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OAKLEY NEO STANDARD Vol.1  次世代のスタンダードを生み出すオークリー

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1975年、ジム・ジャナードによって設立された〈オークリー(OAKLEY)〉。1985年に今でもサングラスの名品として君臨する「フロッグスキン」をローンチするなど、'80年代にはアイウエア業界に参入し、スポーツサングラスのトップメーカーとして不動の地位を確立。'90年代に入るとアパレルやフットウエア等もリリースし、機能とデザインを高次元で融合させた〈オークリー〉の様々なプロダクトは、各界のトップアスリートからストリートまで多くの人々を魅了し続けている。そして今シーズン、〈オークリー〉は次世代のライフスタイルウエア「OAKLEY NEO STANDARD」を発表。ここではその全貌を徹底解剖する。

Photo_Kazumasa Takeuchi
Text_Yasuyuki Ouchi
Edit_Shinri Kobayashi

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服本来の形へと立ち返る「OAKLEY NEO STANDARD」

洋服の歴史を辿ると、その始まりは人類が厳しい気象条件の中で生き抜くためのツールであったと考えられるが、進化とともにその役割は変わり、社会的地位や職業を示したり、時として自身の思想やライフスタイルを表現する手段としても活用されてきた。さらに、デザイン性やトレンド性も重要視され、大量生産・大量消費という、環境への影響まで問題が及ぶこともある。と同時に、その反動から今では服本来が持っている「機能性」や「快適性」に、価値を求める流れも戻ってきている。

そして<オークリー>は、本来持つ「機能性」や「快適性」を最も体現している服がスポーツウエアであると提言。スポーツウエアこそが、スポーツの枠をこえ、未来のスタンダードウエアになる可能性を秘めている。この先、未来のスタンダードになるであろう次世代のライフスタイルウエア、それこそが「OAKLEY NEO STANDARD」なのだ。

この服は「最高の皮膚」である

スポーツウエアをベースに日常の様々な状況下でも、常に理想の衣服内環境を実現し、ストレスなく活動できる服を具現化させたライフスタイルウエア「OAKLEY NEO STANDARD」。

その根幹となるプロダクトコンセプトが「最高の皮膚」を意味する“RADSKIN(ラッドスキン)”である。

「服と身体とのシンクロ(機能性と快適性の一体感)」を追求した“ラッドスキン”は、まさに身にまとう「ギア」と呼ぶに相応しい。そして、最高のパフォーマンスと快適性を融合させながら、服が持つべき必要な要素のみで構成することで、過剰なデザインを排したミニマムなフォルムへと仕上げられている。

次ページからは、アイテムにフォーカス。

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