雑貨、アート、ジェネラルグッズなど、幅広いジャンルのアイテムを展開している「シボネ(CIBONE)」。セレクトされたどのアイテムからも、ショップが持つ確固たる哲学が香ります。
その中で、“モードとトラッドの融合”というコンセプトを掲げる「シボネ」のファッションですが、いま話題の4つのブランドを集積した催しが行われます。
「シボネ」ではおなじみの〈チャコリ(CHACOLI)〉、〈コモリ(COMOLI)〉、〈オーラリー(AURALEE)〉に加えて、フランスの新鋭〈ドロール ド ムッシュ(DRÔLE DE MONSIEUR)〉。モードの文脈の中でのストリートトラッドを感じさせるブランドです。
柔らかさとシャープさ、緊張感とリラックス、モダンとクラシック。
モードとトラッドという、ある種対極にある2つの面を合わせ持った、気持ちの良い”真ん中”を追い求める「シボネ」。
凛としたショップの空間で楽しむショッピングは、それだけで特別な体験となるでしょう。イベントは来週の水曜日、21日からです。
Text_Ryo Komuta
PROGRESSIVE TRADITION
3つの「ミニマル・シンプル」+1
期間:9月21日(水)〜10月25日(火)
会場:CIBONE
住所:東京都港区南青山2-27-25 オリックス南青山ビル 2F
営業:11:00〜21:00
電話:03-3475-8017
CHACOLI
少人数のチームにより2011年にスタート。飾りをなくし、説明も必要としない、本当に価値あるものを作りたいという考えのもと、物を収納し、持ち運ぶためのケースを作るブランドです。実用的な道具としての魅力と、それを超える佇まいの美しさを追求しています。
COMOLI
デザイナー小森啓二郎によって2011年にスタート。「すべての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である。」という考えのもと、今の日本の気候に合う、日本人の体型に合った、上質でシンプルな日常着を展開しています。
AURALEE
デザイナー岩井良太によって2015年にスタート。「自分たちが思う本当に良いと思う素材を追求する」をコンセプトに、素材づくりからデザインし日本屈指の生産背景で作り込んだ生地を開発しています。出来上がった素材の個性を最大限に活かし、細部に至るまでクオリティにこだわったコレクション。高い質感で気取らずに着ることができ、オーセンティックかつ、洗練された洋服を提案しています。
DRÔLE DE MONSIEUR
友人2人によって2014年にスタート。様々な概念にとらわれることなく、独自のフィルターと自由な発想で作り出すコレクションは、モダンでミニマルをテーマに展開。すべてのコレクションの生産や素材にこだわり、着る人に永続性や心地よさを提供しています。