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フイナム ランニング クラブ♡ 番外編 〜ゴープロ持って山を走ってきたよスペシャル〜

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アクションカムの代名詞〈ゴープロ(GoPro)〉。その名前は知っていても、実際に使ったことはないという人は意外と多いのではないでしょうか? そこで、我らがフイナム ランニング クラブ♡のメンバーが、それぞれ〈ゴープロ〉を携え、一泊二日のトレイルランニングの旅へ出掛けることに。山を走りながら写真や動画を撮影し、その機能性や使い心地を体感してきました。最後にはスペシャルムービーもあるよ!

Text_Issey Enomoto
Edit_Hiroshi Yamamoto
All Photos & Movies by GoPro

〈ゴープロ〉を持って、一泊二日のトレランの旅へ!

「〈ゴープロ〉って使ったことあります? トレイルランニングに持って行ったらめちゃくちゃ楽しいですよ」

事の発端は、〈ゴープロ〉のPR担当でありフイナム ランニング クラブ♡のメンバーでもある山下氏のそんなひと言でした。フイナム ランニング クラブ♡部長の榎本も副部長の山本も、〈ゴープロ〉の存在自体は知っていたものの、実際に使ったことはなかった。ふたりともちょうどトレイルランニングにハマりつつあり、また〈ゴープロ〉にも少なからず興味があったので、山下氏の誘いを受けて山へ出掛けることにしました。

行き先は、いろいろと検討した結果、高尾山〜陣馬山の縦走路に決定。ベタと言えばベタですが、都心からのアクセスが抜群で、アップダウンも少なく、初心者でも気持ちよく走れるルートです。土日は登山客で混雑しているのでトレイルランニングには適していませんが、人が少ない平日を狙っていけば比較的空いています。そして高尾山と言えば日帰りでも余裕で行けるところを、今回はあえて前乗りすることに。せっかくなら泊まりで行ったほうが楽しそうだなと。

Airbnbで見つけた古民家の宿に前泊&前夜祭!

集合は京王線の高尾駅。平日の夕方なので、人はまばらです。まずは駅前の喫茶店で山下氏から〈ゴープロ〉を受け取り、使い方のレクチャーを受けることに。使い方は思いのほか簡単。Wi-FiかBluetoothで〈ゴープロ〉とスマートフォンと連携させれば、撮影、閲覧、設定などあらゆる操作をスマートフォン側で行うことができます。

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早速、高尾駅をバックに〈ゴープロ〉で記念撮影。左から、〈ゴープロ〉広報担当の山下泰広氏、フイナム副編集長の山本博史、フイナム ランニング クラブ♡部長のライター榎本一生。

ちなみに、今回の写真はすべて〈ゴープロ〉で撮影したものです。これが予想以上にきれいに撮れてびっくり。しかも驚くほど広角なので、集合写真や自撮りも手持ちで簡単に撮れます。

その後、駅前のスーパーで夕食用の食材を調達。もちろん、酒をしこたま買い込むのも忘れずに。

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食材を調達したら、高尾駅からJR中央本線で藤野駅へ向かい、宿の送迎車で今回の宿泊地『藤野倶楽部 無形の家』へ向かいます。この宿は話題の「Airbnb」で見つけました。

宿に到着後、バーベキューで腹ごしらえ。食事中も〈ゴープロ〉を手放さない面々。

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夕飯を済ませたら、さっさと就寝……なんてことはなく、宴はまだまだ続きます。

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「藤野倶楽部 無形の家」は薪ストーブと囲炉裏のある素敵な古民家でした。囲炉裏を囲み、〈ゴープロ〉をいじりつつ、語らいながら酒を飲む。最高です。

そして翌日。3名ともに安定の二日酔いで朝を迎えます。支度を整えて外に出ると、気持ちの良い青空が広がっていました。周囲は自然が豊かで空気もおいしい。さあ、これからが本番です。今回のトレイルランニングのスタート地点である高尾山口へ向かいましょう。

トレランの起点は、隈研吾設計でリニューアルした高尾山口駅。

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宿から藤野駅までクルマで送ってもらい、電車を乗り継ぎ、高尾山の玄関口となる高尾山口駅に到着。ランニングスタイルに着替え、駅前のコインロッカーに荷物を預けます。

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建築家・隈研吾氏による新しい駅舎をバックに記念撮影。週末は登山客でごった返していますが、この日は平日なのでさすがに空いてます。

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10時45分、高尾山口駅を出発。ケーブルカーの駅のほうへ向かってのんびりと歩きます。

いざ、〈ゴープロ〉を持って、山へ!

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高尾山の麓から山頂まではいくつかの登山道が整備されていますが、今回我々がチョイスしたのは、高尾山の主尾根とは別の尾根から山頂を目指す「稲荷山コース」。

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ケーブルカーの駅をスルーして左の脇道を進み……

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そこから登山道へ入っていきます。

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ここから高尾山山頂まで約3.1km。コースは当然ですが上り基調で、この日は平日とはいえ登山客も少なくないので、高尾山山頂までは「ラン」ではなく基本は「歩き」。たまに人がいなくなったときだけ軽く走る程度にとどめます。

〈ゴープロ〉は3人それぞれが携行。走りながらお互いを撮ったり、アーム付きのマウントで自撮りしたりしながら、マイペースでまったりと進んでいきます。

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3人ともまだ酒が抜け切れておらず、本調子とは程遠い状態。急な上りではあっという間に脚はパンパンになり、心肺も限界に。

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真冬とはいえ気温はまあまあ高く、歩いているだけでじんわりと汗をかくほどの暖かさ。酒もすこしずつ抜けていきます。

そして11時45分、高尾山山頂に到着。標高599m。天気も良く、気分は最高!

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使い方いろいろ。豊富なアクセサリーが魅力。

ここで改めて、今回使った〈ゴープロ〉について紹介しましょう。

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山下氏が頭と腰に付けているのは、キューブ型の「HERO4 Session」。史上最小最軽量のモデルで、携帯性は抜群。¥29,800(税抜き)というリーズナブルなプライスも魅力です。

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そしてこちらは「HERO4 Silver」。背面にタッチ液晶ディスプレイを搭載した、〈ゴープロ〉のフラッグシップモデルです。今回はジンバルと呼ばれる手振れを抑えるサードパーティーの機材を使用して、滑らかな映像を撮影。

どちらも豊富なアクセサリーが用意されているので、用途やスタイルに応じて様々な持ち歩き方が可能です。

さらに山をふたつ越えて、目指すは陣馬山!

高尾山山頂に到着後、西に向かって伸びている山道をさらに進みます。我々が目指すのは、城山、景信山というふたつの山を越えた先にある山、陣馬山(標高857m)。

高尾山山頂から先、登山客の数はグッと減ります。とはいえ、ゼロではないので、すれ違うときや追い越すときは、歩くスピードまで減速するのが鉄則。もちろんその際は、あいさつすることも忘れずに。

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12時30分、城山の山頂に到着。

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城山の山頂では、茶屋で名物のなめこ汁をいただこうと目論んでいたものの、冬季で平日だったためか休業中。残念。

めげずに先へ進みます。

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13時10分、景信山の山頂に到着。

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城山に続き、景信山でも山頂の茶屋が休業中……。さすがにお腹がすいてきました。ザックに詰めた行動食(チョコやナッツなど)でエネルギーを補充します。

景信山から先は登山客がさらに減り、コースも比較的フラットなところが多く、それなりにスピードを出しながら気持ちよく駆け抜けることができました。

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陣馬山山頂では、絶品山菜そばを堪能!

そして14時50分、ようやく陣馬山山頂に到着!

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陣馬山の山頂では茶屋が営業していたので、名物の山菜そばをいただくことに。

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空がどんよりと曇ってきて、景色を堪能できなかったのは残念でしたが、山の上で食べる温かいそばは最高に美味しかった!

さて、お腹も満たされたところで、そろそろ下山しましょう。

下りこそがトレイルランニングの醍醐味!

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下山は陣馬山の一ノ尾根からJR藤野駅方面へ。やはり下りこそがトレイルランニングの醍醐味。一ノ尾根は勾配も緩やかで登山客も少なく、爽快に走ることができました。

陣馬山山頂を出発して約1時間後、フィニッシュ地点のJR藤野駅に到着。今回のトレイルランニングはこれにて終了です。午前10時45分に高尾山口をスタートし、高尾山〜城山〜景信山〜陣馬山を経て、藤野駅に到着したのは夕方5時過ぎ。途中の休憩込みで約6時間30分、約22kmの行程でした。

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下山後は温泉で汗を流して、ビールで打ち上げ!

それから再び電車に乗って高尾山口駅に戻り、駅前のコインロッカーに預けた荷物を受け取って、駅直結の日帰り湯『京王高尾山温泉 極楽湯』へ。

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ここは2015年10月にオープンしたばかりの新しい施設。中は広々していてお湯の種類も豊富。トレイルランニングで疲れた身体を癒やすことができました。

旅の締めは、高尾駅前のホルモン屋にて、肉とビールで打ち上げ!

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ぐびぐび、ぷはー。いやー、うまい! 走った後のビールはやっぱり格別です。

というわけで、『フイナム ランニング クラブ♡ 番外編 〜ゴープロ持って山を走ってきたよスペシャル〜』はこれにて終了。〈ゴープロ〉とともにトレイルランニングをとことん堪能したフイナム ランニング クラブ♡の面々は、心地よい疲労とともに帰途についたのでありました。

今回の旅の総括。そしてスペシャルムービーを公開!

それにしても、こうして改めて写真を見返してみると、なかなかきれいに撮れていますよね。エクストリームスポーツのイメージの強い〈ゴープロ〉ですが、トレイルランニングのようなアウトドアアクティビティにもぴったりであると今回身を持って感じました。普通のデジカメやスマートフォンのカメラでは、走りながら写真なんてなかなか撮れませんから。また、スポーツやアクティビティに限らず、単純に記念写真の撮影用としても、普段のお出かけや旅行なんかに〈ゴープロ〉を持っていったら楽しそうです。

そして、〈ゴープロ〉で忘れてはならないのが、迫力のある美しい「動画」を手軽に撮影できること。今回〈ゴープロ〉で撮影&無料の編集ソフト「GoPro Studio」で編集したスペシャルムービーをご覧ください!

今回活用した〈ゴープロ〉と、そのアクセサリーたち。

最後に、今回の撮影で使用した〈ゴープロ〉およびアクセサリー類をご紹介。撮影方法やシーンに応じて豊富なアクセサリーが用意されていることも、〈ゴープロ〉の魅力のひとつです。

タジマモーターコーポレーション・GoPro事業部
電話:0538-66-0020
www.tajima-motor.com/gopro/