ヘビーデューティームーブメントが華やかりし70年代の西海岸の空気と、都会的な東海岸のいまの空気を併せ持ったガーメンツ。ニューヨークを拠点に活動する日本人デザイナー、長谷川晋也氏が手掛ける〈バテンウェア(Battenwear)〉を一言で評すなら、そんな言葉がぴったりだ。
自身が趣味として興じるアウトドアスポーツやサーフなどのカルチャーを背景に、スタイリッシュな日常着へと転換されるコレクションは、ここ日本でも多くのファンを獲得しています。
そんな〈バテンウェア〉から2016FWのルックブックがニューヨークから到着。ここではその一部を抜粋して紹介します。
キーアイテムは60/40クロスのマウンテンパーカやクラシックなフリースジャケットにボアジャケット。ともすれば古典的な西海岸スタイルに見えるこれらアイテム群を、ニューヨークから発信するのが〈バテンウェア〉の面白いところ。レトロに見えるが、しかしどこかに洗練を感じるのは気のせいではありません。
都会の街並みにもよく馴染む、いまの空気をまとったアメリカンガーメンツがここにあります。こちらからルックブックの全貌が確認できるので、気になる方を是非チェックを。
Photo_Kevin Yoo
Text_Yosuke Ishii
Battenwear
battenwear.com