FEATURE |
アナログとデジタルそれぞれを選ぶ理由。
アナログとデジタルそれぞれを選ぶ理由。
1983年の登場以来、時計に“タフネス”という概念を与え、いまなお進化を続ける〈G-SHOCK〉。“アナログ世代”と“デジタル世代”、2つの人物像の視点から、最新モデルの魅力を紐解く。
Photo / Tatsunari Kawazu,Styling / Naoki Ikeda,Hair & Make-up / Satoshi Ito,Model / Joslyn,Text / Yuichiro Tsuji
シャツ￥36,000（ジェットン ショールーム）、〈ルノア〉メガネ￥53,200（オクラ）、他すべてスタイリスト私物
GPW-1000-1AJF
アナログ世代に贈るハイブリッドな時計。
さまざまな時代の推移を目の当たりにしてきたアナログ世代の男性。若かりしころ、90 年代の文化に陶酔した彼は、次々と新しいものが生まれ淘汰されていく現代で古き良きものの魅力を再確認する。音楽はレコードで聴き、紙に印刷された本のページをめくる。丸縁のメガネとBD シャツを愛し、アメカジ以外は受け付けない。そんな彼が腕に巻く時計は、通称“ スカイコックピット” と呼ばれる人気モデル。ルックスはアナログ。しかし、「GPS ハイブリッド電波ソーラー」を搭載し、最新の技術が詰め込まれている。年を重ね高級時計を手にする一方で、かつて魅了された〈G-SHOCK〉の哲学に再び触れ、これからの人生に思いを馳せる。
知ることができる。ソーラー充電システムにより、電池交換なしで半永久的な駆動を実現。￥100,000（カシオ計算機株式会社）
他すべてスタイリスト私物
GW-M5610-1JF
デジタル・ネイティブが惹かれるレトロなデザイン。
物心ついたころからインターネットに触れ、情報に囲まれた生活を送るIT リテラシーの高いイマドキ世代。デジタルガジェットを駆使し、欲しい情報はすぐに見つけるのは当たり前。スポーツやフェスなどアウトドア・カルチャーに魅力を感じ、そんなファッションスタイルを好んでいる。そんな彼のトレンドは「90's カルチャー」。NBA やヒップホップなど、90 年代について調べるなかで見つけたのは、スクウェア・フェイスでおなじみの〈G-SHOCK〉「5600シリーズ」だ。自分好みのデジタル表示でありながら、佇まいはレトロ。そんなルックスのギャップに新鮮さを感じ、電波機能がついた最新モデルをネットで即購入したのだ。
世界6 局の標準電波を受信し時刻を自動修正してくれる。￥20,000（カシオ計算機株式会社）
期待のニューモデルは、男心をくすぐる機能とデザイン！
どんなに過酷な状況においても、存分にそのパフォーマンスを発揮する「マスターオブG」シリーズから、「MEN IN CAMOUFLAGE」が登場。タフな耐久性と精緻な機能に、カモフラージュの精悍なデザインが加わった究極のアイテムである。
自然の変化に即対応。
ジャングルでの使用を想定して作られた「RANGEMAN」は、究極のタフネスに加え、自然現象を高速かつ高性能に計測する「トリプルセンサーVer.3」を搭載。これにより、方位、気圧・高度、温度を感知する。GW-9400CMJ-3JR
¥52,000（カシオ計算機株式会社）
水中でもお構いなし。
「FROGMAN」は200ｍの潜水用防水機能と、潮汐情報を知らせるタイドグラフを搭載するほか、潜水時間を管理する本格ダイビング機能も兼備。水中でも正確な情報を読み取れる、視認性の高さも魅力的だ。GF-8250CM-2JR
¥48,000（カシオ計算機株式会社）
無敵の保護能力を搭載。
防塵・防泥作用のあるマッドレジスト構造で、ボタンの保護能力をより一層高めた「MUDMAN」。方位や温度を計測するツインセンサーも配備しており、砂漠等の環境下において抜群の機能性を発揮する。GW-9300CM-1JR
¥39,000（カシオ計算機株式会社）
タフネスとファッション性の追求。
G-SHOCKが本来持つタフネスはそのままに、カジュアルデザインにスポットを当てて設計された「Heathered Color Series」が誕生。パーカーやスウェットに用いられる「ヘザード柄」が、特殊な印刷技術により、ダイアルからベゼル、バンドに至るまで余すことなくプリントされている。
