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Reebok CLASSIC with CYRCLE 文字と絵を巧みにミックスするアートユニット「サークル」はかく語りき

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〈リーボック クラシック〉と「サークル」の相乗効果。

ー今回「リーボック クラシック ストア 原宿」のオープニングイベントでは宇宙服のグラフィックの周りに、なにか描いていましたね。

デイヴィ:つい先日までカナダのモントリオールで「NOTHING EXISTS!(無と存在)」というエキシビションをやっていて、そこで披露した旬な作品を東京でも披露したくて持って来たんだ。目に見えるものはすべて形があるけれど、目に見えないものを形にしたらどうなるか、ということを表現したくてね。人間がまだ触れたことのない未知の世界に僕は興味があって、そのひとつの象徴として「宇宙」が存在しているんだよ。

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ーこのイベントでライブペインティングを披露することになったのはどんな経緯で?

デイヴィ:仲のいい友人の紹介でやることになったんだ。でも、我々は誰とでもコラボレートをするわけではない。その相手のことをじっくり見据えて、共感できる部分があるかどうかを考えたうえで一緒に仕事をするようにしているよ。

ー〈リーボック クラシック〉のどんなところに共感をしたのでしょうか?

デイヴィ:彼らの持っているポテンシャルだね。スポーツブランドとして確固たる地位を築きあげつつも、それに満足することなくまだまだ高い場所を目指して躍進しようとしている。そういったブランドと組んで一緒になにかやるということは、我々にとっても大きな意味を持っているんだ。サークルのメッセージをより多くの人たちへ届けることができるし、〈リーボック クラシック〉にとってもいい刺激を得られるんじゃないかな。

ー今日は〈リーボック クラシック〉の名作「ポンプフューリー」を履いていますね。

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デイヴィ:オールブラックというデザインが洗練されているし、個人的にすごく気に入っていてね。アウトソールの形状が、日本の下駄に似ていると思わない?(笑) 。他のブランドにはないユニークな形がとにかく好きなんだ。ファッションを表現するうえでもすごく活躍するし、履き心地も抜群だからランニングをするときも履いているよ。

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ユニークなプラットフォームを作って、そこにみんなを集めたい。

ーそのシューズを履いて東京の街を散歩しましたか?

デイヴィ:もちろんだよ! 日本へ来るのは今回が2回目なんだけど、世界中のどの都市よりも東京がいちばんクールだと思っている。特に渋谷、六本木、新宿のストリートはインスピレーションに溢れているよね。ファッションや建築を見るだけでもクリエイティビティを刺激される。実は「サークル」の活動と並行して〈ブラック サークル〉という雑貨のブランドもやっているんだけど、これは東京からインスピレーションを受けてはじめたブランドなんだ。

ーどんなブランドなんですか?

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デイヴィ:アクセサリーやラグなどのインテリア類を作っているよ。実はいまかけているサングラスもそうなんだ。こっちの活動では「サークル」のインパクトのあるデザインとは一転して、シンプルなクリエーションを心掛けている。上品かつ上質なもの作りをね。もともとはストリートウェアを作ろうと思っていたんだけど、東京に初めて来たとき、この街のシックな部分に魅了されて考えを改めたんだ。

ーアート活動とブランド活動。リンクする部分はありますか?

デイヴィ:デザインに関してはお互いがそれぞれの活動に影響を及ぼすことはないと思う。そもそもコンセプトが違うからね。でも、どちらの活動でも「いいものを作りたい」という想いはずっと抱き続けているよ。こういった原動力を持ち続けることが大事だと思うから。

ーそこが先程話していた〈リーボック クラシック〉の姿勢と相通じる部分ですもんね。今後はどういったことをやっていこうと考えていますか?

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デイヴィ:サークルのホームページの「FILM」内に「DOUGLIFE」というコンテンツを作っている最中で、そこに注目して欲しい。僕のパートナーであるラバイと一緒に世界中を旅してまわった記録をそこに収めているんだ。ラバイは写真を撮ったり、映像を編集したりするのが得意だから、その能力を活かして面白いものを作ろうと考えているよ。

ーでは、ホームページもこまめにチェックしないとですね。

デイヴィ:そうしてくれたら本当に嬉しいな! 今回こうして〈リーボック クラシック〉と一緒に活動を行えたように、我々のことを気にしてくれる人が徐々に増えてきている。僕たちがユニークなプラットフォームとなって、そこにたくさんの人が集まってくれたら、きっと面白いことが起こると思うんだ。それを実現させるために、我々のクリエーションも質をあげていかないとね。

リーボック クラシック ストア 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-7 ME ビル
TEL:03-5778-4354
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休

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