Afendsが提唱する、サーフヒッピーというライフスタイルとは。
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LAカルチャーが行き着いたミニマムウェア。DtE in California。
「ライフスタイル」というカテゴリが成立して久しいですが、アート、フォトグラフ、ミュージック、サーフ、スケートなど、様々なカルチャーとの結びつきにこそ、真の意味でのライフスタイルがあるのかもと思います。特にメンズファッションにおけるリアリティってカルチャーにこそ宿るのかな、と。
〈DtE in California〉は、カルチャーのるつぼLAが産み出したライフスタイルブランド。シーンの第一線で生きる人々が、あらゆる方面のエッセンスを飲み込んで、一つのミニマムな形に落とし込んだ、という呼称がしっくりきます。
同ブランドの中心人物"BOBBY"は、さまざまなシーンに造詣の深いキーマン。日本国内で行われた2016年春夏コレクションのエキシビジョンでは、映画「ロード・オブ・ドッグタウン」によって圧倒的な知名度と地位を獲得したスケートチーム「ZEPHYR Z-BOYS」の創設メンバー"SKIP ENGBLOM"や、世界中で写真を撮り続けるフォトグラファー"MATT WESSEN"など、DtEのルーツであるLAを知り尽くした一癖も二癖もあるメンバーが来日し、ディープで濃密なバックボーンを見せつけました。
そんな化学反応の末に誕生した一枚のTシャツは、どこまでもデイリーかつシンプルな仕上がり。しかも、最高級のスーピマコットンを原料に、デザイン、生地の生産、縫製まですべてアメリカ国内で行うという徹底っぷりで、"一周回ってシンプルに"というフレーズがまさにしっくりきます。
カオスと言って差し支えないような過程を経て生み出されたプロダクトは、自然回帰的な色合いを強く持ち、ヤワなトーンで「ライフスタイル」とくくってしまうのが適切ではないような気さえします。と、ここまでつらつらと書き列ねてみましたが、実際に着てかっこいいのかどうかってのがつまるところ大事なわけで。こればっかりは各自ジャッジしていただきたいのです。ぜひ、店頭で。