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吉沢亮が語る、PS by Paul Smithとファッション観。

今季、新たなアティチュードを示すニューコレクションとして誕生した〈PS バイ ポール・スミス〉。そんな話題のブランドについて、9月17日公開の映画『サマーソング』で初主演を飾る、いま最も注目の若手俳優、吉沢亮に話を訊いてみた。

• Text_Yuho Nomura

ーまず初めに今回、〈ポール・スミス〉の新ラインとして誕生した〈PS バイ ポール・スミス〉を着てもらいましたが、実際に着てみた感じや手に取ったときの印象を教えて下さい。

単純にデザインがカッコよかった。着心地もすごく良かったです。最初、抱いていたイメージよりもずっと着やすくて、普段はあまり着ないような服もすんなりと合わせられました。あとは、どのアイテムにも共通のロゴが使われていて、それも可愛くて印象に残っています。

ー今日、実際に着たアイテムで気になるモノはありましたか。

MA-1のようなアウターは毎年よく着るので、特に欲しくなりました。

ーいつ頃からファッションに対して意識するようになりましたか。

なんとなく高校生くらいから気をつかっていましたけど、強く意識するようになったのは最近かもしれないです。お仕事で色々な服を着ることが多いこともあって、いつの間にか色やサイズ感を気にするようになっていったんだと思います。いままでは自分の好きな服で、バランスとか考えずに着ていたので（笑）。

ー最近ファッションで気になっているコトやモノはありますか。

着こなしの好みは少し大きめなサイズ。ビッグシルエットのトップスやワイドパンツが最近は気になっているというか、気分ですね。特にワイドパンツばかりずっと穿いています。普段はネイビーやブラックといったトーンの服を好んで着ることが多くて、割とさっぱりとした格好をしています。

ー9月17日（土）に初主演の映画『サマーソング』が公開されます。この映画の内容と演じた役柄を教えてください。

サーファーの父親に憧れて、サーフィンを始めるんですけど、ある日不慮の事故で父を亡くしてしまい、それ以来サーフィンや海から遠ざかってしまう主人公を演じています。友情あり、恋愛模様あり、いまの季節に相応しい青春映画に仕上がっていると思います。

ーどのような人にこの映画を見てほしいですか。

青春を謳歌出来なかった人や、あと一歩の勇気が踏み出せない人……。そんな人たちの背中をそっと押してあげられるような作品になっていたら嬉しいです。本当にバカな男の役なんですけど、どこか愛おしさも感じられる部分もあります。一人でも多くのひとに観てほしい映画です。