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23 Things of BURTON SNOWBOARDS. バートンを知るための23のキーワード。vol.4

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環境・社会問題に対するバートンの回答とは?

今ではだいぶ一般的になった“サステナビリティ”という言葉。自然資源の消費と環境汚染を管理することで経済活動や高水準の福祉が長期的に維持可能となる、いわゆる“持続可能性”を指すわけだが、スノーボードブランドとして直に自然と関わっている〈バートン〉はどんな施策を行っているのだろうか? 生産背景というブランド全体での取り組みから、社員ひとりひとりの仕事環境の改善まで。関わる人みんなを幸せにする〈バートン〉なりのサステナビリティを紹介する。

みんなで自転車通勤。

スタッフのマイカー通勤による二酸化炭素排出量の削減、また、アクティビティとして自転車が健康に与えるポジティブな影響を広めるために会社をあげて推奨しているのが、ペダルパワーと称した自転車通勤だ。毎週金曜日には、スタッフみんなで一緒に通勤をするのが通例となっている。

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集合場所は、街の中心にあるカフェ兼ギャラリー「THE BIRD HOUSE」。9時前になると、徐々にスタッフが集まりだす。

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会社が提携しているため、スタッフはメニューの中から自由に飲み物をオーダーできる。

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会話も一段落したところで、いよいよ出発。

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バーリントンの象徴「シャンプレーン湖」の湖畔を通り、

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緑豊かな街中を抜け、

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オフィスに到着。とはいえすぐに働き始めるのではなく、エントランスのソファで、これまた無料で振る舞われるベーグルやオーガニックフルーツ、「Vermont Coffee Roaster」のオーガニックコーヒーを朝食代わりに小休憩。

何気ない自転車通勤だけど、会社に向かうまでの気持ち良さは格別だし、スタッフ同士のコミュニケーションと仕事へのモチベーションは、満員電車で会社に向かう日本のサラリーマンたちのそれとは比べ物にならないはず。こうしてバートンスタッフの1日は始まるのだ。

ちなみに自転車通勤が難しい人のことも考え、地元の交通機関CCTAとパートナーシップを結びバスのフリーパスを全スタッフに支給しているほか、マイカー通勤者に向けては「相乗りであれば本社入り口近くに駐車できる」という特別ルールが設けられている。

bluesign®との取り組み。

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そして生産背景における取り組みが、一流のアウトドアブランドも取り入れているブルーサイン®とのパートナーシップ。

ブルーサイン®とは、世界で最も厳格といわれる環境保護および労働者と消費者の安全に関する基準のことで、部品ひとつから始まる生産全体への検査が必要とされている。つまり、単に生産されるプロダクトに有害なものが含まれていなければOKというのではなく、糸1本から製品となるまでの素材選びやエネルギーの消費の仕方、騒音や大気・水質汚染、さらには労働者の健康と安全などの全ての条件をクリアして初めて承認されるわけである。

スタイリッシュで機能的。それに加え、ブルーサイン®お墨付きのファブリックを使っている。〈バートン〉のプロダクトが支持される理由は、こんなところにも隠されている。

お問い合わせ先

BURTON
電話:03-5738-2555
www.burton.com