宮戸フィルムの場合
PROFILE

『シュプリームの店員モノマネ』で注目を集めている、お笑いコンビ「おミュータンツ」の一人。ファッション好きなのはもちろんのこと、年間300本の映画を観る、吉本興業屈指の映画好き芸人でもある。自身のYouTubeチャンネル『おミュータンツch』にて、日々動画をアップ中。4月3日に渋谷PARCOで開催される「フイナムのフリマ HNF in SHIBUYA PARCO」のトークショーに登壇する予定。@miyatofilm
徹底的にサスティナブル。でも、服としてちゃんとかっこいい。

ー本日はよろしくお願いいたします。渋谷PARCOで開催中のサスティナブルキャンペーンをおこなう3店舗をまわりながら、サスティナブルについて、一緒に学んでいけたらと思います。
宮戸:よろしくお願いします! サスティナブルって、最近とくに耳にする機会が増えていますよね。今日はたっぷり勉強して帰りたいと思います!
ーまずは最先端のファッションとテクノロジーを融合する〈アンリアレイジ(ANREALAGE)〉にやってきました。
宮戸:以前からブランド古着を買うことが多いのですが、〈アンリアレイジ〉の服も、そうした場で手に取ることがあります。先日、EXITさんがコラボしていましたよね。普段から仲良くさせていただいている先輩なので、驚きました!
ー古着を着ることが多いのですね。宮戸さんといえばやはり〈シュプリーム(Supreme)〉のイメージが強いですが、どういったブランドを手に取ることが多いのでしょうか?
宮戸:やはりストリートブランドは好きですね。〈シュプリーム〉については、リアルタイムで買えないアイテムも多いですから。古着で気になるものに出合うとついつい欲しくなっちゃいます。そうそう、フイナムの連載『で、NEW VINTAGEってなんなのさ?』の〈シュプリーム〉の回は、もう7回くらい読み返していますよ(笑)。

ーありがとうございます! 今回のPARCOのキャンペーンにおいても、「サスティナブル=循環=古着」ということで、4月3日(土)にはニューヴィンテージをテーマにしたフリーマーケットを開催する予定です。
宮戸:古着ももちろん好きですが、ヴィンテージのアーカイブをベースとしたものづくりをしているブランドにも惹かれます。もちろん〈シュプリーム〉も然りなのですが、日本ではなんとなくブランドネームだけが先行してしまっていて。本来はそうしたかっこよさがあるんですけどね……。
ーそうしたものづくりの裏側や背景も、服を着ることの醍醐味ですもんね。
宮戸:それこそ〈アンリアレイジ〉も、ヴィンテージウェアをベースとしたアイテムは多いですよね。でも、服づくりの枠からはみ出した独特のパターンメイキングをされていて、そこが本当におもしろいなと感じます。

ー今回〈アンリアレイジ〉では、サスティナブルデザインを掲げる新ブランド〈メゾンサークル(MAISON CIRCLE)〉とのコラボ商品として、“WEARABLE MICKEY COLLECTION”を展開中です。広げるとミッキーマウスの顔の形なのに服として着られる、というユニークなアイテムがラインナップされています。
宮戸:すごいですね……!
ーまた、素材のほとんどは天然由来・リサイクル原料。3D CADでパターンメイキングをおこなうことで、時間と物資のロスを削減。また、ひとの体に準拠しないシルエットなので、体型差によるサイズロスも減る。そうした3つのアプローチでサスティナブルを実現する、コンセプチュアルなコレクションのようです!
宮戸:徹底的にサスティナブルなのに、ちゃんと服としてかっこいいっていうのがすごいですね。着心地もいい。一見すると奇抜ですが、着てみると、思ったよりもシンプルに見えますね。やっぱり、服は着てみないとわからないな。


ANREALAGE(3F)
最先端のファッションとテクノロジーを融合する〈アンリアレイジ〉。持続可能なファッションを追求する服作りのために、新たに「トワルを使わないパターンメイキング」「エコロジー素材の使用」「ひとの体型に準拠しないシルエット」を掲げ、ミッキーマウスとのコラボレーションを実現。置くとミッキーマウスのシルエットに、着るとカットソーやシャツに変身する“ウェアラブルな造形”からは、計算されたパターンメイキングを堪能できる。
電話:03-6809-0220
https://shibuya.parco.jp/shop/detail/?cd=025818