エンジニア、プロダクトデザイナーであるイアン・ショーンは、アメリカの自転車ブランドでフレームを手がけたり、パーツブランドの経営を行ったりしていました。そんな彼が目をつけたのは、筆記具。「毎日使う日用品」で「長く使えて壊れないもの」を作りたいと考えたイアン・ショーンは、金属無垢材を削り出し、たった4つの部品で構成されたシンプルなペンを完成させました。
2012年、最初に生産した2000本が完売するや否やSNSで話題を呼んだのです。それが〈ショーン・デザイン（SCHONDSGN）〉というブランドのはじまりです。
〈ショーン・デザイン〉のペンは100%メイド・イン・アメリカ。ペン本体はマサチューセッツ州のボストンの工房で作られており、リフィル交換用の真鍮のネジも、ボストンにある最も古いネジ工場のひとつで作られています。
ネバダ州で作られた〈Fisher〉のリフィルがセットされ、カードボードチューブのパッケージは、ミシガン州にある薬莢用の紙筒などを手掛ける工場で作られています。品質検査とパッケージングは、マサチューセッツの工房で。徹底したアメリカメイドからはものづくりへのこだわりと、一貫した思想性を感じます。
ジーンズやカバンのポケットに入れた時に、引っ掛かりがないように作られたミニマムなデザイン。ゴムやプラスチックを一切使わないシンプルな構造のため、機械的な故障がなく長く愛用することができます。
素材は、アルミニウム、ブラス、ブロンズ、ステンレススチール、チタニウムの5種類。本格的な日本上陸を果たしつつも、大量生産ができないためごく限られた店舗で、数量限定での取り扱いとなるそう。発売は9月からとのことなので、ぜひ注目してみてください。
Text_Taiyo Nagashima
SCHONDSGN
www.schondsgn.com
www.instagram.com/schon_dsgn
販売予定店舗
HIGHTIDE ONLINE hightide.co.jp（9月1日（金）販売スタート）
アンジェビュローエキュート上野店
アンジェビュローKITTE丸の内店
カキモリ(10月オープン予定新店舗)
キングダムノート
書斎館
RHC ロンハーマン大阪店
RHC ロンハーマンみなとみらい店
HIGHTIDE STORE
LIVING MOTIF
