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古今東西の名作恋愛詩を鮮やかにアップデート。詩人菅原敏の新境地がここに。

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フイナムのブロガーにも名を連ね、雑誌や新聞、ラジオ、朗読ライブのほか、人気歌手Superflyらへの歌詞提供などで活躍する詩人・菅原敏

これまでにいくつもの作品を残してきましたが、今回発表された新作は、インターネットメディア「cakes」の人気連載「新訳 世界恋愛詩集」を再編集した、詩集『かのひと』超訳 世界恋愛詩集です。

ゲーテ、ニーチェ、シェイクスピア、小野小町ら古今東西の恋愛詩を独自の解釈で、菅原敏が超訳。

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一編の詩に一枚の絵、対になった鮮やかな挿画は「漂流郵便局」で話題の現代美術家・久保田沙耶、 デザインは国内外で数々の受賞歴を持つKIGIが担当しています。

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現代に息づく才人たちの才能が見事に編み込まれた一冊となっています。

最後に著者である、菅原敏の言葉をご紹介しておきましょう。

「今の恋も、昔の恋。いにしえの詩人たちとまなざしを重ねるたび『いつの
時代も恋すれば人は変わらない』と知ります。
埃をかぶった古い本の中に小さな宝石を見つけ出すように。あなたの日々に
寄り添い、時に処方箋となってくれるような一篇を」

Text_Ryo Komuta


「かのひと」超訳 世界恋愛詩集(東京新聞)
発行日:2017年7月25日
体裁:四六判、フランス製本、160ページ
定価:¥1,700+税

菅原 敏(すがわら・びん)
詩人。アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベ ランダ/ウサギと女たち』で逆輸入デビュー。執筆活動を軸にラジオやテレビでの朗読、デパートの館内放送ジャック、『詩人天気予報』など、詩のない所に詩を運ぶ独自の活動を展開。Superflyへの歌詞提供、東京藝術大学との共同プロジェクト、美術家とのコラボなども多数。現在は雑誌『BRUTUS』『GINZA』ほかで連載。低く響く声を生かしナレーションも手がけている。

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