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墨と朱墨で表現する、新たな大類信の世界。

墨と朱墨で表現する、新たな大類信の世界。

© makoto orui/mo.fr


現在原宿「VACANT/GALLERY」では、パリ在住のアーティスト・アートディレクター 大類信/mo.frの新作展「Everything Has Beauty」を開催しています。


今年3月に同スペースの2Fで行われた大類氏の作品展「TRASH WEEKEND」では、複数の写真イメージを重ね合わせた幻影的な作品を発表。今展でも二重像(ダブルイメージ)というコンセプトを引き継ぎながら、墨と朱墨のドローイングという新たな手段で、独自の世界観(ムード)を表現しています。


50x65cmの大判のデッサンペーパーに軽妙な筆づかいで描かれた、官能的でどこかアンニュイな女性のヌードや、植物や指輪。はたまたどこかで見覚えのあるキャラクターがオーバーレイし、妖艶ながらユーモラス、さながら立体作品のような奥行きを持ったドローイング12点が並びます。


Everything has beauty but not everyone can see it. - Confucius
すべてのものに美しさは宿っているが、すべての者に見えるわけではない。 -孔子


あらゆるものが宿している美、そのなかでも大類氏が一貫して探求してきた美のかたちが、その一筆一筆に込められました。今回も素晴らしい展示です。みなさんぜひ、足をお運びください。

Text_Kanae Yamada

Everything Has Beauty

会期:2015年12月4日(金)〜 12月27日(日)
開館時間:12:00〜20:00
会場:VACANT/GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前 3-20-13 1F
入場料:無料
主催:VACANT
https://www.vacant.vc/d/2788


MO.fr(Makoto Orui)

「今日、デザインだけを本業としないデザイナーの存在は決して珍しい存在ではなくなっているが、それがまだ珍しかった時代から淡々と活動し続けているのが大類信であった」(「アイデア」 363 号より)
アートディレクターとして 1970-80年代黄金期の『宝島』誌のデザインや、ロック雑誌 『 r o c k i n ’ o n 』、フランスのファッション誌『Purple』を手がける一方、1980年代よりFiction inc.を主宰し、写真集や雑誌『SALE2』、Radical Silence Production名義で『THE international』などの出版、欧米のアート本や雑誌のディストリビューション、ラス・メイヤー などカルト映画の配給、ギャラリー&クラブ「THE deep」(東京/パリ)の運営に携わる。 2006年よりパリ在住。デザイン、写真、ドローイングの制作を続ける傍ら、2007年に偶然的にセラミックのアトリエと出会い、3年間フランス人セラミストにセラミック制作の基礎を学ぶ。 2010年からはパリの0fr.での定期的な展覧会と販売を始め、左岸老舗デパート/ボン・マルシェでのポップアップショップへの参加、エレン・フライスのウェブ版ジャーナル「Les Chroniques Purple」などで独自に作品発表を続けている。

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