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美しい映像で環境問題を提起する、パタゴニア制作の映像作品が無料公開。
ちょっと先のお話ですが、7月16日(木)よりパタゴニアのウェブサイトにて、世界有数のビッグウェーバーであり環境活動家でもあるパタゴニアのサーフィン・アンバサダー、ラモン・ナバロの人生を記録した30分の映像、『The Fisherman's Son』日本語字幕版が無料公開されます。
ビッグウェーブ・サーフィンのエリートとして有名なラモンは、地球上の数あるビッグウェーブポイントで波に乗り続けてきました。そんな彼のホームであり、チリの最も象徴的なサーフスポットのひとつ、プンタ・デ・ロボスは商業的開発の危機にあります。そこはサーファーである彼にとって重要なフィールドであると同時に、自給自足で代々続く漁師の息子である彼の心の拠り所なのです。
ハッと息をのむようなシーンが随所に盛り込まれた映像作品『The Fisherman's Son』はパタゴニアが制作、パタゴニアとザ・ノース・フェイスの創業者の旅の足跡をたどった旅のドキュメンタリー映画『180°SOUTH/ワンエイティ・サウス』と同じくあクリス・マロイが監督を務め、海辺の環境保全・保護を行う非営利団体セーブ・ザ・ウェーブの協力を得ているとのこと。パタゴニアのウェブサイト、YouTube、Vimeoで公開され、視聴者自身も地域の環境問題解決に向け行動を起こすこと、ラモンの活動を寄付を通じて支援することを呼びかけます。
先立って、今週末の6月27日(土)10:00〜28日(日)10:00にはサイト「波伝説」で24時間限定のプレミア上映も行われ、そのほかこの作品にまつわる書籍販売、トークショーやライブなども行われるようです。環境保護に共鳴する人、映画のきれいなシーンが観たい人などモチベーションは人それぞれでしょう。日本にとってチリといえば地球の反対側ですが、この環境保護を対岸の火事とみるのか、自分の身近な問題として捉えるかはあなた次第です。ただ興味を持つだけでも、何かのきっかけになるのかもしれません。
『The Fisherman’s Son』
日程:7月16日(木)〜無料公開
特設サイト