"一点物"という響きに弱い方は多いはず。ぜひお店に行って、まじまじと眺めてみてください。

Text_Ryo Komuta

NEPENTHES TOKYO
電話:03-3400-7227


NEPENTHES OSAKA
電話:06-6446-9882


NEPENTHES HAKATA
電話:092-292-0579


SOUTH2 WEST8
電話:011-280-7577


LYLA
電話:03-3793-1660

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