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ポートレートのように表情豊かな森。上田義彦の写真展がギャラリー916で開催。

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「Quinault No.39, 1990-1991」

広告から個人作品まで、幅広い分野で活躍をつづける写真家・上田義彦さん。家族の姿、関係性を独特の光と色彩で切り取った『at Home』や吉本隆明や安岡章太郎、大島渚といった著名な日本人39名と対峙したシリーズ『ポルトレ』など数多くの作品を出版しています。

今回、上田さんの展示が行われるのは、上田さん自身の美意識が細部に至るまで反映されたソリッドな空間・ギャラリー916。これまでにも川内倫子さん、繰上和美さん、津田直さんなど第一線で活躍する写真家の展示が行われています。

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「Materia No.5, 2011」

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「Materia 2016」

展示会タイトルは「森の記憶」。

下記はギャラリーのコメントです。

「生命を生む力」という意味を持つ「Materia」ということばと出会い、写真家・上田義彦の30年にも及ぶ命の大元との対峙が始まる。上田の眼差しを通して映し出された時間や時代、人種を越えた普遍的な記憶やエネルギーと対峙した私たちもまた、その答えの見つからない旅へといざなわれる。そこに言葉は要らない。感じた事実だけが真実なのだから。

本展は、上田義彦が1989年にアメリカの森を撮りはじめてから屋久島の森に至る「QUINAULT」「Materia」「M.River」の三部作に、新作を加えた約30点余りの作品を展覧いたします。

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「M.River No.13, 2012」

そして上田さんご自身の言葉です。

Quinaultの森を撮ることから始まり、屋久島の森に至る、命の大元の姿を撮ろうとして30年が経った。大型カメラを担いで森を彷徨い、徐々に見え始めた写真の姿を見失わないよう「Materia」 と名付けた。木の幹、そして命を生む力という意味を持つこのラテン語に出会い、それまで霧に包まれていたように、ぼんやりとしていた写真の輪郭が、鮮明に姿を現した瞬間だった。 命の大元、生命を生む力をこの地球は持っている。古代の人々は永い時をかけ、この世界の原理を発見し、語り伝えるために言葉を現した。写真もまた同様に、世界の成り立ちの原理の姿を現したいと切望しているのだ。

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「M.River No.3, 2012」

森のさまざまな表情を撮り続けること30年。その作品の軌跡をたどる貴重な展覧会です。ギャラリーの空間を味わうことに十分価値があるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

©Yoshihiko Ueda
Text_Shinri Kobayashi


Yoshihiko Ueda 「森の記憶」
会期:4月14日(金)〜7月2日(日)
時間:平日 11:00〜20:00 / 土日・祝日 11:00〜18:30
休廊:月曜日(祝日を除く)
会場:Gallery 916
住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F
電話:03-5403-9161
入場料:
一般 ¥800
大学生・シニア(60 歳以上) ¥500
高校生 ¥300
中学生以下 無料
※チケット半券をお持ちの方には割引があります。

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