Tapia LOS ANGELES
タピア・ロサンゼルスのB.D.シャツ
2016年、白シャツのベーシック。 先日公開した、フイナムの特集でも深く掘り下げている〈タピア・ロサンゼルス〉。同ブランドはシーズン毎にさまざまなバリエーションのシャツを揃えますが、こちらの白いボタンダウンシャツは、毎回リリースされている定番的なモデルです。白コットンポプリン、一重のバレルカフス、左のみの胸ポケット、標準的な大きさの襟と、2016年における白シャツの正統とも言える一枚。プレスしてタイを通しても、洗いざらしで袖をまくってもさまになる。と言葉にするのは簡単ですが、これを実現できるシャツは限られています。アメリカンテーラードにこだわりながら、生産体制についても常にアップデートを続ける同ブランド。着用した人だけに知ることを許された価値があります。
¥35,000+TAX

モアライド  03-6450-2620

OLDMAN’S TAILOR
オールドマンズテーラーのドレスシャツ
タイドアップにも、カジュアルにも使える万能のシャツ。 素材には140双と言われる高密度のブロード(コットン100%)を使用。柔らかくも滑らかな肌触りが特徴です。ジャケットを羽織ることを前提に着用時の可動性を考慮し、身体の曲線に沿ったパターンメイキングを採用。シャツの顔でもあるカラーは大剣6〜8のcmのネクタイをしたときにベストなバランスが構築できる、レギュラーカラー。このシャツの凄みは、ドレスとしてのつややかな面構えを持ちながら、タイをせず、カジュアルな着こなしに落とし込んだときにも美しく映える点にあります。まさしく万能なシャツと言えるでしょう。
¥20,000+TAX

ザ ディアーグラウンド 0555-73-8845

YAECA
ヤエカのコンフォートシャツ
全く新しいスタンダード。 〈ヤエカ〉が定番でリリースするコンフォートシャツは、白シャツの新たなスタンダードと言い切れる逸品です。スナップボタン、サイドポケット、脇の形状など、日常を支える道具として、細かいところまで考え抜かれています。シャツの定型に決してとらわれず、あくまでミニマルでありながら、革新的な試みがたくさん詰め込まれた一着。シーズン毎に生地やデザインのブラッシュアップが施され、少しずつ進化していく様を追うのも、楽しみのひとつです。
¥19,000+TAX

YAECA APARTMENT STORE  03-5708-5586

PORTER CLASSIC
ポータークラシック
肌に贅沢を。 
しっとりとした柔らかさとシルクのような光沢 。ブランドを代表する KENDO シリーズと同じ「スビンゴールド糸」で織り上げた生地は、ちょっとお目にかかれないくらいに繊細なタッチ。対して、パターンは肩肘張らないリラックスシルエットで、真夏でも腕まくりしてロールアップ仕様でラフに着用することが提案されています。抜群の着心地と美しく空気をはらむさまは、たしかに、1秒でも長く着用していたくなるほど。超長綿に肌をなでられるかのような感覚は官能的ですらあります。同ブランドのこだわりぬいたクリエーションを実感できる一枚。このシャツは、肌にとって最上級の贅沢です。
¥39,000+TAX

Porter Classic 銀座 03-3571-0099

James Mortimer
ジェームス モルティマーのリネンシャツ
アイルランドが誇る名作。 120年以上続くアイルランドのシャツメイカー〈ジェームス モルティマー〉。カスタムシャツメーカーとして設立して以来、さまざまな名門ブランドのシャツを請け負ってきました。その特徴は、やはりアイリッシュリネン。通気性がよく、洗濯してもすぐに乾き、堅牢でありながら、高級感のある光沢を放つ。言わずもがな、日本の風土にもよく合う生地です。ボタンにもカフリンクスにも対応するコンバーチブルカフスや、アイリッシュグリーンのガゼットなどのディテールがさりげなくもアイコニック。リネン素材の透け感が苦手だ、という方にこそ試してほしい一枚です。
¥23,000+TAX

グラストンベリー ショールーム 03-6231-0213

AURALEE
オーラリーのオープンカラーシャツ
ぜいたくが詰め込まれた一枚。 なんといっても、この生地。極細番手のフィンクスコットンを、旧式のシャトル機で、ゆっくりと高密度に織り上げたウェザークロス生地を採用。シャトル機による生地の味や膨らみ、原料による光沢感や肌触りの良さが特徴のシャツです。袖口や裾、ポケット口には、生地の耳を使用。袖や裾には縫い返しがないため、着用感も軽く、美しいラインが出ます。オープンカラーのリラックスした雰囲気をまといながらも、品格を決して損なわない。ゆったりと贅沢な気分で着用できる一枚です。
¥22,000+TAX

CLIP CLOP 03-5793-8588

KAPTAIN SUNSHINE
キャプテンサンシャインのエクスプローラーシャツ

着込む中で魅力を増すシャツ。 カシミア・オブ・コットンと称されるペルー産ピマコットンを用いたコットンオクスフォードは、洗う程に綿が膨らみ、艶感は決して損なわれず、まさに育てがいのあるシャツファブリックと言えるでしょう。ワークやサファリのディテールをもとに構築された左右非対称の前身頃ポケットや、袖の中間に配されたターンナップスリーブ(折り返し)用のディテールなど、実に男らしい印象。サイドに深く切り込んだ裾のカッティングも特徴で、タックインした際の裾のもたつきを抑えます。ヴィンテージのいなたさを殺さず現代的に昇華する。〈キャプテンサンシャイン〉の魅力はきっとそんなところにあります。白シャツにとって、汚れは天敵であるというのが通説ですが、この一着は着用に伴う経年変化によって、より魅力を深めてゆくであろう懐の深さを持っています。
¥21,000+TAX

CLIP CLOP 03-5793-8588

REBUILD by NEEDLES
リビルド バイ ニードルズのオックスフォードシャツ
7枚のシャツを身にまとう。 まず、裾の美しく複雑なカッティングに目を奪われます。これは、それぞれ風合いの異なる7枚のユーズドオックスフォードシャツを解体し、1枚のシャツに再構築した結果成立したディテール。色味、素材感、着丈が異なる生地を用いるため、全く同じものが存在せず、全ての製品が一点物です。〈リビルド バイ ニードルズ〉が一般的なリメイクアイテムと異なるのは、服としてのパターンメイキングが実に優れているから。ここまで複雑に構築された一枚でありながら、シャツとして身につけたときに美しいシルエットを誇ります。白というカラーの持つさまざまな味わいや風合いを一枚で楽しめる、ある種お得なシャツなのかもしれません。
¥17,000+TAX

NEPENTHES 03-3400-7227

ENGINEERED GARMENTS
エンジニアド ガーメンツのワークシャツ

ワークシャツの正統的進化 アシンメトリックなポケットのデザインやヒジ裏の補強布、ボタンなど、ヴィンテージのワークシャツに見られるディテールが満載のアイテム。そこにあえて通常ワークウェアには使用されない上質なコットンポプリンを採用することで、現代的な上品さを併せ持つシャツに。ボタンまで統一されたホワイトカラーは、クリーンなニュアンスと、着込むことで増してゆく味わい深さを共存させます。このアレンジは、ワークシャツの正統進化です。もちろんアメリカ製。間違いなく、長く愛用できる一枚。
¥24,000+TAX


NEPENTHES 03-3400-7227

KICS DOCUMENT.
キクス ドキュメント.のベーシックシャツ
糸開発から縫製まで、オールメイドインジャパン。 デザイナー武石佳南子氏が手がける〈キクス ドキュメント.〉。ルーツはテーラリングにあり、全てのアイテムにその理論や考え方が取り入れられています。糸開発から始まり、生地、付属パーツ、パターン、縫製、加工に至るまで、オールメイドインジャパンでの物作りを徹底。国に根ざした姿勢も、テーラリングのそれに倣っているのかもしれません。こちらのシャツは同ブランドを象徴するベーシックシャツ。 オリジナルのタイプライター生地に微起毛を掛け、パウダータッチに仕上げられています。ハリがあるのにしなやかな肌馴染みの良さが魅力です。一方で、前立てのディテールは、ヴィンテージへの深い造詣をもとに構築されています。シャツからはじまったという同ブランド。細かな作り込みには、なるほどと頷かざるを得ません。
¥19,000+TAX

HEMT PR 03-6427-1030

COMOLI
コモリのバンドカラーシャツ
重力を味方につけたシャツ。 言わずと知れた、シャツの新機軸〈コモリ〉。ご存知の通り、そのゆったりしたシルエットとコンフォータブルな着心地でファンを魅了し続けているブランドです。織りから仕上げまで一貫して糸に負担がかからないように、旧式のスローな織り行程で仕上げたドレスシャツ生地を使用。テールラインの美しいふくらみとカッティングは、適切な素材選びとパターン構築によってもたらされた「重力との高い親和性」を感じさせます。定番のコモリシャツは言わずもがな名品ですが、今回チョイスしたのはバンドカラーのシャツ。ぜいたくな落ち感を楽しむという観点ではこちらに軍配があがるのでは。
¥22,000+TAX

alpha PR 03-5413-3546

nonnative
ノンネイティブのカウボーイプルオーバーシャツ
一枚でも。レイヤードでも。 キュプラ、綿、リネンの混紡素材を使用したプルオーバーシャツ。艶やかな素材、ノーカラー、ハーフジップといった点が印象に残る一枚です。サイドのスリットや、前と後ろの着丈の差、独特のツルッとした素材感など、 〈ノンネイティブ〉らしい構築的な作り込み。細部まで緻密にデザインされているがゆえ、一枚でさらりと羽織るだけで今日的な着こなしが完成します。長めのインナーとの合わせは、これまた同ブランドらしい着こなし。サーマルやタンクトップを中に仕込んで、レイヤードを楽しんでみてはいかがでしょう。ハーフジップの開きも深めなので、インナーとの組み合わせ方によって大きく印象が変化する点も魅力です。
¥26,000+TAX

vendor 03-6452-3072
COVERCHORD

YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STORE
ヤングアンドオルセンドライグッズストアのシャツ
再構築されたヴィンテージ。 カットされた襟の無造作な意匠がまずは目に飛び込みます。触れてみると、8オンスの厚手ダンガリー生地とビッグサイズの迫力に気づき、そしてキャッチーな胸元のワンポイント刺繍も忘れてはならないポイント。白シャツの中でも特に遊びの利いた一枚。されど、アメリカンクラシックのボタンダウンシャツをベースに構築されているがゆえ、懐かしく暖かな雰囲気も併せ持ちます。ヴィンテージのムードを再構築することに関して右にでるものはなし、と言っても過言ではない同ブランドの、真骨頂と呼ぶべきシャツです。
¥20,000+TAX

YOUNG & OLSEN The DRYGOODS STORE

RE-PURPOSE

リパーパスのシャツ
反骨精神と、ディテールへの執心。 最大の特徴は、ミリタリークリースをつまみ縫いのステッチで表現したディティール。軍人が式典の際に、アイロンで折り目を入れる風習からデザインを抽出。ここ最近、バンドカラーといえば、フワッとしたシルエット・着心地のイメージが強いですが、〈リパーパス〉のシャツは、前立てやカフスに強めの芯を使用しているため、パリっとした印象で着用できます。厚めの貝ボタンやミリタリークリースも相まって、艶感のある男らしい雰囲気を醸し出すシャツ。ぱっと見ではわからない、反骨精神のあるディテールが詰め込まれています。
¥22,000+TAX

L'ÉCHOPPE 03-5413-4714

MHL
エムエイチエルのショートスリーブシャツ
ポピュラーかつ気品ある日常着。 〈MHL〉といえば、そのリラックスしたシンプルなデイリーウェアと、なんともいえない品格が魅力。今回チョイスしたのは少しゆったりとしたサイズ感で、夏に適したショートスリーブのシャツです。コットンとリネンを絶妙なバランスで製織した生地の清涼感と、カラーレスの軽やかな着心地は高温多湿の日本の夏にぴったり。やや大ぶりなボタンや、ラウンドした前身頃の裾が、優しげな印象を醸し出すのに一役買っています。定番として長く愛用できるのは、こんな一枚なのかもしれません。
¥16,000+TAX

アングローバル 03-5467-7874

Steven Alan
スティーブン アランのショートスリーブシャツ
江戸時代からつづく技術を、あくまでモダンに。 良心的な価格と、妥協のないものづくり。〈スティーブン アラン〉に対する好意的な声をそこかしこで聞きます。同ブランドのアイコンといえる一枚がこちら。五右衛門風呂で生地を炊き上げて染めるという、”東炊き染め”を施した生地は、柔らかさと自然なシワ感、そしてなんともいえない発色を誇ります。江戸時代から続く伝統的な手法に新たにスポットライトを当て、それを広く愛されるプロダクトとして構築する手腕には脱帽。今年注目を集めるオープンカラーに、サイドスリットのディテールがあわさり、実に今日的なシャツといえるでしょう。
¥13,000+TAX

STEVEN ALAN TOKYO 03-5428-4747

SUN/kakke
サンカッケーのタブカラーショートスリーブシャツ
ホテルマンのように、優雅に。 旧式のシャトル織機でゆっくり織った耳付きのシャツ生地を使用。つややかな生地は、着心地のよさと背筋を伸ばすわずかな緊張感をはらみます。裾とポケット口には生地の耳を使用することで、すっきりとした印象に。特徴的な高めのタブカラーは、昔のホテルマンシャツの意匠をモチーフとしているそうです。なんともいえない高貴な佇まいと、ショートスリーブのカジュアルな雰囲気が共存する一枚。服好きを唸らす魅力が詰まったシャツ。
¥28,000+TAX

▽三角形 03-6438-9309

BAGGY
バギーのショートスリーブプルオーバーB.D.シャツ
現代に舞い戻る、古き良きアメリカ。 1980年代にアメリカの〈ブルックス・ブラザーズ〉のボタンダウンシャツを作っていたハワード・グロスマン氏が同工場で生産開始したシャツブランド〈バギー〉。生地からオリジナルで生産し、それでいてこのリーズナブルな値段を実現している点にまずは賞賛を。前身頃と後身頃を縫い合わせる両脇部分を巻き込んで縫う「本巻き縫い」を採用。これは、ボタンダウンシャツの品質の高さを証明するひとつの特徴として知られています。また、襟先の長さは8cmに指定し、象徴的な美しいロールを実現。プルオーバーでありながら、身頃に余裕があるため、動きやすく着脱しやすいというところもポイント。生地のオックスフォード・クロスは、同ブランドのために特別に織られた別注生地。質実剛健のアメリカシャツを繊細なこだわりで現代に生まれ変わらせる、こだわりの逸品です。
¥8,800+TAX

MAINE 03-3264-3738