2011年春夏の『FACTOTUM』。 - muroffice Blog（muroffice）

2010年秋冬のコレクションの最中、「来シーズンからは"ランウェイショー"という表現方法からまた異なる表現方法に転換する」と発表した『FACTOTUM』はこの2011年春夏コレクションを一体どんな表現方法で発表するのだろう...

 

ということが気になるせいなのか、残暑が厳しいせいなのか、最近あまり寝付きがよくないmurofficeの嶋田です。

 

冒頭の『FACTOTUM』に関しては、ランウェイショーを３シーズンmurofficeがPRとしてお手伝いさせて頂いたということもあり、僕自身かなり動向が気になるところ。僕と同様気になる方も多いのではと思い、調べました。

 

『FACTOTUM』はそもそもデザイナーの有働氏が旅に出て、その地でインスパイアされたものから物作りが始まるブランド。

今回は、9月14日(火)から17日(金)まで関係者に向けて都内某所で展示会を催し、そこでコレクションを発表するらしいのですが、その物作りの過程の中でデザイナーのインスピレーションの源となるものを記録した映像が、展示会前日である9月13日(月)の夜9:00から『FACTOTUM』オフィシャルウェブサイトで放映されるとのこと。

 

デザイナーがインスパイアされた異国の様々な要素を映像で見て感じて、その翌日には展示会でそこから作られた『FACTOTUM』の洋服を実際に触れながら見られるみたいで、見る手としては嬉しい仕掛け。

たしかにこれまでの"ランウェイショー"という表現方法では、デザイナーの有働氏が最もこだわる、旅先で感じた様々なものが反映された洋服の仕様や付属などのディテールは表現しきれていなかったのかもしれません。

今回、初めての試みだというこの"ウェブサイト"と"映像"を使った表現方法。ファッションが時代とともに様々なかたちに変化している中で、今回の『FACTOTUM』の打ち出しは大注目です。

 

FACTOTUM OFFICIAL WEB SITE : http://www.factotum.jp/