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LA在住の写真家・飯田麻人がユナイテッドアローズと発信する「DOLOVE」プロジェクト。

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東京で生まれ育ち、2008年に祖母から譲り受けたカメラ「NIKON F2」で写真を撮り始め、その後、2010年に単身渡米。現在、ロサンゼルスを拠点に、LAの名門レーベル、現「デリシャス ヴァイナル(Delicious Vinyl)」所属のファトグラファーとして、ビートメイキングやDJまでマルチに活躍する飯田麻人。この度、彼と「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」がタッグを組んだプロジェクト「DOLOVE」が始動。スペシャルアイテムがリリースされます。

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そもそもどのような経緯でスタートしたのか、彼本人が語ります。

「ぼくの周りは、みんな自分たちの服を作っているんですよ。グラフィックもののTシャツとか、カットソーとか、彼らの好きなものを好きなようにつくっていて、いつも楽しそうだなって思って見てました。ぼく自身もグラフィックTが好きでたくさん着ていましたけど、ドンピシャで自分が好きなものになかなか巡り会わなくて。レコード屋さんで$18とかで売っているテロテロの生地に自分が好きなアーティストとか、アルバムカバーとかがプリントしてあるものが大好きで。でもぼくはロックものを探しているわけじゃなくて、ジャズのTシャツを探していたんですが、ジャズもののTシャツって数がないんですね。それからある日、そんなことを知り合いに話をしていると、ジャズインスパイアのグラフィックものをやってる人もいないし、雰囲気も合いそうだしユナイテッドアローズとやってみないか? ってお誘いをいただく機会があって、それからこのプロジェクトが始まりました」

展開されるのは、ジャズにインスパイアされた、独特のムードを醸し出すTシャツとロングスリーブTシャツです。

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Tシャツ 各¥7,500+TAX

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ロングスリーブTシャツ 各¥9,000+TAX

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そして、プロジェクト名である「DOLOVE」。このネーミング、引いてはコンセプトについてさらに話してくれました。

「いまは右往左往した結果、フォトグラファーとして活動をしているのですが、元々ロサンゼルスにはレコーディングエンジニアになる為に勉強で来ました。学校で勉強する傍ら、AKAI MPCとレコード盤でヒップホップのビートをつくってコンプトンのラッパーと曲をつくったり、そんなことばかりしていた時期があったんです。日本にいる頃からサンプリングに使うレコードを探していて、そのうち最初は退屈で聞けないと思っていたジャズにのめり込んでいくようになりました。もちろん音楽的な面でも好きでしたし、ジャズがあった時代の文化、背景、そしていつも即興によって変化がある新鮮さに、どこか音楽以上のものを感じるようになっていったんです。ジャズの評論家みたいなことは言えませんが、ジャズはぼくの心を踊らせるし、歌モノの歌詞はいつもストレートでシンプル、そして力強く愛について歌っているものが多くていつも心を打たれていました。そういうシンプルで力強い愛こそ、今回のプロジェクト名である“DOLOVE”の一番の大きなコンセプトなんです。直訳すると“愛をする”ってなるんですが、なんとなく想像つきませんか? LOVEなことをする、自分の好きなことやる、大切にしたいことを大切にするとか。そして、ビジュアル面ではぼくの好きなジャズアルバムのカバーや、アーティストの言っていた言葉、それと当時インスピレーションを受けたものが反映されていて、デザインに含まれる写真はぼくがすべて撮影しています」

ジャズをベースに、飯田麻人の大好きなことを具現化した「DOLOVE」。一年越しのスタートというから、その想いは一入でしょう。すべてのアイテムは6月27日(火)より、「ユナイテッドアローズ」全店展開(DST, SVH, Womens Sotreを除く)にて発売。ぜひ店頭で手に取って見てください。

Text_Jun Nakada


DOLOVE for UNITED ARROWS
ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館
住所:東京都渋谷区神宮前3-28-1
電話:03-3479-8180
営業時間:12:00~20:00(平日)、11:00~20:00(土・日・祝)
http://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/storelocator/
www.asatoiidaphoto.com

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