広大なニューメキシコにおいて100年以上もの長い歴史を持つ、ナバホ族の伝統工芸「インディアンラグ」。どこか懐かしげな雰囲気を持つこの織物は、“ウィーバー（織物工）”と呼ばれる職人たちによって作られています。
その製法は、1800年代後半から変わらず、羊の飼育から糸の紡ぎ、織り上げに至るすべての工程を、ナバホ族が手作業で行います。そうして出来上がったラグは、確かな技術を持った職人にのみ取引が許され、なかでも最も腕のある職人たちは“マスターウィーバー”と呼ばれています。ちなみに、敷物としても使用されるインディアンラグですが、価値が高いものはタペストリー（壁掛け）として分類されることもしばしば。
この度、そのラグの取引を管理する“トレーディングポスト”の中で、最も厳しい審査や検査を行っている「トドレーナ トレーディング ポスト（TOADLENA TRADING POST）」から、“マスターウィーバー”のパメラ・ブラウン氏を日本に招き、実際にラグを織り上げるウィービングショーの開催が決定しました。
場所は、インディアンジュエリーをはじめ、服飾全般に造詣の深いクリエイティブディレクター、熊谷隆志氏が手がけるCRAFT & CULTUREショップ「CPCM」と、目黒区・五本木に店舗を構える「ラリー スミス（LARRY SMITH）」です。
10月8日（土）〜10日（月）までの3日間は「CPCM」、14日（金）から16日（日）までは「ラリー スミス」にて開催されます。ネイティブアメリカンの本場の技術を目の当たりにできる貴重な機会。ぜひその目で確かめてみてください。
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Pamela Brown Weaving Show
CPCM
場所：東京都渋谷区神宮前6丁目12-22
日程：10月8日（土）〜10日（月）
時間：11:00〜19:00
cpcm-shop.com
LARRY SMITH Flagship Store
場所：東京都目黒区 五本木2-25-10
日程：10月14日（金）〜16日（日）
時間：12:00〜20:00
www.larrysmith.jp
