インターネットを中心に、映像制作やVJ、アパレルなど、多岐に渡って活動している謎の集団「Bacon」。彼らが、4月4日に東京・大塚にてイタリア・ミラノの実験音楽家のLorenzo Senniを招いたパーティを開催。ちなみに、昨年末の「VERSUS TOKYO」で披露された〈C.E〉のプレゼンテーションで、音楽レーベル「The Trilogy Tapes」所属のRezzettのBGMとともに投影された映像は、Baconによるもの。

現代音楽の奇才Lorenzo Senniを招聘した今回。プログラミングを駆使しながらも主にアナログ機材を用いた即興的かつ実験的な演奏を得意とする彼のプレイは、90年代のハード・トランス・サウンドから強い影響を受け、ダンス・ミュージックを独自に解釈した玄人好みのサウンドスケープが魅力。日本での公演は2010年の初来日以来2回目で、今回はダンスミュージック未開地・大塚での開催のみとなります。

メインフロアは、レーベル「TOBOR」を本格作動させる1 Drinkをはじめ、Gonbuto、BrfによるDJ、そしてYoupyとCarreのライブが行われます。またラウンジフロアはオブスキュアなサウンドを得意とする、Pootee、Oboco、Stttr、Strawberry Sexなど、いずれもBACONと進行が深い面々が参戦。東京都心のパーティと一線を画す、とにもかくにも予測不可能な本イベント。4月4日はぜひ会場へ！