デニムの歴史において新分野を開拓し続ける〈ディーゼル・ブラック・ゴールド（DIESEL BLACK GOLD）〉。今シーズンは、高度な技術とクラフツマンシップを駆使して、革新的なアイデアに基づいた新しいジーンズの形を提案しています。

同ブランドのクリエイティブ・ディレクターである「アンドレアス・メルボスタッド」がデザインした「Type-2614」と呼ばれるジーンズは、スタンダードタイプのモデルより股下が50%長い構造に特徴があります。特長、と言った方が適切かもしれません。

長くカットしてからクラッシュしたスーパーストレッチのデニム素材を用い、プレスによるシワ加工が施されています。カラーは潔く、ブラックとホワイトの2色のみ。メルボスタッドは「ジーンズのシルエットに新たな質感を加えたいと考えType-2614をデザインした。」と語ります。

フォトグラファーは「ヴァン・フェイビング(Yvan Fabing)」。モデルにはオレンジカウンティを拠点に活動するパンクバンド、「The Garden」の双子の兄弟、「ワイアット&フレッチャー・シアーズ」起用。同ブランドの反骨精神とエネルギッシュな印象を象徴するアーティストが形作る世界観からは、針をも通さぬ強固な意志を感じます。

「The Gardenの独特のエネルギーと不遜な態度、既存のスタンダートとは異なる独自の曖昧なボーダーラインをつくりだすスタイルはType-2614のコンセプトそのもの。彼らは〈ディーゼル・ブラック・ゴールド〉と同じく、多様なインスピレーションや雰囲気から対照的な要素をミックスし明確な美学を生み出すスピリットを反映している」とデザイナーのメルボスタッドは言います。

物の革新性だけにとどまらない、思想とアティチュードの魅力に、ぜひ触れてみてください。ホワイトデニムは2月上旬発売予定。ブラックは、3月中旬オープン予定の「DIESEL BLACK GOLD AOYAMA」にて発売予定。金額は¥63,000+TAXです。ぜひご注目を。