CLOSE
FEATURE | TIE UP
AVIREX × MLBティモンディ高岸宏行が見せる、新たな表情。

AVIREX × MLB
ティモンディ高岸宏行が見せる、新たな表情。

“サブウェイシリーズ”と呼ばれる、ニューヨーク・ヤンキースとニューヨーク・メッツのライバル対決。そんな伝統の一戦をモチーフにしたアイテムが、〈アヴィレックス(AVIREX)〉と「メジャーリーグベースボール(MLB、以下メジャーリーグ)」のコラボレーションから登場しました。そして、ニューヨークで誕生した三者による共作を着こなすのは、お笑い芸人であり、現役の野球選手としても活躍する、ティモンディの高岸宏行さん。トレードマークである全身オレンジの衣装を脱いだ、等身大の高岸さんの姿を切り取りました。

  • Photo:Kazuki Iwabuchi
  • Styling:Shunsaku
  • Hair&make:Tenju
  • Text:Yasuyuki Ushijima
  • Edit_Soma Takeda

PROFILE

高岸宏行

1992年愛媛県生まれ。野球の強豪校・済美高校野球部に所属し、甲子園を目指すが、地区予選で敗退。チームメイトだった前田裕太と2人で2015年にお笑いコンビ・ティモンディを結成。図抜けてポジティブなキャラクターやプロ顔負けの野球技術、身体能力を武器に、バラエティ番組で引っ張りだこに。現在はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属し、野球選手としても活躍中。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演するなど、ジャンルレスな活動でひとびとに勇気を与えている。
YouTube:@ティモンディチャンネル

二刀流というより、応援の一刀流。

〈アヴィレックス〉MA-1 ¥39,600シャツ ¥11,880中に着たロングスリーブTシャツ ¥6,930スエットパンツ ¥11,880(アヴィレックス原宿店)、その他スタイリスト私物

-高岸さんはBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属し、野球とお笑い芸人として活躍されています。この二足の草鞋は大変じゃないですか?

高岸:よく自分のことを二足の草鞋とか二刀流というように表現してもらいます。ただ、自分のなかでは学生野球が終わって、次の目標が“応援人になること”でした。だから、テレビやラジオ、雑誌、こういったウェブ媒体に出演するのも、誰かに元気や勇気を与えるひとつの応援と捉えています。

野球も30歳を過ぎてからもう一度、硬球を使った現役のフィールドでチャレンジすることで誰かを応援できるのではないかと思いながらやっていて。ぼくの中では二刀流というよりも応援の一刀流なんですよ。

―なるほど。応援の一刀流とは、心に響きました。

高岸:実はBCリーグの選手として活動する前から野球のトレーニングは欠かさず行っていました。年齢がいくつになっても成長はできるし、努力はいつかどこかに繋がっていくと思っていて。だから、栃木ゴールデンブレーブスに入団してからも、それ以前と生活が変わったということはないです。もちろん、この生活をしんどいとかツラいと思ったこともないですね。

「まず、リバーシブルということに驚きました。ニューヨークの2大チームであるヤンキースとメッツの両方を楽しめるデザインは、なかなか見ることができないですから。野球ファンやメジャーリーグが好きなひとにとってはたまらないんじゃないですかね」

―現在は肩の怪我で、BCリーグでも登板できない日々が続いていたと思います。

高岸:肩はほぼほぼ完治しましたが、ちょうどシーズンが終わるところなので、コーチ陣からは次のシーズンに向けて練習していこうとアドバイスを受けました。ただ、チームに迷惑をかけてしまったことは悔しかったですね。

―アスリートは体が資本。なにか身体のケアや毎日のトレーニングで気をつけていることはありますか?

高岸:基本的にはピッチャーなので毎日できる練習は限られています。コーチ陣やトレーナーに宿題としていただいた技術的な動作の反復をトレーニングとしてこなしつつ、個人的に公園に行ってジャンプをしたり、ストレッチをしたり。あとは収録の合間に楽屋でチューブトレーニングをしたりもしています。

-高岸さんは自分を追い込みすぎてしまう性格だそうですね。

高岸:よく言われます(笑)。元々やりすぎちゃう人種なので、そこはコーチやトレーナーがブレーキの役割をしてくださっているという感じ。ぼくの性格もすぐ汲み取っていただけました。ただ、ファンの方から「次の登板を楽しみにしています」とか「次の試合は絶対観に行きます」という言葉をもらうと、応援する側なのに、なんで応援されているんだと思って、ついつい頑張りすぎちゃうんですよね。

-選手として来季はどんな目標を掲げていますか?

高岸:もちろん、栃木ゴールデンブレーブスの優勝ですね。個人としては、お笑い芸人という特殊な動きをしている自分をチームに呼んでいただいた恩もあるので、まずは1勝を掴み取れるようにしたいです。ただ、さっきも言ったように、根本の目標は試合を見ているひとに勇気を与えること。自分のチームはもちろん相手チームも鼓舞できるようにエール球を投げていきたいなと思います。本気で投げに行った球を打たれたら相手を称賛したいですし、あくまで自分は応援人として野球をやっているんだ、ということを念頭に置きながら活動していきたいですね。

INFORMATION

AVIREX原宿店

電話:03-6447-0626
オフィシャルサイト
Instagram:@avirex_jp

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事#AVIREX

もっと見る