ワコマリアの写真集プロジェクト第四弾は、小浪次郎が熱く儚く撮り下ろし!
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写真というメディアを求道し続ける写真家の濱田祐史と、ホンマタカシとのトークショーが開催されます。
写真というメディアを真摯に見つめ、様々なアウトプットを繰り返しながら、ストイックに自身の表現活動を続ける、写真家の濱田祐史。現在、新作展「C/M/Y」が「POST」にて開催されています。
本作品「C/M/Y」は、デジタルポラロイドを使い、出力されたフィルムを物理的にシアン、マゼンタ、イエローの三層へと分解し、再構成することで制作されています。
例えば、上の画像は「C/M/Y_cube」という作品です。ルービックキューブのイメージをC/M/Yの画層に分離してそれぞれのレイヤーを重ね合わせるのですが、その際に少しずつずらして重ねることで色が変化していきます。
ルービックキューブは両手を使って色を合わせる遊びですが、濱田氏は実際に手を動かして回すことなく、平面上での画層の変化によって色が変わっていくことを楽しむように二次元と三次元とを行き来しています。このほかにも、「C/M/Y」の3色を分解、再構築することで生まれる表現がいくつか行われています。
また、本展は、オランダの出版社「エフダブリュー(Fw:)」から写真集「C/M/Y」が出版されることにあわせた展覧会であり、写真集の方でも、書籍だからこそ成立する実験的な表現に挑戦しています。
2014年にIMA CONCEPT STORE(東京・六本木)で初めて発表したシリーズ「C/M/Y_waterfall」の中から8枚の作品を選び、印刷の段階でもう一度それぞれの色を分解。
色と形の重なりから生まれる変化が面白いものを選び、C/M/Yの3色の紙の上に印刷しページを構成しています。
このように写真の可能性に絶えずチャレンジし続けている濱田氏には、影響を受けたと言って憚らない写真家がいます。今回その写真家=ホンマタカシ氏とのトークイベントが開催されることが、急遽決定いたしました!
インスタグラムなどに代表されるSNSが隆盛を極める2015年現在における写真表現とは、果たしていかなるものであるべきなのか。写真ファンならずとも必見のイベントになりそうです。応募方法は下記を参照ください。
濱田祐史「C/M/Y」
会期:〜9月6日(日)
時間:12:00 - 20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
電話:03-3713-8670 月曜休
トークイベント
日時:9月4日(金) 19:00~20:30 (開場 18:30)
ゲスト:濱田祐史、ホンマタカシ
司会:永井雅也(IMA CONCEPT STORE)
※定員30名/要申込
参加費 500円(当日現金でお支払いください)
申込方法
予約は営業時間中(火~日曜日 12:00~20:00)にお電話(03-3713-8670)、
またはpost@post-books.jpまでご連絡ください。
メールでのご予約の際は、
■お名前
■お電話番号
■ご参加希望人数
を明記のうえお申込ください。
定員に達した時点でお申込を締め切らせていただきます。
同時期開催 濱田祐史個展
濱田祐史「C/M/Y」
会期:〜10月17日(土)
開廊:月 - 金 11:00 - 19:00 / 土 11:00 - 18:00 / 日・祝日 休館
会場:Photo Gallery International
住所:東京都港区芝浦4-12-32
写真集『C/M/Y』
出版: Fw:photography(アムステルダム、オランダ)
発売日: 2015年8月21日
サイズ: A4変形
ページ: 64P
デザイン: ハンス・グレメン
製本種類: 中綴じ
装丁: ソフトカバー
発行部数: 1500部
国内取り扱い: POST
海外取り扱い: IDEA Books(オランダ)
価格: ¥4,500+税
濱田祐史
1979年大阪府生まれ、奈良県育ち。
2003年日本大学藝術学部写真学科卒業。出版社勤務後に独立。現在、東京を拠点に作品制作をしている。
昨年出版された”photograph”はAperture/Paris Photo First Photobook award 2014にノミネートされるなど国内外で作品を発表し続けている。
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