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これは事件です。キーンのシューズ製造ロボットを設置した世界最小級のシューズ工場が原宿・キャットストリートにオープン。

UNEEKBOTxLOGO

後年振り返ってみると、このイベントがひとつの転換点になるのかもしれません。

「ニューポート」「ヨギ」などの名作を生み出す、ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド〈キーン(KEEN)〉。イノベーティブなプロダクトを生み出し続ける同ブランドが、商品だけでなくその生産環境に革命を起こします。

編みこみによる独特のフィット感とデザインが人気のオープンエア・スニーカー「ユニーク」を、2本のアームで製作するロボットを設置した“世界最小級のシューズ工場”ことポップアップストア「UNEEKBOT FACTORY STORE」が、原宿・キャットストリートの「BANK GALLERY」にて7月21日(金)〜7月23日(日)の3日間限定で開業されます。そしてこのロボット、「UNEEKBOT(ユニークボット)」が制作する限定カラーの「ユニーク」を数量限定で販売します。

このロボットがもつ利点は、本来は、手作業で行っていた「ユニーク」のインターロッキングシステム(2本のコードを編み込む作業)を機械化することにより、シューズの製造時間の短縮や、カラーやマテリアルのカスタム化を可能にしてくれます。また、人的コストを抑えられるため、人件費や地代の高いエリアでも「ユニーク」の生産を可能にし、現在工場を置いている中国やベトナムからの商品輸送コストや時間、輸送に伴う燃料消費による二酸化炭素の排出量を抑えることが可能となり、環境への負荷を軽減してくれます。

そしてなぜ原宿を選んだのか。

それは、世界の中でも地価の高いエリアのひとつといわれている東京の中心・原宿で“世界最小級のシューズ工場”を作るというしっかりとしたコンセプトに基づいています。さらにここを皮切りに、日本国内の〈キーン〉直営店や取り扱い店舗、世界各国で展開する〈キーン〉取り扱い店舗でも「UNEEKBOT」の設置展開をしてゆくとのこと。

この革命的な出来事をよりくわしく知るために、このプロジェクトを推し進めたキーパーソンである、〈キーン〉創業者の息子・ローリー・ファースト・ジュニアに、後日インタビューして、フイナムでアップします。乞うご期待!

Text_Shinri Kobayashi


ポップアップストア「UNEEKBOT FACTORY STORE(ユニークボット ファクトリー ストア)」
期間:7月21日(金)〜7月23日(日)
会場:BANK GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5
時間:11:00〜20:00
http://global.keenfootwear.com/ja-jp/

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