BILL WALL LEATHER
ホースシューリング¥70000、ホースシューペンダントヘッド¥35000、ボールチェーン¥11000、クロスバングル¥75000、ウォレットチェーン¥420000、ウォレット¥68000

〈Vaporize〉カットソー¥6800(VAPORIZE)、その他モデル私物

〈Pizzanista×Beams〉Tシャツ¥5800、〈orslow〉パンツ¥19800(すべてBEAMS HARAJUKU)、〈Vaporize〉カットソー¥6800(VAPORIZE)、その他モデル私物

BILL WALL LEATHER
スマイルピン¥13000、スマイルキーチェーン¥85000、ブレスレット¥195000、スタースタックリング¥26000、フリーダムスタックリング¥26000

〈Ami alexandre mattiussi〉シャツ¥32000(International Gallery BEAMS)、〈Masaca hat×Beams〉キャップ¥7000(BEAMS HARAJUKU)、その他モデル私物

〈Ami alexandre mattiussi〉パーカ¥47800
(ともにInternational Gallery BEAMS)、その他モデル私物

BILL WALL LEATHER
スターリング¥50000、スターペンダントヘッド¥30000、ボールチェーン¥11000、スタースタックリング¥26000、ブレスレットにしたボタン¥9200

〈Sanca〉Tシャツ¥11800(BEAMS HARAJUKU)、〈Vaporize〉パンツ¥14000(VAPORIZE)、〈Ami alexandre mattiussi〉キャップ¥17200(International Gallery BEAMS)、その他モデル私物

〈Beams plus〉シャツ¥12000(BEAMS PLUS HARAJUKU)、〈Sanca〉
Tシャツ¥11800(BEAMS HARAJUKU)、〈Vaporize〉パンツ¥14000(VAPORIZE)、その他モデル私物

BILL WALL LEATHER
ホースシューリング¥115000、ホースシューペンダントヘッド¥35000、ボールチェーン¥11000

〈Sasquatchfabrix.〉シャツ¥20000、〈Grillo〉キャップ¥5800(ともにBEAMS HARAJUKU)、〈Vaporize〉パンツ¥14000(VAPORIZE)、その他モデル私物

〈Pig & rooster〉シャツ¥22000(BEAMS SHIBUYA)、〈Vigano〉パンツ¥35000(International Gallery BEAMS)、その他モデル私物

ロサンゼルスの西端に位置する、海と山に囲まれた美しい景色の街、マリブ。この地で生まれ、今もなお変わらずにマリブを拠点とする自身のアトリエで、日夜製作に打ち込むビル。〈ビルウォールレザー〉が誕生し、30年を迎えた今の心境とこれからの展望について、彼に色々と訊いてみました。

—一枚のライダースジャケットから始まった〈ビルウォールレザー〉も今年で設立30周年。数あるジュエリーブランドの中でも特に歴史が長く、ビル自身様々な変化もあったと思いますが、率直にどんな30年でしたか?

「30年っていうと振り返ると本当にいろんなことがあったなって思うよ。一言で言い表すのは難しいけど、ガムシャラに一所懸命働いてきて、それでもビジネス的にはまだ成功したとはまったく思っていないんだよね。時代とマッチするタイミングとかもあると思うし。けれど、今もこうして仲間たちと一緒に創業当初から変わらずに働けていることはとても幸せなことだと思ってるよ」

—創業時から変わらずに持っている信念があれば教えて下さい。

「ブランドを始めてから一貫して変わらずに持ち続けているものは自らの手でものづくりを行うこと。基本でもあるけど、これは僕自身のクラフトマンシップな精神の中でもとっても大切なことなんだ。それを常に維持することはきっとこれからも変わらないよ」

—なるほど。ちなみにビルにとってアトリエのあるマリブは、どんな場所なんですか?

「もちろん生まれ育った場所でもあるし、その場所で働くっていうのは僕にとってごく自然なことなんだ。ただ僕が生まれた時と今では様相が全然違ってきているけどね。昔はもっと田舎な街で今ほど観光地として賑わってもいなかった。けれどやっぱりマリブの海は特別で、趣味で釣りもしたりするし、なによりインスピレーションが湧いて来るんだ。だから逆に言うと、ここ以外だと落ち着かないんだよね。ダウンタウンの方なんてもう20年以上行ってないよ(笑)」

—今回の特集でもメインアイテムとして紹介している新作リングの”ホースシュー”は、〈ビルウォールレザー〉にとって新たなシンボルになってくるのかなとも思うのですが、このアイテムが生まれた経緯を聞かせてください。

「このリングはスターリングシルバーのみを使用していて、様々なモチーフを厳選した素材で組み合わせた特別なアイテムなんだ。幸福の象徴でもあるホースシューをベースにしていて、例えばラッキーモチーフなサクランボや四葉、文字の旗印や、”運を自ら掴み取る”ことを意味する$マークやサイコロ、トランプの造形なんかをデザインで取り入れているのが特徴だね」

—このホースシューには、なにか特別な想いが込められているんですか?

「僕の作るアクセサリーは基本ポジティブなメッセージが込められているんだけど、これもモチーフ通り、身につけてくれる人全てに幸運が降り注ぐようにと願って作ったものだよ。ただ絶対上手くいくとは限らない危うさも表現していて、”路を選ぶことも賭け”であるといった意味も含まれているんだけどね。最近は日本もそうだと思うけど、自然災害が頻発して起きたり、経済状況もやっぱり良くなくて、そうしたことに嘆く人も多いと思うんだ。だからこそ、このリングで少しでもラッキーな気分になってくれたら嬉しいな」

—プロダクトに込められたメッセージと同じように、ビルが不変的に持ち続けているものづくりへのこだわりとは?

「例えば、今つけているブレスレットなんかはデザイン自体がイメージしている人に合うかどうか、またそれが機能的であるかということを一番意識して作ったんだ。昔から好きだったバイクのパーツ組みとかでもインスピレーションを受けたり、しっかりとしたイメージを想定しながらプロダクトの持つ機能美を追求すること。あとはちょっとした工夫と遊び心も忘れちゃダメだよね」

—アトリエを拝見して、改めてビル自身の魅力はもちろん、ビルのサステナブルなマインドがしっかりと行き届いていて、仲間とともに働く環境を大切にしているんだなと感じました。そうした意識はビルの中でいつ頃から芽生えていったのでしょうか?

「ここで働く人は皆、昔からの仲間なんだ。10年とか、長い人だと20年来の付き合いの人間もいる。なので都会へ出て、大きな組織として会社を経営していくというよりは、自分たちの周りの小さなコミュニティから始めていきたいという想いはあったね。今ともにパートナーシップを結んでいる会社もいくつかはあるんだけど、そうしたところもみな近所で、ここらを出る気なんか到底ないんだ。もう何年も共に働いていたら、勝手もわかるし、家族みたいな関係だから。みんなで仲良く働くっていうのが結局は一番だろ?」

—今後の展望を教えてください。

「30年前にブランドを始めた当初は、カバンやレザーのアイテムも作っていたんだけど、今後はそうしたアイテムにも力を入れていきたいと思っている。もちろん変わらずにシルバーもジュエリーも作っていくけどね。ただ事業を拡大する気はなくて、この工房では働ける人数も限られているし、クオリティが高くて、本当にいいものを安い価格で、さらに限られた量で展開していくことから始めていきたいんだ。最近になって、昔から僕のブランドのアイテムを愛用しくれている人たちから当時のアイテムをまた買いたいとか、こんなアイテムが欲しいとかっていう要望を良くもらうんだ。同じようにローカルマインドを大切にしている仕入先とかもいくつか知り合えて、今と同じ身近な関係でリスペクトしあいながら新しいプロダクトを生んでいきたいと思っているよ」

BILL WALL LEATHER
http://www.beams.co.jp/billwallleather/
ビームス 原宿 03-3470-3947
ビームス 渋谷 03-3780-5500
インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948
ヴェイパライズ 03-3770-0550

この度、スペシャルフェアーが開催されます。詳細はこちら

Bill Wall Leather展開店舗
インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948
ビームス 銀座 03-3567-2224
ビームス 二子玉川 03-3707-8998
ビームス 立川 042-548-1070
ビームス 横浜 045-682-2500
ビームス 名古屋 052-265-2610
ビームス ストリート 梅田 06-6366-3695
ビームス 神戸 078-335-2720
ビームス 広島 082-544-2961
ビームス オンラインショップ
http://shop.beams.co.jp/shop/bwl/