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〈HARE × HOUYHNHNM〉3人のアーティストによるロックTシャツが発売! Vol.03 ナイジェルグラフ

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若者を中心に支持を得る東京発のブランド〈ハレ(HARE)〉とフイナムによるスペシャル企画がスタート! お届けするプロダクトは、夏の定番アイテムの1つで様々なグラフィックが魅力のロックTシャツ。今回、このアイテムにプリントするイラストを加賀美健さん(現代美術作家)、ナイジェルグラフさん(グラフィックアーティスト)、faceさん(イラストレーター / アーティスト)の3名に依頼しました。“東京” と ”ロック” をキーワードにしたTシャツがついに完成! 最終回となる今回は、音楽やカルチャーへの造詣も深いナイジェルグラフさんが登場。20年近いキャリアを持ち、これまでに数多くの雑誌やカタログのクライアントワークを手掛けながら、ファッションブランドとのコラボレーションも積極的に取り組んできた彼の本作のコンセプトを尋ねてみた。

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「今回のイラストは、おそらく知っている人ならすぐにピンとくるデザインだと思うのですが、有名なハードコアバンドのジャケットのアートワークをサンプリングしたものなんです。ただ、僕の場合、ロックをそんなに聞き込んでいたわけではなく、アーティストから入ったというより、そのジャケットを手掛けたデザイナーが大好きでこのデザインを選びました。実はそういう天邪鬼な部分が作風にもけっこう反映されていたりするんですよ(笑)」。

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学生時代から一貫して音楽はヒッピホップに傾倒し、そこから派生していく音楽やカルチャー、アートを “掘る作業(ディグする)” が好きで、今でも自身の作品のインスピレーション源になることもあるというナイジェルグラフさん。それはSNS時代とも言える情報過多の現代の主流とは異なる楽しみかたを改めて伝えていきたいという思いもあるのだそう。

「ヒップホップの楽しみかたの一つにサンプリングという文化があります。昔、DJをしていたこともあって、好きなものを徹底的に掘り下げる作業が好きでした。そこからロックやジャズ、レゲエなどの音楽と出会うことが多かったんです。今回のイラストのデザインも掘り下げていくことでいろいろな発見があると思います。ぜひ若い人たちには特にそこから自分なりの楽しみかたをディグしていって欲しいですね」。

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Tシャツ ¥6,000+TAX、トートバッグ ¥2,500+TAX、中は下げ札

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Tシャツに付属するLPジャケットをイメージしたパッケージ。写真は表裏

好きな音楽同様、ナイジェルグラフさんの手から生まれるデザインには、その裏にあるサンプリングネタとストーリーが隠されていることが多いという。作品だけでなく、その作り手の想いにも触れてみる。そんな楽しみかたが彼の作品では感じることができるのかもしれない。今回のナイジェルグラフさん、過去に紹介した加賀美健さん、faceさんのTシャツも絶賛発売中! 数量に限りがあるため、気になる人は近くの〈ハレ〉のストアに足を運んでみよう! オンラインストアでの購入はこちら

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NAIJEL GRAPH
CDジャケットやカタログ、雑誌、写真集、書籍など、幅広い分野で活躍するグラフィックアーティスト。最近ではアパレルブランドとのコラボレーションも数多く手掛け、街中で作品を見かけることも少なくない。代表的な作品に、雑誌『POPEYE』や『BRUTUS』の表紙のイラストがある。www.naijelgraph.com

Text_Yuho Nomura
Photo_Masahiro Arimoto


TOKYO ★ROCK★ THREE T-SHIRTS
発売日:8月1日(月)
取り扱い店舗:全国のHARE店舗、オンラインストア

アダストリア
電話:︎0120-602-162
www.dot-st.com/hare
Instagram @hare_official
twitter @HARE_jp
facebook @HARE.jp

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