究極のコーヒーを求め、豆の選定からドリップ方法に至るまで、様々なアプローチで追及するプロフェッショナル。国境を越えて彼らにフォーカスしたドキュメンタリー映画が上映されます。

たとえば、「ブルーボトルコーヒー」創始者の「ジェームス・フリーマン」。彼は映画の中で自らのコーヒーの原体験と「サイフォン・バー」への熱い思い、そして日本の純喫茶への強い憧憬を語っています。2013年に多くのファンから惜しまれつつも閉店した東京・表参道の「大坊珈琲店」。オーナーである「大坊勝次」の、コーヒーを淹れる所作には研ぎ澄まされた美しさが宿ります。ほかにも、LAを代表する「ハンサム・コーヒー・ロースターズ」や「カウンター・カルチャー・コーヒー」「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」など各国のコーヒー・ムーブメントを巻き起こしている店舗が多数出演。

フェイスブックやツイッターではイベント情報を更新し、クラウドファンティングへ参加もしているので、映画公開まで待ちきれないコーヒー愛好家は、各ページをチェックしてみてはどうでしょうか。コーヒーへの深い愛情から生まれた映画を見たあとの一杯は、コーヒーがより身近に、より愛しく感じられそうです。