お盆過ぎからの雨続きは一体なんだったのか。一転してシルバーウィークは好天が続いておりまして、買い物に出かける方も多いかと思います。たくさんのブランドやショップが、趣向をこらして様々な仕掛けを催していますが、何をおいてもこれだけは行くべしというイベントをご紹介します。

昨日、9月20日（日）より9月27日（日）までの期間限定で、東京・原宿のはずれに〈ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア（YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STORE）〉の直売店舗がオープンしています。

〈ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア〉は、〈サンカッケー〉、〈フィルメランジェ〉でおなじみの尾崎雄飛氏がディレクションする小さなレーベルです。洋服だけではなく、世界中で買い集めてきたヴィンテージの商品などをそろえた、小粋な商店とでもいえばよいでしょうか。

このブランドには、オンリーショップはもちろん、ホームページ、そしてFacebookのページすらありません。あるのは、オフィシャルのインスタグラムのみ。

様々なお店の軒先を借りたポップアップストアは、これまでに幾度か開催してきましたが、今回のようにひとつの空間でしっかりとフルコレクションを見せるという試みは初めて。まずはウィメンズ方面で火がついて、いまやどのお店でも品薄になっているようです。

〈ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア〉の洋服はオシャレが本当に好きなひとでないと、ピンと来ないかもしれません。シンプルなルックスだけど、意外と着こなすのが難しいかもしれません。

ただ、何より着ているときの高揚感が格別なのです。トレンドに目配せをしつつも、決して媚びていないそのスタンスは今の時代、珍しいと思います。

秋冬の新作だけではなく、過去のアーカイブや、世界中で買い集めたヴィンテージの商品も、少量ですが取り扱いがあるそう。ここまでたくさんのアイテムが揃う機会はなかなかありません。お昼頃から20時くらいまで開けているとのことなので、フラッと立ち寄ってみてください。