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NIKE AIR MAX A to Z 2015年版。ナイキ エア マックスの(だいたい)すべて。

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〈ナイキ〉のイノベーションを象徴するランニングシューズであるとともに、ファッションアイコンとしても幅広い層から支持され続けている「ナイキ エア マックス」。近年のスニーカーシーンの盛り上がりも相まって、その存在感は高まるばかり。なぜこのシューズは人々を魅了してやまないのか? AからZまでの26のキーワードとともに、その魅力を解き明かしていきます。3月1日から26日まで毎日更新!

Edit_Issey Enomoto, Hiroshi Yamamoto
Art Work_Shin Hamada(BY ONE)

POMPIDOU

デザインのモチーフは、パリのポンピドゥー・センターでした。

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Illustration_Matt Stevens

もともと「エア マックス」は、ナイキ エアの容量を最大化するため、着地時に変形したエアバッグをサイド方向に逃がすという機能的アプローチから開発がスタート。デザインを手掛けた〈ナイキ〉のティンカー・ハットフィールドは、フランス・パリ4区にあるポンピドゥー・センターからデザインインスピレーションを受けたという。

1977年、美術館や図書館などを擁する総合文化施設として開館したポンピドゥー・センターは、むき出しのパイプとガラスが組み合わされた独創的なデザインが印象的。あまりに独創的過ぎて建設途中の建物と勘違いする人がいたほどだとか。

たしかに「エア マックス」のウインドウから見えるエアユニットと、ポンピドゥー・センターのガラスで覆われたチューブ状の通路には、機能的要素がむき出しになっているというデザインテイストの類似性が発見できる。

ちなみにポンピドゥー・センターも「エア マックス」もデビュー当時、その斬新すぎるデザインを否定的に捉える意見もあったが、現在ではその高いデザイン性が評価され、ポピュラーな存在になったという共通点がある。

Text_Masahiro Minai

ナイキ カスタマーサービス
電話:0120-6453-77


ナイキ エア マックスの詳細はコチラ
nike.com/airmax