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なぜ雑誌なのか? 元『TRANSIT』編集長の思考に迫るニュードキュメンタリー『ATLANTIS zine』。

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鮮やかな写真とテーマに深く切り込んだテキスト、唯一無二のデザインが三位一体となり、熱烈なファンをいまなお獲得し続けているトラベル雑誌『TRANSIT』、そしてその前身『NEUTRAL』。

両誌の元編集長であり、現在はデザイン会社「SOUP DESIGN」の出版レーベル「PLANCTON」で編集長を務める加藤直徳さんが新雑誌『ATLANTIS』を立ち上げます。

雑誌がいつ出るかはまだ未定ですが、その創刊までを追ったzine01号と02号が6月30日(金)に発売されます。

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zineに関してはこんなリリースが届いています。

“加藤さんが編集者になったのは1997年。当時からすでに出版界は不況だと言われていましたが、それから20年の時を経て、雑誌の発行部数は落ち込み続け、廃刊する雑誌は後を絶ちません。

そんな中にあって、加藤さんは、なぜ、新たな雑誌を立ち上げようとしているのか。なぜ、雑誌を編み続けるのか。改めて雑誌作りの意味を自身に問い直す加藤さんの思考の過程と、自分と同じように「雑誌を編みたい」と考える若い編集者たちへのメッセージを、『ATLANTIS zine』では6号に渡ってお届けしていきます。”

徐々に、しかし確実にその姿を消しつつある雑誌。しかし、雑誌しか持ち得ないまとめ方、高揚感、リアリティというのも間違いなくあります。

雑誌不況と言われる、この時代に気鋭の編集者がどんな雑誌を、どんなことを考え、どんな過程を経て生み出すのか。それは編集者という職業人だけに限らず、バーチャルとリアリティ、デジタルとアナログがせめぎあうこの時代に生きる人間全員が興味のあるコンテンツなのではないでしょうか。

6月30日(金)19時半から、トークショーも行われます。詳しくはこちらから。

Text_Shinri Kobayashi



ATLANTIS zine 01号

特集「タイトルを決める/コンセプトを決める」
ページ数:60P
価格:¥1,000+TAX

ATLANTIS zine 02号
特集「追いかける特集を並べる」
ページ数:60P(予定)
価格:¥1,100+TAX

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