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hoboがTRUCKとコラボ!"焚き火"をキーワードにした珠玉のコレクションが完成しました。
唯一無二という言葉を簡単に使いたくはないですが、繊細な手作業ゆえの温もりが漂う「TRUCK」の家具は、その表現にふさわしいプロダクトのひとつだと思います。だからこそ業界内外問わず、このブランドに心酔する人が多いのでしょう。
そしてこの度、同店を主宰する黄瀬徳彦が〈ホーボー(hobo)〉のバックパックを愛用していたことから、その両者のコラボレーションが実現することとなりました。
インスピレーション源となったのは、〈ホーボー〉のデザイナー朝倉秀樹が感銘を受けた「TRUCK」の人気作TSPローチェアで、"山中で焚き火を囲んで、お酒を飲みながらゆっくりと過ごす"。そんなワンシーンをイメージして8つのモデルが制作されました。彼らの名前が連なるだけで、並々ならぬこだわりが詰まっていることは容易に想像できますね。
今回のために制作されたイメージムービーをご覧いただきつつ、その中で実際に使われているプロダクトをひとつずつご紹介していこうと思います。
〈ホーボー〉では定番として親しまれている"SLOPE"に、テントや幌などにも使われている10号キャンバスを採用。生地にはパラフィン加工を施しているため、使っていくうちにチョーキングと呼ばれる白いアタリが生まれ、経年変化も楽しめます。そのほか、ショルダーストラップをカーブさせてフィット感を高め、ボトム部分をウォータープルーフのカウスエードで補強し、内外に多数のポケットを追加するなど、機能面のアップデートも抜かり在りません。
焚き火の道具やキャンプツールなどの出し入れに最適な、大きめのポケットが設けられたトートバッグ。負荷のかかりやすいボトム部分にはウォータープルーフレザーを当てた頑丈なつくりで、屋外で地面に置いても水が浸みにくいのが特徴です。
大きなキャンバスの一枚地に、hoboオリジナルのシェードレザーという牛革で補強を施したログキャリーは、薪やテントのパーツなど、長物を運ぶのに適したデザイン。ハンドルはキャンバスとコットンテープの2重構造になっていて、肩に掛けやすくなっています。
ここまでのプロダクトと同じく、エプロンも耐久性と撥水性を高めた10号キャンバスで制作。フロントにあしらった2つのパッチポケットにはウォータープルーフレザーを使用し、道具類の収納に適したディテールとなっています。袖ぐりにはキャンバスのパイピングを施し、負荷のかかる部分にはhoboオリジナルのシェードレザーで補強していたりと、長く付き合っていけるアイテムです。
肉厚ながら柔らかい、撥水仕様のカウスエードを使用し、難燃性のケブラー糸で縫製したグローブ。内側が断熱作用のあるウレタン素材になった2層構造となっているため、耐熱性が高い実用的な仕上がりになっています。焚き火以外に、通常のキャンプ作業時にも活躍してくれそう。
3合のお米が炊ける鍋と、フライパンとしても使用可能な上蓋がセットに。ストラップホルダーがついているので持ち運びにも便利です。三重県は菰野町の名産である萬古焼のクッカーは耐久性が高くて割れにくく、直火でもレンジでも使用できます。
hoboオリジナルのカウレザー製のケースに収められたステンレス製のフラスク。ステンレス加工で有名な新潟の燕三条の老舗、「三宝産業」が手掛ける〈YUKIWA〉のフラスクは、ウイスキーなどのアルコール濃度が高い蒸溜酒を入れても内容物が変質しないので、人体にも害がないのが特徴です。容量は、使い勝手のいい170cc。
今回のコラボーレションのインスピレーション源にもなったTSPローチェアは、従来のキャンバス地からグレーベージュのウォータープルーフスエードに変更した一脚。リラックス感のある低めのシート位置が魅力で、収納しやすいフォールディングタイプはアウトドアシーンでも自宅のリビングでも使うことが可能となっています。
素材や製法、色合いに至るまで何度も2人で試行錯誤しながら作られたプロダクトからは、実用的で長く付き合えること、時間が経つほどに魅力と愛着が増すこと、そんな彼らの物作りに対する姿勢を実感できるはず。
このコレクションを通して、「TRUCK」と〈ホーボー〉の魅力に存分に触れてみてください。発売は、5月28日(土)となっています。
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